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2018.5.5 『丸山』(当別・500m)  なかなかいい山じゃないかぁ~

 

 GW後半の5日朝、

ゆっくり9時に来てもらい、Hiromiと家を出た。

天気予報が雨模様を伝えていたので、

「どうでもいいや」的な感じで、

また当別町青山奥に向かった。

当別丸山の存在は、

随分古くから知っていたが、

これまで未踏のままだった。

その標高とひじょうに緩やかな山体から、

わざわざ登りに行く山ではなく

何かのきっかけを待っていた気がする。

それがこんな悪天予報の休日に訪れた。

 

10時50分、

道々滝川~浜益線の青山分岐から1kmほど

滝川寄りにある林道入り口の駐車帯をスタート。

天候は小雨。

車の中で雨が止むのを待っていたが、

止むことはなく、

小降りになったところであきらめて外に出た。

林道をしばらく登っていくと、

針葉樹の植林地に出た。

しかし、周りが針葉樹林帯で遠くを見通せない。

そこで『丸山』であろう方向に歩を進めてみた。

するとすぐに遠く『丸山』の頂上部が見えた。

予想より遠い印象だ。

山と言うのは離れた地から眺めるより、

その中に入ってしまうと、

随分奥行きが深いと感ずることが多々ある。

 

その姿を視認してしまえばこっちのもの。

持ち前の野性的勘を働かせ、

尾根筋を北進する。

ところどころで雪が融けきり、

笹藪漕ぎとなる場面が。

また、藪漕ぎに耐えきれず、

ツルツルねんどの崖上地形を下ることも。

そんな下降を終えると、

頂上に向かって最後の登りが待っていた。

残雪をつなぎながら、

快調に歩を進める。

そして背後には素晴らしい景色が広がっていく。

しばしうっとりと見とれるほどの、

迫力ある景色だ。

この山からそんな景色を堪能できるとは・・・

全く期待していなかった展開に、二人して感動!

 

急斜面から、美しい白樺の緩斜面に入ると頂上は近い。

空からは相変わらず小さな雨粒が落ち続けるも、

もはや気にならない。

12時20分、『丸山』。

そこにはやはり絶景が広がっていた。

もっと早く登らなかったことを後悔したしだいだ。

短時間登山と決めて水も食料も持たずに登ったので、

直ちに下山開始。

下山は雪が融けきったところでの時間ロスを考慮し、

登路の足跡を忠実に辿った。

そして13時15分、駐車地。

下山後浜益温泉へ汗を流しに行ったが、

これがまた混んでひどい。

洗い場の争奪戦だ。

温泉から出るとHiromiも同じことを言い、

二人してもう浜益温泉はやめようという結論に達した。

その後も雨が止むことはなく・・・

しかし浜益まで行ったなら、

増毛山地の一座でも狙いたいもの、

とりわけHiromiが未踏の『浜益御殿』に登らせようという気になった。

 

それで石狩市浜益区幌から、

旧幌中学校の前を通り。

林道奥まで入って車中泊。

しかし雨は止むことがなく、

そこまで行ったことを後悔しながら酒を飲んだ。

 

 

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