2018/11/10 御前ケ幽窟
-Rhapsody in autumncolors-
< Image music >
11年前の再訪。
御前ケ幽窟は、やはり秋がいい。
sztさんと。
秋色の彩りによる狂詩曲の始まりだ。
-朝靄-
生憎の雨模様。
少し我慢して、朝靄の道を行く。
始まりはひっそりと。控えめに。
時に雨粒が秋色の葉を叩き、落葉が舞う。
自然のリズムと音色が心地いい。
-秋色-
橙黄赤と緑。そして岩色。
そうして彩りは最高潮。
歩けば歩くほど、足元は鮮やかに。
落つる葉も愛おしい。
見上げる先には不文律の巨塔
まさに形式美の無い、ファンタジ-。
-敗色-
幽窟まで至るも、岩塔は断念。
下山予定の尾根道は計画変更し往路を戻る。
視界の悪さもあるが、「以前来たときがある」という心の隙を突かれた思いだ。
何にせよ、「うろ覚え」ほど危険なものは無い。
幾分、心折られる思いで敗退色の濃い下山。
こんな時は鮮やかな景色もくすんで見えるものだ。
-青空-
下山途中、青空。
晴れやかな秋空が広がる。
陽に照らされ、彩りが蘇る。
長い冬を目前に、山々はクライマックスの輝きを放つ。
つくばまでの帰路
むしろ、癒しと山々の輝きを見る。
sak
~~~付記~~~
御前ヶ幽窟,癒されつつ楽しめました.印象としては,会に入りたての人を連れていくにはちょうど良さそうな感じ?怖ければロープを出してルーファイしてと..
下山路の尾根道を見つけられなかったのは予習不足の自業自得なので,次の機会があるのなら尾根道を下ってみたいものです.
一番印象に残ったのは,実は車の中から見える紅葉だったかも.会津方面があのような彩りの景色になるとは予想外のおまけでした.
szt