昨日、友人と町田市にある「町田市立国際版画美術館」へ行ってきました。
場所はJR町田駅から北に歩いて、そうですね大体15分程度でしょうか?
住宅街を突き進み、急坂を下りていくと美術館入り口の看板が見えてきます。
その案内板通りに進むと美術館が現れます。
美術館一帯は「芹が谷公園」という公園の一角にあります。
閉館間近に行ってしまったので、公園を散策する時間はありませんでしたが、これはなかなか充実している公園のようでした。
さっそく美術館に入館し、受付にて入館料を支払おうとしましたら、なんとこの日の展示は無料とのこと
この意外なサプライズにやや驚きながらも、さっそく展示室へと向かいました。
版画
私などはせいぜい小学校の時に図工で作って、それを年賀状の裏面に刷って利用するくらいしか経験がありません。
あとは江戸時代の浮世絵ですかねぇ。
版画の種類や有名な版画画家(?)の方の作品を一通り見学した後、我々のテンションを上げる展示物に出逢いました。
それは「書初め」
近隣の小学生が冬休みの宿題で書いた書初め作品を展示してあるのですが、自分が小学生当時に書初めしていた大人と同じ目線で作品を評価しているところです。
作品のいくつかには、それこそお手本のような字を書いている小学生もいるのですが、やはり評価したいのは紙からはみ出さんばかりに太く力強く書いている作品ですね。
あとは、横に書かれる氏名がどれだけ大きく書かれているか。
みんな、名前だとなぜか気が抜けてしまうのかへなちょこになってしまいます。
いやいや、氏名までしっかり書こうよと。
そんな中で、本文よりも目立つのではないかってくらい大きく氏名を書いた小学生の作品をいくつか発見できました。
友人とも話したのですが、これは特別賞を授与していいのではと、思える書初めでした。
あと、個人的に高評価だったのが、みんなが「世界」と漢字で書いている中でひとりだけ「せかい」と平仮名で書いた作品。
これは、このまま提出した児童と、それをとくにやり直しもさせないで出展した先生に賞をあげてもいいなと思いました。
やっぱりね、みんな「右へならえ」じゃつまらないですから。
しかもこの習字がまたいい味を出してるんですよ。
書初め展を満喫した後、ちょうど閉館時間となりましたので、我々は美術館を出て夜になり始める町田の街へ向かうのでした。