私は千葉県のなかでもかなり田舎の出身で、現在は神奈川県は相模原市に住んでますが(相模原は政令指定都市といえどもいい意味でまだまだ田舎な雰囲気です)、喋り方やら時間の感覚が出身地にいる友人とちょっと違った経験があります。
ちょうど16年前の1998年の暮れ。
友人から「お前の喋り、早くなったなー。」と言われたこと。
私としてはとくに意識などしてませんでしたが、どうやら私の話し方は早くなっていたようです。
方言などは元々話してませんので違和感はなかったようですが、喋り方の速度にかなり違和感を感じていたようでした。
その時はなんとも思いませんでしたが、後年の同窓会で理解しました。
私が話す速度は完全に同年代の地元居住の友人達と異なるものになってました。
でも、住んでいる場所は神奈川の相模原です。
雰囲気でいえばそれほどセカセカとはしている土地柄ではありません。
そこで気づいたのが働いている場所です。
私の場合、職場は基本的に都内。
そして、基本的には常に繁忙期な職場。
なるほど
こういう環境だから喋るスピードも速くなるわけです。
都内でも世田谷やら杉並などは案外と喋るスピードはゆっくりめです。
元々昭和初めごろまでは農村でしたしね。
こすっからい江戸っ子ってのは神田やらの下町ってことでそれ以外は案外とのんびりしてるものなのです。
なので、時間の流れ方の違いというのはその環境の違いだと思います。
どんなに田舎であろうと忙しい環境であれば早く過ぎますし、都会であろうとも暇ならば流れはゆったりと流れますから。