北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2019.5.4 『御茶々岳』(1,331m) GW山旅④-②
4日は富良野市山部の「18線林道」から、
『御茶々岳』に登った。
この山も回を重ねて登ってきたが、最後に登ってから2年が過ぎたか・・・
この春は本当に良く晴れる。
3月以降雨に当たったことがないんじゃないだろうか?
まあ、雨予報となると、
即馬追丘陵でのトレーニングに切り替えるのだが。
4日の7時ちょうど、
18線林道ゲート300m手前の駐車地をスタートした。
スタート時点で既にポカポカ陽気。
林道周辺に雪渓は見当たらない。
ゲートのすぐ手前で、倒木が道をふさいでいた。
ゲートは開放されているのだが、
倒木が妨げとなり、如何なる車も進入できない。
そんな倒木がこの先にもあった。
広く明るい林道を歩き、7時05分、林道終点。
ここから正面の斜面に取り付くのだか、ちょっと困ったことに。
増水した沢で渡渉点が見つからない。
流木は大量にあるのだが、どれもこれも橋として利用するのが難しい。
私一人なら走って渡れば済むことなのだが、
Hiromiが一緒だとそうはいかない。
しかし行ったり来たりしているうちに、
何とか利用できる流木を見つけて、靴中を濡らさずに渡りることができた。
そして西に向かう斜面に取り付いた。
ここからがこの山の核心で、急登の連続となる。
またこの日の太陽は、力一杯陽光を投げかけてくれ、
暑くて汗が滴り落ちる。
ただでも辛い登りに暑さが加わり、もうきつくてきつくてたまらない。
それでも一歩一歩歩を出せば、いつか着くんだ頂上に!
CO.1,200の急登で、突然背後に名峰『芦別岳』が、
裾に控える岩稜帯とともに姿を現す。
その昔初めてここを登り、ここからの『芦別岳』の姿を目にしたときは全く声が出ず、
ただただその荒々しくも美しい姿に見いるばかりだった。
そしてこの度Hiromi もまた感嘆の声を上げるが、
そこは斜度のある急斜面ゆえ、気を抜くことはできない。
ようやく頂上に続く尾根に上がったが、
今度はわずかな距離を腐れ雪に悩まされた。
深いところは腰までとられ、さっぱり進まない。
なんとかかんとか踏ん張って、
10時25分、『御茶々岳』。
登行時間を見ると、これまでとたいして変わらないが、
今回が一番キツかったかもしれない。
もうヘロヘロ~
この山に登るときは「晴れ」と決めているので、
頂上からの素晴らしい景色は何度も目にしてきた。
しかし、それでも改めて感動する素晴らしい山岳風景が、
そこには広がっている。
そんな素晴らしい風景を堪能しながら、Hiromi と早い時間の昼食とした。
このあと『松籟山』を廻って下山するつもりだったが、
下部の融雪が進み、藪こぎを強いられることになるので、
登路をそのまま下ることにした。
急斜面をスタスタ下り、
11時55分、林道終点。
暑い陽射しの林道をてくてく歩いて、
12時30分、林道ゲート。
12時35分、駐車地。
まだ時間が早かったので、「ハイランド富良野」へ行き、
その駐車場で濡れた装備を天日で干した。