きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

新型コロナウイルスの感染予防で出てきた外出規制、これってある意味で『鎖国』?

2020-05-03 20:57:14 | ブログ
現在、非常事態宣言中の日本。

国内の旅行にも制限がかかってますけども、もちろん国外の旅行も制限がかかってます。

いわば世界中が『鎖国』に近い状態なんですが。



これ、江戸時代初頭の鎖国にする状態とみても、やや近いかなと個人的には考えたんですよ。

じつは当時の東アジア(あえて東アジアにしてますが)は国防や治安で考えるなら海禁政策なんですが、それでも互いに貿易はしたいという時代でした。

それは、絹やら綿やらの工芸品やら原材料を持っている国と、金銀銅の資源を持っている国で互いに需要と供給の関係にあったからです。

当時の明や清は絹やら綿などを保有し、朝鮮は高麗人参など、そして日本は金銀銅を保有し、漆やら工芸品も保有していて、互いに貿易をすれば利益幅が高く、そこにヨーロッパ勢が貿易に食い込んできている状態でした。

中国大陸や朝鮮半島は治安などの面での海禁政策をメインとしてますが、日本の場合はここにキリスト教の禁教(カトリック)が加わります。

なにせ、天草の乱など内乱も起きれば、幕府でなくとも危惧を抱きます。

でも、貿易による利益はできるだけ維持したい。

で、現実的な対策が『出島』や貿易統制なわけです。



日本や東アジアの国ではそれ以前でも貿易制限や渡航制限などを設けている時期があります。

日本の場合は平安時代、菅原道真の遣唐使廃止や貿易制限などもあり、じつは『鎖国』なんてもんは珍しいことでもありません。

で、『開国』なんてのも平安後期の平氏や鎌倉幕府、室町幕府による日宋・日元・日明(勘合貿易)関係で、公式非公式にも貿易やら交易はやっていたのです。

もちろん幕末の開国ではそれまでの相手が同じアジアからヨーロッパに変わったので、手続きなどで細かいことをしたのですが。



開国した時も幕末などでコレラ感染が蔓延したとドラマ『仁』でも描かれておりました。

今回の新型コロナウイルス、とりあえずは接触をなるべく減らすこと。経済から言えば接触を減らすってそれだけ商売がしづらくはなります。

でも、歴史的にそんな感染症の経験は何度もしてます。その度に商売は一時的に消えますけども、必ず復活してきます。

まさに今や世界的に『鎖国』状態になってますが、でも必ず『開国』します。

それがどんな状態での『開国』なのかはまだ未知ですけどね。でも明けない夜はないんですよ。

今回はふと思いついたことを書きました(いつもですけどね(笑))





快適な運用を追及した
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銭を投げるのが必殺技の銭形平次、でも寛永通宝ってけっこう軽くて投げても威力がなかった?

2020-05-03 14:11:23 | 歴史
以前に仕事をしていた文化財整理のお仕事で、当時指導してくれてた職員さんと作業中に会話することがあったんですよ。

今回はその中の一つのお話です。

文化財の発掘及び管理のお仕事といっても、色々な工程があります。

一般的にはこっちをイメージするとは思いますが・・・。



私がやってたお仕事はこちら。



発掘した文化財を整理して展示や教材などに利用できるようにすることがメインの業務でした。

短期のアルバイトとしてやってたんですけどね、扱うものは土器や鉄器、陶器などの破片から古銭など出土品を整理していくのです。

で、その整理していた時のこと。

ふと、古銭などの整理になりまして、手袋しながらなんですが触ったりして整理していた時にふと気づいたんです。

『昔の銭って、思ってたよりも薄くて軽いんですね』と。

これに指導役の職員さん『そうそう、意外に薄くて軽いでしょ』と。



触れた感じとしては1円硬貨のような感じ。

考えてみれば、小判などとは異なり、普段の小銭で使う通貨が重かったら持ち運びなども手間です。

ここであれ?と。

『じゃあ銭形平次の投げ銭ってこれじゃできませんよね』ということに気づいたのです。



元々、投げ銭してちゃお金がもったいないとは子供の頃から疑問だったんですけど、こうして古銭を触ったら、改めて気付いたこと。

職員も『こんなに軽くては投げて当たったとしてもケガひとつ負わせられないよ。小石でも投げたほうがよほど効果がある』とのお言葉。

ですよねぇ、でもそれだと銭形平次ではなく石投平次になってしまいます(笑)

戦国時代の戦いの一つに小石などを投げる行為などがあるそうですが、もし投げるならまさに小石のほうがよほど経済的かつ効率の良い捕り物です。

ただ、それじゃ小説などでは演出上盛り上がりに欠けます。

演出上、投げ銭を平次にさせるということになったのでは?というのが我々の導き出した答えでした。

こういうのって、実物を観察したりしてイメージしないとなかなかわからないことです。

いや、大変いいことを学ばせていただきました。

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いきなり初夏の陽気、本日も五月晴れ 令和2年5月2日、3日

2020-05-03 09:40:36 | 上総中野
昨日(令和2年5月2日)はいきなりの初夏の陽気に見舞われた房総にある大多喜。

自宅の草刈りやら犬の散歩など(散歩といっても里山なので人との接触は皆無)で身体を動かしていると、今年初めてかもしれないくらいの大量の汗をかきました。



そりゃねぇ、25度以上は上昇した気温と、ほぼ無風状態に炎天下といっていいくらいの晴天。

愛車を洗車したりもして、すっかりへとへとに。

4月に自分の部屋用に用意していた飲み物はこの量だったのに。



いきなり増量。



卓上型の扇風機も大活躍になりましたが、この暑さでマスクってけっこう苦痛に感じるものですねぇ。

口の周りも汗だくになりました。

予報では翌日の5月3日は雨ということでしたけども・・・。

明けてみれば見事な日の出。



本日もまた見事な五月晴れになっております。

さて、犬の散歩に行きつつ、家の周りを履き掃除でもしますかね、せっかくのいい天気ですから。



























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