北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2019.5.19 『無名山』(805m)~『沖里河山』(802m) 新緑の音江連山を楽しむ
日曜日の朝は深川市の「音江連山」麓で目覚めた。
もう夜明けがかなり早くなったが、
6時半まで目覚めなかった。
この朝もいい天気だぁ~
今年は本当に天候に恵まれてきた。
こりゃあ7月の蝦夷梅雨の時期には、
けっこう雨に降られるのではなかろうか・・・
7時15分、登山口をスタート。
いつものように『音江山』への登山道を登り、
「音江山分岐」から『音江山』には向かわず、
『無名山』~『沖里河山』を廻って、
「イルムケップスカイライン」を下る。
入山と同時に辺りは新緑の世界が広がる。
ついこの間まで純白の世界を歩いていたと思ったら、
もう周りは緑、緑、緑・・・
この若々しい新緑が美しい。
そんな気持ちがよく美しい新緑の世界を愛でることもなく、
猛牛は相変わらずガンガン先を行く。
汗が吹き出るって言うのによう・・・
対して私は夏のいでたちに切り替えた。
やはり暑い日は短パンで登るのが一番だ。
急登を経て7時40分、『剣山』。
ここからしばらくは平坦な尾根歩きとなる。
そしてまた急登。
また平坦地。
更に急登と繰り返し、
8時15分、「音江山分岐」。
ここまで登るとホッとする。
ここからは見通しの効く稜線歩きとなる。
そして進行方向に目指す『無名山』が見え隠れする。
暑いのだが風があって気持ちがいい。
登山道脇にはギョウジャニンニクが自生する。
今は採ることもなくなったギョウジャニンニクだが、
ジンギスカンに入れて腹いっぱい食べたいねえ・・・
アップダウンを繰り返して、
8時55分、『無名山』。
全国の「無名山」の中で、
この山ほど「無名」を強調し、
立派な山名標識が備えられている山は他にないだろう。
この辺りになると残雪が現れる。
熱い手を雪で冷やすと実に気持ちがいい。
楽しく歩いて、
9時20分、『沖里河山』。
この『沖里河山』に立つと、
この日の行程の全てが見渡せる。
登り口からの尾根を目で追い、
更に『音江山』と『無名山』の稜線を追い続ける。
自らが歩いてきた行程を、
これほどまでにはっきり視認できる山はなかなかない。
『沖里河山』から約4km下るイルムケップスカイライン。
名前はかっこいいが、実態はただの林道。
その林道にはまだ雪が残り、車では通れない部分があった。
前日増毛山地まで出かけて、
我々が歩いた林道には何も雪が残っていなかったのに、
ここにきて残雪って、なんかおかしくねぇ~!?
10時30分、登山口。
この音江の山には私が知る主が二人いる。
ひとりは「P」、そしてもうひとりは「Shike」だ。
この二人はここでトレーニングに励む。
トレーニングには素晴らしい山域だ。
ここで鍛える二人の強さがよくわかる。
二人のどちらかに会えないかと期待していたが、
この日は二人とも現れなかった。
そんな「音江連山」も、この私にはだんだんきつくなってきた。
そしてこの日も締めくくりはもちろん「サイゼリヤ」!