きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

昔話をいたします

2012-05-05 11:11:37 | ブログ

昔話といっても私のそうですね、高校生くらいの時のお話をしたいと思います。

当時はまだ私は実家に住んでまして、以前からブログでもお話しましたとおりかなりの田舎に住んでました。

今住んでいる相模原市もそれほど都会ってほどではないのですが、そんな相模原がかすんで見えるほどの立派な田舎です(笑)

東京に来た時にできた友人に「どんな雰囲気の所なの?」と聞かれて、「トトロが住んでるような場所、たまに猫バスが走ってるから(笑)」なんて冗談交じりに話したくらい。

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まぁ、古き良き日本の里山風景って感じですね。

ちなみに今住んでる場所を例えるとこんな感じですかね。

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どちらかというと新興住宅街ってところです。

高校通学時に利用していた路線がこちら。

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小湊鉄道さん。

そしてこちらがいすみ鉄道さん。

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ムーミン列車さんですね。

両鉄道の終着駅である上総中野駅です。

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どうです、この鄙びたいい感じの駅。これが東京からでも2時間程度の場所にあります。

私が高校生の時はまだいすみ鉄道さんが第3セクターとして開業してからまだそれほど経ってはおらず(その前はJR木原線)、JR時代はこちらの上総中野駅も有人駅でした。

しかも、今は無き2番線まであり、小湊鉄道さんは現在よりも本数が多かったくらいです(現在は1日5本程度)

高校の時、私は地元の高校ではなく隣の市の高校に通ってました。メインは小湊鉄道さんを利用。

ここの上総中野駅で乗り換えていすみ鉄道さんで3つくらい先の駅まで利用しておりました。

現在でもそうなんですが、当時もこの両鉄道の乗り継ぎはあまり良くはありませんでしたので、しばしば帰りに乗り継ぎができずに1時間ほど待つか歩きということがありました。

今回は当時のエピソードを書きます。

土曜日の半日授業が終わり、高校最寄駅(ここも駅舎が古いんですよ)から小湊鉄道さんに乗ります。

ただ、たまに上総中野駅手前の養老渓谷駅止まりがありまして、これに乗ると2時間は次の 汽車がありません。

上総中野まで直通の汽車に乗った時にアクシデントでダイヤ通りに到着しない場合があります。

車両もかなり古いものですので、たまにエンジントラブルを起こすんですね。

乗客はだいたい私一人なんですが、車掌さんが近づきまして「こりゃ乗り継ぎは無理だな、兄ちゃん」と告げるんですよ。

都会ならせいぜい15分程度待てば次に乗れますが、田舎でそれは1時間を意味します。

よくまぁ、呑気に言えるものだ・・・と思いましたが、しかしいすみ鉄道さんもダイヤがあるのだから仕方ない。

案の定、上総中野駅に到着した時にはいすみ鉄道さんの車両はどこも見当たりません。

そんなことが何回かあったある日のことです。

やはりエンジントラブルか何かでダイヤに遅れが生じました。

そして車掌さんのいつもの言葉があり、私もあきらめておりました。

しかし、そこに奇跡が起きたのです。

なんと発車時間を過ぎてもいすみ鉄道さんは待ってくれていたのです。

しかも運転士さんが車両から出て小湊鉄道さんが到着するのを今や遅しと待ってくれてました。

いすみ鉄道さんはワンマン運転なので車掌さんはおりません。

これには小湊鉄道の車掌さんもびっくりしたらしく、駅到着後に私を急き立てるように「早く向こうのホームへ行きなさい。よかったね待ってくれていて」と大声で送り出してくれました。

必死になって隣のホームに走る私にいすみ鉄道の運転士さん「あせらなくてもいいよ、ゆっくり乗車してくださいね」と言ってくれました。

乗車すると乗客は私一人。

私が乗り込んだのを確認した運転士さんはすぐに発車の警笛を出し、発車しました。

運転士さんにお礼を言うと、「いつも利用してるでしょ?乗り継ぎ悪くて迷惑をかけてるのは悪いしね。それに乗客はあんた一人だからさ(笑)」といかつい顔をした運転士さんは笑って運転していました。

どうやら憶えてくれていたようです。

かなりダイヤ乱れを修正しようといつもよりはスピードが上がってましたが、なかなか人情味のある体験でした。

田舎の小さいローカル線だからできたサービスなのかもしれませんね。

私の懐かしい田舎の思い出です。

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色々なグローバル化

2012-05-05 09:49:41 | 社会・経済

今朝見たテレビ番組で雇用環境についてお話がありました。

現在の若者の雇用環境と企業の取り組みがテーマらしく、コメンテーターが議論を交わしていました。

企業の外国人雇用、学生の海外留学、語学研修促進・・・。

その中で、あるコメンテーターが「どんなに海外留学しても就職活動は一括採用でしょ。それでは意味がない」という言葉が印象に残りました。

そうなんです、海外留学でしばらく日本を離れ、帰ってきたときには活動期間が終わって新卒扱いされずに就職浪人に。

高い金払ったあげくにこれではやる気もなくなりますね。

でも、せっかく海外に行って日本では経験できない体験をしているはずなので、ここは思い切って外資系企業に就職ってのはいかがでしょうか?

日本企業は外国人の受け入れを始めているといってもまだまだ閉鎖的な風土です。

そんなところに就職しても、結局はごくごく普通のサラリーマンとして朝から晩まで働いて疲れて帰って寝るだけ。

みんなが同じ格好をして、奇抜なことをすれば白い目で見られることもしばしば(最近は少なくなりましたが)。

グローバル化といいながらも現実は日本特有のムラ社会なんです。

それに就職に不利ならいっそのこと外資に行くのも一つの手です。

外資だからといっても国外ばかりではないし、しっかりと日本国内にも法人を置いてますから、別にそこで働いてもいいのではと思います。

日本企業を本当に変化させるには働き手が働きたいと思わない会社には見向きもしないことが一番の特効薬になるのではないでしょうか?

就職活動者が多いから企業側は待ってるだけでいいんです。待っているだけだから旧来の慣行は変化しない。

既にそんな時代ではないのに気づかない。

雇用の現状が非正規社員等で多様化するならば企業側も変化しなくてはいけません。

海外では当たり前の新卒ではなくても就職は不利ではない、定期採用はない・・・など。

一部のベンチャー企業などは既に実行に移しているところもあります。

大企業と呼ばれている企業ほどこのようなことには動きが鈍い。

就職活動を控えている学生さん、中小企業、ベンチャー企業の皆さん、大企業を出し抜くチャンスが近づいてますよ。

今回は珍しく硬い内容を書いてしまいました。

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