四十六の瞳の巣立ち

出来れば快晴の下で送り出してあげたかった、
地元の小学校の卒業式に参列しました。
第71回とあり逆算すると私は第14回あたりだったでしょうか。
遠き日の自分と重ねる日でもありました。


六年間クラス替えもなくみんなが兄弟姉妹のように、
お互いの心を知り尽くして過ごせたことでしょう。

1月に特別授業でおじゃまして、
つたない人生の話を聞いてくれ自然薯料理を食べた時から、
それほど経っていないのに随分と大人になったなぁと感じました。


23人が一人ひとり壇上に上がって、
卒業証書を受取ります。
小規模校ならではの光景ですね。


そして壇上で六年間の思い出と中学校への決意や夢を語ります。
キーワードは通学団や協力班を通じて、
“仲間の大切さ”と自分の“成長”だったのかな。

おぼこかった私の時代とは違って、
みんな堂々として過去と未来を見据えているようで、
頼もしく思えました。


圧巻だったのは在校生と卒業生による、
言葉と歌のかけ合いが10分以上続いて、
日ごろの学校生活での繋がりの強さと深さを感じました。
小規模校ならではですね。


最後に校歌を全員合唱して、
思い出の学び舎から巣立っていきました。


市外に住んでいる私の孫も小学校を卒業したし、
上は高校受験に合格したよと嬉しい電話が入ってきました。

＜　夢語り瞳輝く卒業式　＞

片づけの一日

昨日は朝から雨の一日でした。
今朝もしょぼしょぼ降っています。
ソメイヨシノの開花宣言が相次いで、
このままだと三月中に満開となってしまうのでしょうか。
4月8日から仲間と九州の桜を見ようと計画していますが、
この様子だと散り桜の旅となるか。

これは日曜日に総会へ出かける前に、
我が家の庭先で撮った桜です。
もう満開なんですが、
実はサクランボの花です。
こちらはいつも通りの開花です。


昨日は区長の変更書類を出張所へ届け、
総会会場に残っていたゴミの片づけをして、
帰宅後は各種書類を項目ごとにファイリングするなどして一日が過ぎていきました。
今週の土曜日に新区長と書類等の引き継ぎを予定しているため、
雨の日は丁度いい片付け日和です。

今日は小学校へ出向き若き卒業生の旅立ちを見送ってきます。

＜　春の雨大地潤し童翔ぶ　＞

卒業できました

三月の第三日曜日は地区（町内会）の総会と決まっています。
一年間の締めくくりと新年度へ向けて、
地区の方向性と新体制を決める日です。


午後１時に始まってすべての議事が終わったのは４時過ぎでした。
議長をしていて予定していたより30分位は早く終えれたでしょうか。
又市長と県議には年度末の忙しい中、
来ていただきありがとうございました。

50戸足らずの小さな集落で限界集落一歩手前です。
10年前の人口で比較すると何と20％も減少していました。
あわせて長閑な田舎と思っていたら、
犬山市の東の玄関口と相まって住環境の変化が著しく、
課題はつきません。

こうした様々な問題を行政の課題としても共有するよう、
地域のリーダーとして行動し提案してきましたが、
方向性も見えてきたので卒業させていただきました。

思えば13年前に何も分からぬままの区長を経験し、
その後は地域資源であるキャンプ場の組合長を含む役員を10年間務め、
再びこの2年間区長を務めてきました。

さほど物事に動じるタイプでないですが、
それでもそれなりのプレッシャーやストレスはありました。

これからは責任から開放された一住民となりますが、
ますます少人数となり金太郎飴みたいな地域なので、
経験を生かしながら地域に貢献していくことかな。
ようやくにして本業となる自然薯づくりに励みます。

＜　卒業とはステップアップへの区切りだね　＞

土の元へ

一雨降って畑は丁度いいお湿りです。
二月初めに種を蒔いて育てていた野菜の第一陣を、
畑に移す日がやってきました。
植え頃なのがハクサイです。


夏の需要はイマイチですが20株を定植しました。
この冬は何と一玉800円もしたとか。

雨が降る前に肥料を散布して耕運機で耕し、
畝を作っておきました。

雨が降った後にマルチを敷いて、
移植となったものです。


まだまだ朝は霜が降りるので、
不織布で覆ってあげました。


昨日は犬山城で新しい鯱に取り替えられたセレモニーがあったと、
ニュース報道されていました。


絵を見る限りまだ避雷針は設置されていないようです。
鯱君にはいつまでも国宝の天守を守って欲しいですね。

あわせて予備の鯱との記念撮影も行われ、
多くの人が城とともに笑顔で写されていました。


＜　新鯱に永久の願かけ犬山城　＞

二期工事完了

雨の後は寒くなりました。
通年だとこれが三月中旬の気候でしょう。
桜の開花宣言が相次いでいますが、
やっぱり満開は4月上旬の入学式あたりがいいね。

八曽モミの木キャンプ場に向かう狭隘道路の退避場新設工事の、
今年度計画分が完了しました。


昨年度から始まって二期工事目となります。
特にここの数百メートルは交通の難所です。
双方から車が来たらすれ違いもままならず、
キャンプ場の繁忙期には大渋滞を引き起こしていました。


現在の市長になってから一気に事が動きだしました。
こちらはもう一ヵ所拡幅して欲しいと要望しており、
来年度以降に三期目の工事が予定されています。
30年前に地元と交わした約束でもあった課題ですが、
現市長が真摯に市民と向き合おうとする姿勢の表れでしょうね。

ただ難所の数百メートルを全面拡幅とはいかず、
来場のお客様には譲り合って慎重に通行していただく区間が殆どです。
ここを抜ければ自然のパラダイスが待っています。


＜　春来たり狭き道抜け森のオアシス　＞