北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.6.29 「365mピーク」(上砂川) ジギタリス咲く丘で・・・
先週末の土曜日は午前中赤平市で、
素晴らして晴天の下『イルムケップ山』に登った後、
上砂川町に移動した。
上砂川町から奈井江町に抜ける道々を走り、
「上砂川トンネル」を抜けて少し下ったところで、
「上砂川橋」を渡る。
この橋を越えたところに林道の入口が現れる。
入口にはチェーンゲートがあり、
ふだんは施錠されているのだが、
この日は鎖が外され、
中で作業されていることを伝えるのぼりが立てられていた。
また、この林道入口の道々沿いには、
運よく駐車帯が設けられていたので、
これを駐車地とした。
ここで登る「365mP」には、
林道を1kmほど利用したのち、
藪に入ってピークを目指す予定だ。
日差しが強く、
もう昼近かったので暑い!
そんな中で林道を歩いて行くと、
すぐに重機と木材集積場が現れた。
明らかに林業が活動しており、
奥で伐採作業が行われている。
そういう作業の邪魔にはなりたくないので、
いざとなればいつでも藪突入の覚悟で歩を進める。
しかし、予定の地点までは林道を利用できた。
ただ、そのすぐ向こうで重機が1台、
林道の整備をしていた。
そして我々が藪に入るとすぐ、
重機のオペレーターが駆け寄ってきて、
「すみませ~ん、ゲートが開いていたから入ってきたんでしようが、
今工事が終わったので重機を下げてゲートを施錠します」、
と言ってきた。
それに対して私が応えた。
「林道に車は入れていない。道々沿いに置いて来たよ」。
すると「ああそうですかぁ!」と言って終了。
暑い中での藪漕ぎはきつい!
しかし距離が短く、
ほどなく稜線状の尾根に上がった。
ここからしばらくほぼ北に向かう。
藪は薄くなって歩きやすい。
そして東には「西山」(543m)と、
広い伐採地の風景が広がる。
またその奥には遠く、
直前に登った『イルムケップ山』が見える。
藪中の尾根を進んで行くと、
「365m標高点」過ぎて、
突然前方の視界が開け、
伐採地に飛び出した。
これよ、これ!
この突然の感動を得るために、
わざわざ藪漕ぎでここに上がった。
この場面にHiromiも、
「わぁ~っ!!」。
伐採地に出ると、
すぐ目に入るのがジギタリスの花だ。
この伐採地にはすごい数のジギタリスが咲いている。
花なぞ調べてみることもないのだが、
この度はネットでちょっと調べてみた。
するとジギタリスの原産国は、
ヨーロッパ、西アジア、北東アフリカで、
毒性があり薬草として利用されているらしい。
また和名は「キツネの手袋」だそうで、
この和名は知りたくなかった。
素晴らしいジギタリスの花を楽しみながら、
広い伐採地で遅めの昼食としたが、
私は暑さと体力消耗で、
もう何も口にしたくなかったが、
カップ麺だけをなんとか流し込んだ。
昼食の後はそのまま伐採地を下り、
軽い藪漕ぎを経て道々の「上砂川橋」に下り立った。
すると駐車地は目の前だ。
今年もいい花見ができてよかったと、
Hiromiと満足の帰途に着いた。