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2024.12.7 『炭鉱山』(タンコウヤマ・169m) 小粒だが変化に富む山歩きを楽しむ
12月最初の土曜日、
安平町で「丸山」に登った後、
「安平川」に沿って走る林道を少し戻って、
「春日林道」の入口を駐車地とした。
ここから「春日林道」を利用して「炭鉱山」を往復する。
「炭鉱山」は小粒な里山だが、
その道中の風景が好きだ。
「春日林道」に入ると、
すぐに「安平川」に架かる、
「春斉橋」(しゅんさいばし)を渡った。
その下を流れる「安平川」は水量が少なく、
川幅も狭い。
また、林道にはハンターと思われる車のタイヤ痕が続く。
ここも猟期は1月1日からなのに、
ルールを破る輩がうろついているようだ。
気を引き締めて歩く。
林道入口から200mも歩くと、
チェーンゲートが現れた。
これをハンターは鍵を外して出入りしていた。
ゲートからすぐに分岐が現れるので、
右手の支線に入る。
これを少し行くと、
前方の視界が開け、
伐採地の風景が目に飛び込んでくる。
この風景が好きなんだよねえ!
この後はしばらく伐採地の中に林道が続いて行く。
この支線にもタイヤ痕が続いていた。
林道を歩いて行くと、
やがて前方に目指す「炭鉱山」のピークが見えてくる。
標高こそ低いが、
形の整った里山だ。
そして適当なところで林道を離れ、
藪に入って行った。
一旦下って枯草の湿地帯を進む。
すると幅は狭いものの、
けっこうな水量の小沢が現れる。
そしてエゾシカの防護柵だ。
この防護柵を越えるには、
一ヶ所だけある小沢の上の扉を利用しなければならない。
前回Hiromiがここで足を濡らしたことを思い出す。
慎重に扉を開閉して抜けた。
枯草の湿地帯を越えると、
笹の藪に突入!
藪はそう濃いわけではないが、
足もとに枯れ枝が散在しており、
ひじょうに不安定な登行だ。
一度つまずいて笹の上に倒れてしまった。
しかし辛抱強く登り、
四等三角点「炭鉱山」。
ピークだけは意外とすっきりしており、
三角点標石が一目で確認できた。
木の間越しにわずかだが、
追分地区の田園風景が見えた。
下山は同ルートを引き返して林道に戻った。
そしてまた周囲の風景を楽しみながら歩き、
空腹を感じたので、
途中で昼食とした。
昼食はいつもの手製サンドイッチとカップ麺。
サンドイッチはロースハム4枚と、
玉ねぎのペーストをサンドしている。
サンドイッチは私が作るのだが、
玉ねぎのペーストは女房に作ってもらい、
多めにストックしている。
と言うのも、
私の朝食はゆで卵2個に玉ねぎのペーストをかけたものと、
バナナを1本だからだ。
林道をスタートしてしばらく続いた晴天だったが、
駐車地に着くころには空全体が雲に覆われ、
暗くなってしまった。
しかし山歩きを楽しめたことに満足して帰途に着いた。