前回は、ある小説本に手を出したことを後悔した後、「トムは真夜中の庭で」(ピアス、岩波少年文庫)を読んで感激したところまで掲載したと思う。
最近購入した本一覧。
1「魔法の樽」(マラマッド、岩波文庫)
2「超弦理論入門」(小栗博司、ブルーバックス)
3「骨が語る日本人の歴史」(片山一道、ちくま新書)
4「生命の星の条件を探る」(阿部豊、文芸春秋社)
5「真夜中のパーティ」(ピアス、岩波少年文庫)
6「昭和天皇実録を読む」(原武史、岩波新書)
自然科学関係本が二冊入っている。大学から人文系を排除しようとする政府の動きに呼応するものでは断じてない。私はもともと、考古学趣味があり、それが高じて星の成り立ちとか理論物理学とか不可解な数式などに引き込まれることがある。その他、文学系が二冊、人文科学系が二冊とバランスは悪くないと思う。
私にとって、読んでいない本が満載の書店で、この本もあの本もほしいけど今日買うのはどれにしようとウロウロするときが、最高のストレス解消の時間。体中から喜びの汗がしたたり出てきて、いつの間にやら、身体の不調が吹っ飛んでいるから不思議だ。(2015.11.2)