花の季節が終わる頃になると毎年登っていた秋の富士山。
昨年は登ることができなかったので、2年ぶりに登ってきました。
明方の気象条件が良かったので、久しぶりに夜明け前の山頂を目指して
ナイトクライミングに決めました。
PM7時に自宅を出発。
連休最終日、上りの高速道路渋滞を横目に下り御殿場方面はガラガラです。
9時40分、富士宮口五合目駐車場に到着しました。
すでに一番上の駐車場は8割ほど埋っています。
夜景を見にくるカップルの車はなく、明日の早朝に出発する登山者の車が
殆どだと思います。
登山道を見上げると、私と同じ夜明け前の富士山頂を目指す登山者の
明かりが見えました。
日の出は5時30分、5時頃に到着すれば良いので、車の中で少し横になり
PM11時20分スタート
闇の中の森を歩くのとは違い、スタートからさえぎる樹々もない富士宮ルート
明日は中秋の名月ですので、すでに満月に近い月がこうこうと照らしています。
ほんとうは新月に近い闇の中を満点の星空を眺めながら登るのが魅力なのですが
ほぼ満月の月ですので、夜景を眺めながらマイペースで行くことにします。
昨年は登ることができなかったので、2年ぶりに登ってきました。
明方の気象条件が良かったので、久しぶりに夜明け前の山頂を目指して
ナイトクライミングに決めました。
PM7時に自宅を出発。
連休最終日、上りの高速道路渋滞を横目に下り御殿場方面はガラガラです。
9時40分、富士宮口五合目駐車場に到着しました。
すでに一番上の駐車場は8割ほど埋っています。
夜景を見にくるカップルの車はなく、明日の早朝に出発する登山者の車が
殆どだと思います。
登山道を見上げると、私と同じ夜明け前の富士山頂を目指す登山者の
明かりが見えました。
日の出は5時30分、5時頃に到着すれば良いので、車の中で少し横になり
PM11時20分スタート
闇の中の森を歩くのとは違い、スタートからさえぎる樹々もない富士宮ルート
明日は中秋の名月ですので、すでに満月に近い月がこうこうと照らしています。
ほんとうは新月に近い闇の中を満点の星空を眺めながら登るのが魅力なのですが
ほぼ満月の月ですので、夜景を眺めながらマイペースで行くことにします。
西の都心方面、東の富士市方面の夜景です。
スタートの気温は9~10度、風は弱くて暖かいです。
汗をかかないように薄着で行きます。
影ができるほどの月灯り、眩しいというのはオーバーですが
ヘッデンは必要なくて新6合で仕舞いました。
ロウソクや行燈しかなかった昔は、この月灯りがどれほど
頼もしかったことでしょうね・・・・・・
オリオン座が上がってきました。
シリウスも見えます。
スタートの気温は9~10度、風は弱くて暖かいです。
汗をかかないように薄着で行きます。
影ができるほどの月灯り、眩しいというのはオーバーですが
ヘッデンは必要なくて新6合で仕舞いました。
ロウソクや行燈しかなかった昔は、この月灯りがどれほど
頼もしかったことでしょうね・・・・・・
オリオン座が上がってきました。
シリウスも見えます。
高尾山のナイトクライミングですと、物音にドキッとしたり
何かが居るような気配を感じで振り向いたり・・・・・神経が研ぎ澄まされていて
常に緊張感をもって歩いていましたが、今日の富士山は月灯りで良く見渡せて
前後に人もいなく、静寂に包まれていて緊張感はまったくありません。
余計な物が目に入ってくることもなく、夜空に月、星、夜景のみ・・・・・
気分的にとても開放感があり、心身ともにリラックスして登っています。
・・・・・・・8合目通過
何かが居るような気配を感じで振り向いたり・・・・・神経が研ぎ澄まされていて
常に緊張感をもって歩いていましたが、今日の富士山は月灯りで良く見渡せて
前後に人もいなく、静寂に包まれていて緊張感はまったくありません。
余計な物が目に入ってくることもなく、夜空に月、星、夜景のみ・・・・・
気分的にとても開放感があり、心身ともにリラックスして登っています。
・・・・・・・8合目通過
九合目、お腹が空いたのでベンチで大休止
ここまで来れればもう大丈夫ですので、しばらくゴロゴロ・・・・・
ここまで来れればもう大丈夫ですので、しばらくゴロゴロ・・・・・
ドーナッツの袋がパンパンです。
九合五尺小屋を通過・・・・
月が西に傾いて地面を照らさなくなってきたので、再びヘッデンを出しました。
この先の山頂までの登山道が落石防止工事の為、通行止めの看板がありました。
重機も上がっていて大規模な補修工事のようです。まだ工事も始まっていないので
そのまま脇を登りましたが、下がザクザクになっていて登り辛くて、リズムを壊して
今日初めて息が上がりました。
ここは遠回りですがブル道の方が良さそうです。
鳥居が見えてきました。もうすぐ到着です・・・・・地平線のグラデーションが美しい!
