北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.6.30 『柳沢』(ヤナギサワ・381m) 美しき緑の草原!
ちょうど一週間前の日曜日は、
夕張で緑の草原の風景を楽しむことにした。
そのちょっと前に登った、
「真谷地炭山」から目にしたその風景が、
あまりにも美しかったので、
ぜひその中を歩きたいという思いに駆られた。
この日も朝Hiromiを迎えに行き、
夕張へと車を走らせた。
そして夕張市沼ノ沢から真谷地へ。
もう居住者がわずかとなった集落を抜けて、
最奥のリサイクルセンターそばまで入った。
そこには広い空き地があるので、
それを駐車地とした。
この度目指す緑の草原は、
リサイクルセンター横の作業道を進んだ奥に広がる。
それはかつて露頭炭を採掘していた大地だ。
それが閉鎖されて長い年月を経た。
現在はリサイクルセンターの裏手で、
チェーンゲートが設置され、
「立入禁止」となっている。
以前はこの警告板が設置されていなかった。
ここは自己責任で通していただく。
緩やかな傾斜の作業道を登って行くと、
前方に緑の大地が広がって行く。
なんとも美しい緑だ。
作業道は進行方向右手奥の「柳沢」と、
左手の「421m標高点」の間に続いて行く。
この辺りでかつては露頭炭が採掘され、
大型トラックでどんどん運び出されたのだろう。
作業道をある程度進んで、
「柳沢」を目指して右の斜面に取り付いた。
緑に覆われたこの斜面の草が、
背丈近くに育っているのではないか、
と予想したが、
実際には膝の高さ程度。
深くても腰のあたりまでだ。
これには驚いたし、
Hiromiも「この草いいっしょ~っ!」。
歩行には何の問題もない緑の雑草の中を、
ゆっくり登って行くと、
背後にも緑一色の世界が広がる。
なんと美しいことか!
結局草原の風景は、
期待をはるかに超えることとなった。
斜度のある登りに耐えると、
登りきった平たんな大地に、
そのまま草原が広がっている。
緑が美しい!
青空が美しい!
おまけに雲まで美しい!!
やはりこの日はここを目指してよかった。
平たんな草原大地を西に向かって歩くと、
こんもりとした樹林が現れるので、
藪に入って尾根に取り付いた。
アップダウンを繰り返しながら、
尾根筋を進んで行く。
数年前に歩いた尾根筋には、
以前より倒木が増えて、
それを回避するのが面倒だ。
しかし藪は薄く歩きやすい。
まあ、長い距離ではないので、
やがて目指すピークが視界に入り、
四等三角点「柳沢」。
このあと尾根筋を忠実に戻り、
再び草原の大地へ。
そしてまた何とも言えぬ、
美しい草原の風景を楽しんだ。
『冷水山』の斜面いっぱいに広がる、
フランス菊の海も美しいが、
この緑の草原の風景もまた限りなく美しい!
いやあ、夕張って、
ホント素晴らしいところだ!
早い時間に山行を終了したので、
久しぶりに帰途でコンビニ弁当を食べて帰宅。
やっておかなければいけないことを処理する時間ができた。
そして締めはいつもの「反省会」。