小学校の校則が厳罰主義だと、刑法も厳罰主義になる不思議今の日本の学校は、金森俊朗さんの実践やら、上手な教員もいないではないいのです。そこに確かに希望はあります。でもいかんせん、大多数派が、「いいよ」と「だめよ」の境目をハッ......
「発達トラウマ障害≒愛着障害」と診断・アセスメントすることの大事さを、改めて考えていただけたらいいですね。
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の64日目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の35日目。今日は予測的妥当性です。
予測的妥当性 発達トラウマ障害(DTD)の診断は診断基準として、上手く出来ないことを考慮していますけれども、発達トラウマ障害(DTD)の診断基準Aは、上手く出来ないことがあることを予測できるってことこそが大事になります。NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の核になるデータによれば、トラウマにされされていると、次のようなことができない割合が増えるとされます。すなわち、問題行動12%、怠学15%、自殺傾向13%、犯罪傾向28%。NCTSN(国立子どもトラウマ・ストレス・ネットワーク)の核になるデータでは、41%の子ども達が、学業に問題があり、37%の子どもが学校での問題行動があり、48%の子どもが、家庭での問題行動があります。、CANS(非営利団体「思春期以前の子どものニーズと人間力」)のデータでは、10%が、違法行為があり、15%が、仕事上の問題があり、16%が家出があります。
発達トラウマ障害(DTD)の子どもで、様々な問題行動があるのは、10%~50%。つまり、半分以上は一見問題がないような子どもです。その多くは、抑制タイプの発達トラウマ障害の子ども達です。その子がホッタラカシになって、中高では精神病になり、青年期には、ストーカー、家庭内暴力、などの依存症となり、中年期には、家庭や職場、あるいは、社会のゴロツキと化すわけですね。