御来光より、この景色が見たかった。
月が西に傾いて地面を照らさなくなってきたので、再びヘッデンを出しました。
この先の山頂までの登山道が落石防止工事の為、通行止めの看板がありました。
重機も上がっていて大規模な補修工事のようです。まだ工事も始まっていないので
そのまま脇を登りましたが、下がザクザクになっていて登り辛くて、リズムを壊して
今日初めて息が上がりました。
ここは遠回りですがブル道の方が良さそうです。
鳥居が見えてきました。もうすぐ到着です・・・・・地平線のグラデーションが美しい!
御来光より、この景色が見たかった。
剣ヶ峰へ向かいます。
マイペースでゆるゆる登り、出発から5時間45分でした。
山頂は、私を入れて5~6人だったかな・・・・・・
単独の男性のみ、みんな静かに夜明けを待ちます。
山頂は、私を入れて5~6人だったかな・・・・・・
単独の男性のみ、みんな静かに夜明けを待ちます。
反対側の西の空、影富士の脇、南アルプスに月が沈みます。
街中で沈む月を眺めると、とても月が大きい印象でが
ここ富士山頂からでは米粒のように小さく見えます。
今日は暖かい南の空気に覆われているので、シャキーンと晴れ渡る
景色ではなくボンヤリと少し霞んだ風景です。
ここ富士山頂からでは米粒のように小さく見えます。
今日は暖かい南の空気に覆われているので、シャキーンと晴れ渡る
景色ではなくボンヤリと少し霞んだ風景です。
お日様が昇ってからは眩しくて見ていられません。
刻々と変化がある影富士側へ。
刻々と変化がある影富士側へ。
影のシルエットがハッキリしてきました。
山頂から影富士を見るのは初めてです。
しばらく見入ってしまいました。
しばらく見入ってしまいました。
6時になりました。
帰路につきます。 お鉢巡りはまた今度・・・・・
九合五尺までブル道経由で帰ります。
帰路につきます。 お鉢巡りはまた今度・・・・・
九合五尺までブル道経由で帰ります。
登ってくる登山者と多くすれ違いました。
気温も上がり、太陽熱の力を感じます。
気温も上がり、太陽熱の力を感じます。
九合目あたりでイワツメクサの残り花
8合目付近からオンタデを見ます。いずれ火口付近まで来そうな勢いです。
8合目付近からオンタデを見ます。いずれ火口付近まで来そうな勢いです。
6合目から下、オンタデの草紅葉が見頃です。
カラマツの紅葉はこれからです。
カラマツの紅葉はこれからです。
帰りは早く、2時間40分でした。
若い頃と違って、仕事を終えてから寝ないで登れるかどうか心配でしたが
思ったより余力を残して下りてきました。
ここ2回ほど、丹沢である程度の距離を歩いてきたからかもしれませんが
今太陽の日射しを受けて下りてきた印象ですと、暗くてヒンヤリとした夜の空気の中を
落ち着いて登るのと、日射しを受けて汗をかき登るのとでは、体力の消耗が全然違います。
久しぶりのナイトクライミングが
とても体力を温存できた省エネ登山だったような気がします。
若い頃と違って、仕事を終えてから寝ないで登れるかどうか心配でしたが
思ったより余力を残して下りてきました。
ここ2回ほど、丹沢である程度の距離を歩いてきたからかもしれませんが
今太陽の日射しを受けて下りてきた印象ですと、暗くてヒンヤリとした夜の空気の中を
落ち着いて登るのと、日射しを受けて汗をかき登るのとでは、体力の消耗が全然違います。
久しぶりのナイトクライミングが
とても体力を温存できた省エネ登山だったような気がします。