コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

梅雨が明けて富士山麓

2023-07-27 19:09:32 | 日記
青空にノリウツギの花を見ると、夏本番がやってきたなと感じます。







早起きして、最初は丹沢へ行こうと思っていたのですが、あまりにも朝から
気温が高いので、降りるインターをスルーして御殿場インターへ・・・・
涼しい富士山麓を着生ランを探しながら歩こうと思います。




梅雨明け10日は安定した晴れが続くといいますが
週刊天気予報を見ると、今年はまさにそのとうりですね。

・・こんな夏はテントを担いでアルプスを歩きたいです・・・・ (゜-゜)

重いザックを担いでアルプスを縦走していたのは、もう40年以上前になってしまい
記憶も断片的になってしまいまいました。
思い立って押し入れの奥の当時使っていたエスパースのテントを出してみると
フライシートはまだ劣化していない感じで、まだ何とか使えそうでした。

今年は無理そうですが、もう一度機会があればと思っています。




・-・-・-・-・-・-・-・



明け方の富士山麓は気温15度。
都心の熱帯夜が嘘のように、とてもヒンヤリしていました。







マツノハマンネングサの花が見頃でした。












ツンツンと出ている羊歯はオシャクジデンダかな・・・・








ヒナチドリは丁度咲きそろっていました。












小さな葉も多く、今後は花が増えていくかもしれません。
















着生している樹はまだ元気そうですが
訪れる人も多いのか周辺は踏み固められた感じもします。
ここではないですが、倒木に着生していた株がいました。









これはヒナチドリの葉ですね。








ここも株が増えていってほしいです。

この倒木に着生したということは、周りの樹の何処かに群生しているのではと思い
一本一本それらしい樹を双眼鏡で探してみましたが、いろいろ角度を変えて
かなり上の方まで見回してみたのですが、どこにも居ませんでした。
・・・・・どこからやって来たのかな・・・・


ツリシュスランは、もう反り返っていて近いうちに花が咲きそうな株もみられました。





















ここはヒナチドリとツリシュスランが一緒に見られます。








よく見るとツリシュスランの葉が周辺を覆っていて、隙間にヒナチドリがいる
という感じです。

かなり高い位置まで双眼鏡で見て回りましたが、他に自生地は見つかりませんでした。
フジチドリもいないかと見てきましたが、気配すらなく来年は場所を変えて探そうと思います。

早朝は涼しく快適でしたが日中には気温も上がり、お昼過ぎに切り上げました。

帰りの環八が渋滞していて車外温度が40度を超えてきて
エアコンの効きも鈍くなり、陽射しを受ける道路での渋滞では
車内でも熱中症になる危険があることが分かりました。

今年の猛暑は日中の車の移動も大変になりそうです。






7月25日
















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富士山麓 ~ 着生ラン

2023-07-07 10:55:57 | 日記
朝は快晴の天気でしたが、深い霧に包まれてきました。












霧の中ではツルアジサイの花が目立ちます。

歩いていると、アチコチで白い花が落ちる音が聞こえます。
見上げてみるとヒコサンヒメシャラの花でした。







花はそろそろ終わりなのでしょうね。
伊豆半島にはヒメシャラが多いそうですが
丹沢や富士山麓では、ほとんどヒコサンヒメシャラだそうです。

フガクスズムシソウの花が咲いているのですが、少し樹の高い位置に
着生している株は霧で霞みが掛かったようです。







目線に近い株








中心がもやっているのは霧でもレンズの汚れでもなく
蜘蛛の巣です。








観察しながら歩いていると、徐々に霧が晴れてきたと思ったら
しばらくして、また包まれてしまったり・・・・
霧が晴れているタイミングで出会った花を撮影することにします。

この樹には多くの株が着生しています。











望遠で引っ張ってきます。























違う樹ですが、薄っすらと淡い緑に透き通る
ノキシノブの中に咲く景色が気に入っています。












着生ランと同じような環境に、同じように着生している
マツノハマンネングサ、こちらも花芽が着いています。











フガクスズムシソウは広範囲に自生していて
年によって当たり外れがない感じで、自生している株数も多いのですが
ツリシュスランは一昨年が数多く咲いたためか、昨年は一株確認しただけでした。
もう花芽が出ている時期ですので、今年はどんな様子なのか確認してみます。








双眼鏡でゆっくり見ていくと・・・・ (゜-゜)
何株か花芽が付いています!  ここは昨年お休みでした。








ここの株も花芽があります。








目線で見られる所の株も花芽を付けていました。












ここにはツリシュスランの花芽の下にヒナチドリの株か1つ。









高い位置の株は、よく見えないので確認できませんでしたが
今年のツリシュスランは期待して良さそうです。


よく見ていたヒナチドリの着生している樹には
少なくとも5株を確認できました。





こちらも咲くのが楽しみです。
ヒナチドリは、元気があればまた違う山域でも探してみようと思います。









富士山が山開きしたので、五合目から上は賑わっていたと思いますが
森の中はとても静かでした。

7月4日








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ミスズラン、コハクラン ~ 富士山

2023-07-06 18:20:15 | 日記
大汗かいて登る低山探索から少し離れて、今日は涼しい富士山へ。







明け方に水ヶ塚駐車場に到着しました。
快晴の夏空に富士山、わずかに残雪が見えます。
まだ交通規制前なので駐車場はガラガラで、ヒンヤリした空気に包まれています。
一度涼しい山へ入ってしまうと、もう極暑の山はウンザリしてしまいますが
それはそれで、今日一日は快適で
気楽に歩いてきます。


駐車場の脇の茂みを覗くと、ヤマトグサがワサワサいます。






ナナカマドの花を見ると亜高山帯に来たな~と思います。







樹林帯に入るとヒメムヨウランが点々と出ていました。








コハクラン


















この株は葉がありませんでした。








以前に富士山にもコハクランが自生していると知って、アチコチ歩いて見たら
標高1600~2000m周辺で葉ッパを点々と見ることができました。

コフタバランも点々といます。








これはミスズランの葉っぱかな・・・








目線を下げて近くを見回すといました。












快適な気温ですので、ゆっくり気楽に撮影できます。

富士山はランの季節ですので、この後は着生ランの様子を
見に行ってみます。

・・・・・・つづく・・


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