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2023.11.12 『上春別』(カミシュンベツ・179m)  雪の季節がやってきた!

 先週末の土曜日は出勤だったため、

日曜日だけの山行となった。

年末年始に向けての繁忙期となり、

この後クリスマスのころまで、

土曜日は全て出勤となる。

週に休みが日曜日だけ、

となるのはひじょうに辛い。

しかしそれも今年が最後と思えば、

まあ我慢しましょ!

ただ、そんな中でも今週末と来週末の土曜日は、

有給休暇を取得する。

まるっきりの土曜出勤にはお付き合いしきれない。

 日曜日は前日の初雪の後で、

林道を歩きながら雪がかぶった風景を眺めることとし、

Hiromiと当別町から青山方面に向かった。

ところが当別町弁華別で、

積雪量が急に増えだした。

除雪車がまだ出動しておらず、

道路にはわだちができている。

そのまま先へと進むと、

積雪量はまだまだ増えることになる。

タイヤもまだスタッドレスに交換していないため、

危険を避けるべく引き返した。

但し、私の車のタイヤはオールシーズン用なので、

アイスバーンにならない限り問題はない。

 引き返して当別町から石狩市厚田区望来に向かった。

そして道々527号線の、

峠付近で脇道に入った。

そばに巨大風車が建つ。

作業道の入口を駐車地として、

雪を踏みしめながらスタート。

この丘の上には風車が2基建っている。

その一方に向かって歩く。

広い大地の中に、

巨大なプロペラをもつ風車が建つ。

なんとも見事な風景だ。

ただ降り出した雪がうっとうしい。

そして歩くほどに降り方が強まり、

ただただ黙々と歩いて行く。

風車横から廃道の作業道へ。

作業道はその先で地形図にない林道に出る。

今年の初め単独でここを訪れた時は、

除雪されて林業が活動していた。

しかしその後は車両の通行も少なく、

ひっそりとしていた趣だ。

 雪景色の林道を2kmほど歩くと、

「上春別」の基部に到達。

藪に突入した。

距離は短いが、

雪をかぶった笹が結構濃い。

ようやくピークに達して、

三角点標石を探すも見つからない。

しばらく粘ったが、

やはり見つけることができずあきらめた。

今度は雪のないときに探してみよう。

 林道に戻って復路に入ると晴れてきた。

青空の下で雪をかぶったトドマツが美しい。

そしてまた風車のある風景へ。

風力発電の風車は、

自治体により景観が損なわれる、

としばしば問題になるが、

私は逆に美しいと思う。

この風車を見ていると、

「風の谷のナウシカ」を思い浮かべる。

風車のある景観については、

Hiromiも同じく「美しい」と言う。

 駐車地近くの紅葉したカラマツ前で早めの昼食とした。

簡単な昼食を摂って駐車地へ。

この直前で東側に5基の風車を目にした。

これは先月「高岡山」に登った際、

西側に見えていた新たな風車だ。

しかもその時は4基だったのだが、

今は5基が建っている。

ただ、プロペラは回っておらず、

まだ稼働していないようだ。

風力発電が先へと進んで行く。

 

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