小さな哲学者たち小学生は小さな哲学者。心理臨床をしていますとね、そう感じることが、度々あるんですね。でも小学生ですから、難しい哲学用語を使う訳ではありません。むしろ、国語の力が弱い子どもでさえ...
「発達トラウマ障害≒愛着障害」と診断・アセスメントすることの大事さを、改めて考えていただけたらいいですね。
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、ADHDと一番間違います。
今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-Ⅴにハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の66目。
今朝は、妥当性と信頼性の章の37日目。今日は発達トラウマ障害(DTD)は本当に存在するのかなぁという課題の続きです。
発達トラウマ障害(DTD)の診断は、具体的な生育歴の出来事に基づいている以上、発達トラウマ障害(DTD)の診断基準Aは、発達トラウマ障害(DTD)のいくつかの症状が実際にある、ということが確かめられなくてはなりませんよね。図5と図6をご覧いただければお分かりのように、発達トラウマ障害(DTD)の症状は発達トラウマ障害(DTD)の診断基準Aと一致しなくてはなりません。
発達トラウマ障害(DTD)の診断には、家庭内暴力などの対人関係での暴力に幼いころから繰り返しされされていること、あるいは、母親の長時間労働やビョーキのために、温もりのある養育環境が失われている=ネグレクトがあるということが、生育歴で確認されなくてはならない、ということです。