二日前から耳の調子が良くない。右耳は2005年秋、突発性の難聴にやられて以来、あまり頼りにならない。なので、また右がパンクしたのかと思ったのだが、昨晩、両耳をふさいだり、ほじくったりしてみたところ、どうも左耳がボォボォしているらしい。私のようなボォッとした性格なら使いようがないわけではないが、耳がそうなったら不便だし、気持ちのいいものではない。
今日、耳鼻科で告げられたのは、「低音障害型急性感音性難聴」という覚えきれないほどの病名。主に低い音域の聞こえが悪くなり、つまった感じや低い耳鳴りを伴う。原因のひとつとして、耳のリンパ液が増えるためと推測されるが、なぜリンパ液が増えるか医学的に原因は解明できていない。過労、寝不足、ストレスなどが疑われ、治療で聴力回復の可能性は高いが、一部難聴が残る場合や、症状をくり返すとメニエール病に移行することもある。という丁重な説明書をいただいた。それ以上聞くと、次に何が飛び出すか恐ろしくなって、ひと言も発せず退散。
私はとくべつ神経繊細なのだろうか? ストレスに弱いのだろうか? などと隣人に聞いてみるのだが、ほんとにそうね、と相手にしてくれない。(2016.8.3)