コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

初秋の房総へ

2017-09-21 12:32:14 | 登山


シュスランなどが見頃だろうと今日は房総へ・・・・・

冬に歩いていた時に多くの葉っぱに出会った場所があったので、花を期待して行ってみます。
台風が夏の空気を置いていったので、また汗と泥にまみれてしまいますが、それもきっと
今年最後だろうと思います・・・・次は上着が欲しいくらいの山へ行こうと思っていますので・・・・・・




里ではヒガンバナ、ツルボが見ごろでした。

薄暗い山影にはミヤマウズラ
















この周辺には、多くのシュスランの仲間がいたのに、何故か花が見当たらない・・・・・

冬と違い、緑がとっても濃いです。フウトウカズラの勢いも良く、地面がほとんど見えません。
ひざまづいて、よ~く見まわしていると、ようやく小さな花が見えてきました。
















葉ッパの下で咲いているのでは見つからないはずですね。
その後は10歩進んでは、ひざまづいて・・・・を繰り返しながら探すと結構見つかりました。












シュスラン発見!

オオシマ、ハチジョウばかりでしたが、シュスランも2株見つけました。
冬に来たときには、シュスランの葉は確認していませんでしたので、とても嬉しいです。
ただ、その後探しても、シュスランはこの2株しか見ませんでした。










たしかカゲロウランの葉も確認していたのですが、どれだけ歩き回っても見つかりませんです。

やはりGPSにマーキングしておくべきだったと後悔・・・・
冬には簡単に見つけることができても、これだけ生い茂る森になってしまうと簡単には見つかりませんね。
30分、藪蚊と戯れながら探していたら、やっと見つけることができました。


















沢沿いに咲いている花も見頃だと思うので行ってみます。


沢沿いには覆い隠す葉はなく、株自体も背が高く立派な株ばかりですので
すぐに目線に花が入ってきます。











法面をよく見まわして見ると点々と咲いています。









































見上げると、崖のような法面の上の方にも多く自生しています。














薄暗い渓谷の底から見上げる花景色が気に入ってしまい、ずっと眺めていました。


上は房総らしい南国の森が広がっています。












どちらかというと沢沿いよりも
手が届かない壁のような場所に多く咲いていました。

シュスランの仲間は、しっとりした森の林床に多く自生しているのを見かけますが
こうした険しい沢の法面などに根をはって着生している景色も見ることがあります。




今回、もう一つ気になっていたアキザキヤツシロラン、クロヤツシロラン。
そろそろ花が咲き始める頃だろうと思うので行ってみることに・・・・・

昨年に多くの果実を見ることができましたが、厚い落ち葉やフウトウカズラに覆われた森で
探すのは難しい感じがしたので、竹藪を中心に探してみることにしました。

確かこのあたりにツンツンと出ていたような気がしたな~と、よ~く眺めていると・・・・

これかな?















まだ蕾ですね。

たぶんアキザキヤツシロランでしょうか・・・・・

見つけられただけでもよしとします。花はまたの機会になりそうです。




9月20日























コメント (6)
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