goo

2024.7.15 『本安平』(ホンアビラ・215m)  広い伐採地の奥へ!

 

 先日の「海の日」は、

今の勤め先では初めての休日だった。

これまでは繁忙期とあって、

7月は土曜日が全て出勤日であり、

この「海の日」さえ休むことができなかった。

それではじめはやめようと思っていた。

しかし働いているうちに居心地がよくなり、

結局今の会社に勤めて8年半となった。

いつの間にか社内で最高齢者となってしまった私だが、

残りが1年未満となった。

辛いわけでもきついわけでもない、

実に楽で楽しい職場だ。

有給休暇も自由に取得でき、

今年度の有給休暇は既に使い切ってしまった。

 冒頭から話しがずれた感じだが、

「海の日」の祝日は安平町追分旭地区で、

伐採地の麓を駐車地として、

「本安平」(二等三角点)に登った。

昨年末この山に登った時、

麓の伐採面積が広がり、

大変感動したことを思いだし、

伐採地のその後の様子を見たかった。

安平町に向かう田園地帯は大変景色が良い。

畑の麦はいい感じに育っていた。

 伐採地の下部は緑の雑草に覆われて美しい。

林道を歩いて行くと間もなく、

昨年伐採されたところが見えてくる。

そしてそこで機械音が響いていた。

伐採地の中で草刈りをする人がおり、

その刈り払い機のエンジン音だった。

「ウィーン」という音が自然の中に響きわたる。

いいね、あの仕事・・・

 

 伐採地の風景が過ぎると、

チェーンゲートを越える。

と、そこに新たな作業道が見えた。

ブルドーザで切り開かれた作業道が、

荒れた林道とは別に、

山肌を削って続いていた。

これは新たな伐採が始まるということだ。

周囲を見回すと立派なカラマツが林立する。

また楽しみができた。

せっかくだから、

新たな作業道がどう伸びて行くのかを確かめることにした。

ブルドーザのキャタピラ痕が残る作業道を行くと、

やがて終点を迎えた。

そこで藪に入って尾根の頭を目指す。

この辺りの笹は茎が細いので、

そんなに苦ではない。

尾根筋を拾って東へと進み、

二等三角点「本安平」

無積雪期に久しぶりに訪れたピークは、

笹に覆われていたので、

ハサミを出して笹刈りをした。

下山はピークの一本西側の尾根を下った。

そして古く既に廃道と化した林道に下り立った。

これを歩いて行くと、

「胆振東部地震」で崩壊した斜面の下を通る。

その後チェーンゲートを越えると、

再び伐採斜面が現れ、

今度は二人の作業員が草刈りをしていた。

いいわあ、あの仕事!

広い伐採地の草刈りなんか最高じゃないか!

70歳になっても雇ってくれるかなあ?

しかし、仕事は伐採地の草刈りばかりではないだろうし・・・

 駐車地に戻る前に、

林道を離れて伐採地の中を下った。

すると雑草が思いの外深く、

「こりゃ失敗!」。

しかし緑はとにかく美しく・・・

ただ暑い!

バテぎみぃ~

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )