goo

2018.5.27 『ピンネシリ山』(1,100m) 北東斜面はまだ白い

 日曜日の朝、乃々家族を送り出し、

30分差でHiromiが到着。

一泊二日の山行に出発した。

Hiromiが土曜出勤で月曜日が代休と決まっていたので、

私も有給休暇を取得しておいた。

 私はこのところ腰痛に悩まされている。

発端は4月の忙しい時期だったのだが、

原因はわからない。

腰と言うか背中が痛だるい。

そしてその痛だるさが位置を変えて、

上や下へと動き回る。

そんな不快感を背負って登るのは非常に辛く、

先日の『神居尻山』にはやっとの思いで登った。

それでこの度は様子見登山とし、

日曜の朝深川の音江連山へ向かった。

ところが途中の新十津川を走っていると、

左手に見える『ピンネシリ山』の東から北斜面がまだ白く、

とっさに登りたくなり、即変更!

Hiromiと二人の山行では、

このとっさの変更が常だ。

  新十津川町の「そっちだけスキー場」を過ぎて、

砂金沢に沿う林道に入った。

この林道は狭い、危ない、汚いで好きではない。

登山口そばの駐車地に着くと、

先行者だか山菜採りだかわからない車が3台あった。

  10時25分、駐車地をスタート。

100m手前の登山口から入山。

『ビンネシリ山』にここから登るのは、

Hiromiと知り合った頃以来だろうから、5年ぶりになるか。

 登山道を進んで行くと、突然エゾ松の倒木だ。

それを回避して終わりかと思ったがあまかった。

それからは倒木の嵐だ。

次から次へと現れて登山道を寸断する倒木にはうんざりだ。

11時20分、車道合流点。

『ピンネシリ山』には舗装された車道が頂上まで施設されている。

頂上に20年ちょっと前に建てられた

「雨雪量観測レーダー」設備を保守管理するための道路だ。

夏道は車道と交差して前方の尾根筋に続くが、

ここから車道を進むことにした。

夏道を進むと、『待根山』の北斜面をトラバースすることになる。

しかし、下から目にしたそのトラバースは斜度がきつすぎて、

アイゼン装着でもどうかな? と。

 

車道歩行を開始すると、

間もなく車道が残雪に覆われた。

ストックを出してコツコツ歩を進める。

そして左手に『待根山』を過ぎた辺りから沢型の雪渓に入った。

傾斜がきついなかを一歩一歩登り詰めて、

『待根山』と『ピンネシリ山』のコルに突き上げた。

そしてここで夏道に合流。

その後は登りなれた急登を経て頂上へ。

12時520分、『ピンネシリ山』。

ここでちょっと遅めの昼食。

それぞれラーメンタイムだが、

私は「元祖ネギラーメン」。

ギョウジャニンニクはそこらじゅうに自生している。

Hiromiはこのギョウジャニンニクが嫌いなんだと。

従ってニンニクも嫌いなんだそうだ。

 

昼食後はそのまま忠実に往路をたどって下った。

ただ、登山道との合流点では倒木だらけの登山道は捨てて、

長くなるのを覚悟でそのまま舗装道路を下った。

淡々と下り、頑強なゲートを過ぎると、

またなが~い林道歩きだ。

感覚的に4kmほどか。

しかし新緑の頃、目にする辺りの景色が美しい。

パッパパッパ歩いて、

15時10分、駐車地。

う~ん、まだ雪上登行も楽しめて楽しかったねえ~

そして問題の腰痛が鳴りを潜め・・・

 下山後最寄りの新十津川温泉で汗を流して美唄ダムに向かった。

 

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )