北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.7.7 『歴史村』(592m) 雨の止み間をぬって・・・
先週末の土日は、
両日とも雨の予報だったが、
土曜日はなんとかそれを回避できた。
しかし日曜日は朝家を出るときから雨が降り、
いつものようにHiromiを迎えに行っても降り続いていた。
そんな中この日も事前の予定は立てづらく、
出たとこ勝負ということにして、
とりあえず夕張へと車を走らせた。
最終的には雨具着用で活動することにしたが、
準備や後片付けの際に、
足もとが汚いのはごめんなので、
足もとがきれいな、
アスファルトを駐車地としてスタートできるところを選定。
それが「歴史村」(四等三角点)だった。
「歴史村」の麓には、
かつて観光客で賑わった「歴史村」公園がある。
夕張の炭鉱が閉山した後、
観光地として売り出すために、
遊園地や公園が造成された。
しかし、山間部の奥に位置する夕張まで観光客を呼び込むこと難しく、
いつのころか「石炭の歴史村博物館」を除く、
全ての施設が閉鎖に追い込まれた。
旧「歴史村公園」の広い駐車場に着いても尚、
雨は降り続けた。
しかしHiromiが携帯電話で、
ピンポイント予報をチェックすると、
雨はじきに上がる予報だ。
まあ、一時的に上がるだけのことのようだったが、
それでも降りしきる雨の中をスタートするよりは、
はるかにましなので、
しばし車中で待機することにした。
そして狭い車中でウダウダと待機して40分、
雨はかなり小降りになった後、
とうとう降りやんだ!
珍しく天気予報も当たるときがあるのね~
雨は一旦上がったものの、
また必ず降ってくるので、
それなりの準備をしてスタート。
「歴史村公園」の建物が並ぶ中を進む。
そしてそれを抜けてすぐ、
右手に現れる林道に入った。
この林道はまっすぐズリ山(ボタ山)に続く。
重苦しい空の下、
先へと進んでいまだ石炭の採掘作業が続けられている、
と思われる土場に入った。
そこには重機や大型ダンプカーが停まっていた。
この日は日曜日だったので、
全ての作業が休止していた。
「ようこそ高松ズリ山へ」、
という標識が立てられているが、
ウィークデーの活動の中で足を踏み入れても、
決して歓迎はされないだろう。
ズリ山周辺の非日常的な風景を眺め、
先の林道へと歩を進めた。
ガスがかかって幻想的な雰囲気の中で、
まっすぐに伸びた緑のカラマツが美しい。
そんな林道を歩いて行くと、
いつもは占められているゲートの扉が開いていた。
どうしたんだろうね?
そして間もなくピークで、
すぐ上に「歴史村」(四等三角点)があるのだが、
この日は笹も濡れているし、
またいつ降り出すかわからない状況だったので、
ピークをパス!
炭鉱施設から続いた林道が、
「冷水林道」に合流したところで、
「冷水林道」を下った。
「冷水林道」からは、
北夕張の山間部の美しい風景が眺められる。
秋には紅葉も美しい景色なのだが、
この日は天候が天候なのでさえなかった。
林道入口まで下った後は、
また旧「歴史村公園」の中を歩いて行く。
そこで目につくのが、
キャンプ場の光景だ。
広い敷地にテントサイトがたくさんあり、
炊事場やトイレも複数設置されている。
おまけに管理棟まであるそのキャンプ場が、
全く放置されたままだ。
今キャンプブームで、
各地で目にするつまらないキャンプ場まで、
週末にはびっしりテントが張られる。
それを思うとなんとももったいない光景だ。
駐車地に戻って後始末。
すると雨がポツポツと落ちてきた。
土日の二日間とも雨予報で、
どうしようか?
と、悩んだ週末だったが、
めげることなく行動して好結果が生まれた。
まあ、楽しい週末だったねえ・・・