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エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)という診断名は、特化された診断基準だぁ!

2016-06-27 06:45:25 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
陽気で楽しいは、うつる!
  エリクソンは「プレイセラピーで大いに役立つのが、おもちゃのある遊びの小さな側面のおかげで、セラピーをする子どもは、危機をはらんだ願いやテーマを、隠さず表現できる、という......
 

 

 「発達トラウマ障害愛着障害」という診断名は、非常に役立つものです。

 発達トラウマ障害(DTD)という診断が日本でも普通になれば、いま苦しまされている多くの子どもが救われますし、学校そのものが変わります

 発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。

 今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-にハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の73日目。

  今朝は、妥当性と信頼性の章の44日目。今日は発達トラウマ障害(DTD)という診断名は、特化した診断基準なのか? という課題です。

 

 

 

 

 

 

7)発達トラウマ障害(DTD)という診断名は、特化された診断基準なのか?

はい、びったしカンカンです。

 

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の診断があれば、他の診断をせずに、適切な治療とケアができるようになります。

 発達トラウマ障害(DTD)の診断ができない場合は、適切な治療もケアもできませんから、その多くは虐待になります

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腐臭

2016-06-27 03:00:01 | 聖書の言葉から

 

 

 

 

 
平和は一歩一歩の歩み   マインドフルネス 再び
   遊びも、自分の源   遊びの治癒力  自分の過去を正面から捉えることが、見当識の意識的選択と表裏...>続きを読む   自......
 

 加藤周一さんの言葉の学びの続き。今宵は、かもがわブックレット34 『日本語を考える』です。加藤周一さんは、英語、フランス語、ドイツ語が堪能ですから、日本語を考える場合でも、縦横無尽に、外国語も使っています。

 

 

 

 

 

 最近、アメリカの作家で、フィリップ・ロス Phillip Rothという人が1989年のチェコスロヴァキアの解放の後でプラハに行き、チェコスロヴァキアの有名な作家イヴァン・クリーマー Ivan Klimaと対談しました。…イヴァン・クリーマーが、前の共産党第一書記ミロッシュ・ヤケシュの批判をして、彼のしゃべる言葉、チェコ語の退廃を指摘しています。…” euphemism and evasions and lies ” で一杯だというんです。 euphemismは、ハッキリ言うとまずいことをうまく、きれいなようにえん曲にいうこと、それからevasionsというのは「言いのがれ」、そして最後はlies「」。

 

 

 

 

 

 教育に携わる者が、退廃の言葉を騙るようになる時、大川小学校や、広島の府中の中学校みたいに、子どもの命と人権が犯されるんです。

 すれっからしの無知無恥は、このevations and lies「言いのがれ」と「」で満ちているので、その言葉からは腐臭がします

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正反対とど真ん中

2016-06-27 02:25:09 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 

 
眼のキラキラも うつる!
   人間にとって、一番の悦びは、与える悦びです。大事なところのオンパレードのつづきです。 今日のブログは「うつる」繋がり、不思議です。 Young Man Lut......
 

 発達トラウマ障害(DTD)の子ども。麻薬の依存症だった帰還兵のラリーさん。ウソは言えても、「正義」のセリフが言えません。

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.345の最後のパラグラフ。

 

 

 

 

 

 ちょっと休憩を取って、ちょっと水を飲んだ後、仕事に戻りました。「正義、君はかつて正義な扱いを受けたことがありましたか? かつてあなたは正義のために祝福されたことがありましたか? 打っ叩く、君はかつて誰かを打っ叩いたことがありますか? 君は打っ叩かれたことがありますか? 打っ叩かれるのはどんな具合ですか? 君がかつてしていたことをまた繰り返したいですか?  打っ刺す、君はかつて人を打っ刺したことがありますか? 背中を打っ刺されたことがありますか? 誰かの背中を打っ刺したことがありますか? 」 ここでラリーさんは、部屋から逃げ出したんです。

 

 

 

 

 

 正義とは関係ない暮らし。逆に、打っ叩く、ぶっさす、とは深く繋がっている暮らし。どちらもラリーさんは耐えられなかったみたいですね。

 正反対のことも、ど真ん中のことも、ビョーキの人には耐えられませんよね。

 

 

 

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ブルース・ペリー教授も男泣き

2016-06-27 01:36:00 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
陽気で楽しいは、うつる!
  エリクソンは「プレイセラピーで大いに役立つのが、おもちゃのある遊びの小さな側面のおかげで、セラピーをする子どもは、危機をはらんだ願いやテーマを、隠さず表現できる、という......
 

 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子どものセラピーすれっからしののビョーキの人のウソとゴマカシという狂気が続けば、精神病となり、20年早死にですが、真実なセラピーがあれば、劇的な発達を遂げることが可能です。子どもがどちらを望むのかは、火を見るよりも明らかです

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.134の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 ジャスティンが退院してから2年後、1通の手紙が小さな町からクリニックに届きました。それは、フォスター里親さんから、この少年ジャスティンの近況を知らせる手紙でした。ジャスティンは良くなり続けていて、かつて誰も想像しなかった発達のいろんな一里塚を急速に歩んでいるようでした。今は8才になり、幼稚園に行けるようにもなっていました。ジャスティンがキチンとした身なりをした写真も同封されていて、お弁当を抱え、リックを背負い、スクールバスの隣りに立った写真でした。その写真の裏には、クレヨンでジャスティンが自分でこう書いてあったんです、「ありがとう、ペリー先生、ジャスティンより」。私は泣きましたね。

 

 

 

 

 

 これだから、心理臨床は止められませんね。 

 

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