コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

雲取山  七ッ石山

2012-11-29 07:38:17 | インポート



奥多摩側の小袖から雲取山を歩いてきました。

前日は午後から、冷たい本降りの雨でしたので、ギリギリまで
何処に行こうか迷いました。
沢沿いのルートは、徒渉に難儀するだろうし
八ヶ岳は、新雪が積もり、ラッセルは覚悟・・・と 
いろいろ迷った結果
紅葉も終わり、静かになった石尾根を歩こうと雲取山に決めました。


今日もコンデジをポケットに入れて、小袖を7時出発
傾斜もゆるく、のんびり歩けるコースですが
今日は、少しギアをあげて、山頂まで、4時間半を目標に行きます。






・・・ガイドブックのコースタイムは5時間位ですので
普通に少し早く歩けば、当たり前に行ける時間ですが
いつも、道草ばかりですので・・・・・






小袖周辺では、残りの紅葉を、まだ見ることができ、朝日を浴びながら
最後の紅葉を眺めながら行きます。
来る時、奥多摩湖の紅葉も、まだ見頃でした。




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最初は、薄いフリースにヤッケを着ていましたが
すぐに暑くなり、ヤッケは、いらなくなり、ここからは
下着に薄いフリースで丁度、体温調整が良い感じです。

堂所を過ぎ、しばらく登ると、富士山が見えてきます。



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巻き道は、七ッ小屋経由を選択します。
小屋では、若い従業員の方から、元気な挨拶をもらいました。
昔ながらの小屋で、寄ったことはありませんが、これだけで
とても、いい印象を受けました。



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ブナ坂に到着。

ここまで、2時間半です。  
なかなか、よいペースで登ってきました。
ここからは、ゆったりした石尾根を景色を見ながら歩く
今日の一番の楽しみです。


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ここで、少し休憩します。

最近のお気に入りです。
なくならないで、ほしいな~



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陽射しが暖かい石尾根を登っていきます。

青空に白い雲、そして冨士山。




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南アルプスも良く見えます。

昨日の雨は、石尾根では、雪にならなかったようですが
アルプスは、もう真っ白です。



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石尾根を振り返る。


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山頂が、見えてきました。

小雲取山を越えると、もうすぐです。



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到着!

スタートから4時間20分・・・今まで一番早いかな



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避難小屋外の温度計は、3.5℃

じっとしていると、やはり風が冷たく、寒いです。



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奥秩父方面



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狭山、入間 方面



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新緑でツツジが咲く季節もいいでしょうが
花が、マルバダケブキ、ダケ~だと
どうしても毎年、晩秋ばかり来てしまいますね

三峰側からですと、黒い森で、あまり展望がありませんが
ホテイランが咲きますので、初夏もいいのですが・・・










山頂では、7~8人 お昼で休憩していました。

今日はとても静かな山頂で、のんびり休憩できました。

私が、たまに話しかけるくらいで
皆さん、静か~に食事を済ませ、景色を眺めたら帰っていきます。

なぜかというと皆さん、私と同じ単独行の男性がほとんどですから・・・

年配の女性のクループがいたら、そうはいかないでしょうからね・・

・・・気に触ったら すいませんです m(_ _)m







  




            



 






石尾根を戻ります。



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帰りは、七っ石山経由で









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七ッ石神社

稜線に神社があるのは、珍しいのですが
平将門にゆかりがあるらしいです。

調べてみると、昔は、近くで賭博も開かれていたようです。
今は、寂れているので、想像できませんが、昔は人の往来も多かった
のでしょうね。



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3時半には、下りて来ました。


残りの紅葉をみながら下りているとき
アチコチでガサガサ音がして、何度も猿に驚かされました。

天気にも恵まれ、静かな雲取山でした。



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11月27日













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ヨモギ平 ~ 丹沢散策

2012-11-24 07:33:13 | インポート



丹沢の札掛に車を置いて、ヨモギ平を通り、三ノ搭~新大日~長尾尾根~

と周回してきました。

* この日は、蓑毛から先、ヤビツ峠へは PM10~AM6時まで通行止めでした。
これから凍結のため、深夜~早朝は規制があるかもしれません

札掛からヨモギ平~三ノ搭までは登山道ではありませんが
よく歩かれている道で迷う所はありません。

ただ最初、尾根に取り付くのに、吊橋の所から、タライ沢側を徒渉する
所だけが注意点です。














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吊橋の右手、タライ沢側を徒渉すると、赤いテープがあり
左側から尾根に取り付いて行く感じです。









しばらくは、檜の植林を登って行きます。

とても歩きやすい道です。



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下の方は、まだ紅葉が見られます。


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ヨモギ平には、ゆっくり1時間半位で到着

とても開けて、ブナの樹も点在し、のんびり休憩にはよい所です。
昔は、ヨモギが多く自生していたのでしょうか・・・
今は、食害で、マツカゼソウとシソ科の草でいっぱいです。
シソ科の植物は、レモンエゴマかな・・・




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落ち葉に寝転び、ゆっくり休憩したら出発

このあたりで紅葉も終わり、落ち葉をカサコソしながら登ります。














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三ノ搭に到着

お地蔵さんの左後方が、ヨモギ平への道です。



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新大日に到着

今日は空気が澄んで、ほんとうに良い天気に恵まれました。
三ノ搭から、ここまで表丹沢の縦走路

若いグループから、年配の団体などで、とても賑やかでした。
今まで、平日に、こんなに多く人に会うのは初めてかもしれません。

搭ノ岳まで行こうかと思っていましたが、きっと凄い人で、いっぱいで
しょうから、長尾尾根に逃げることにしました。










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長尾尾根は、ブナの樹林が美しく、紅葉の時でしたら、黄金に輝き
いいコースでしょうね。

なによりも、人がいなく静かなルートですので、のんびり歩く
ことができます。

最近は、特に人が多い所が苦手になり、誰にも会わないような
コースを選んで歩くようにしています。

丹沢も一つルートを外れると、とても静かですね。
今日は、表尾根以外では、誰にも会うことがありませんでした。













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まだ、1時30分過ぎなのに、影が長くなりました。










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分岐からは、山腹の巻き道になります。




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このあたり、まだ紅葉が綺麗でした。

周辺は、県民の森の散策路も多いのですが、標識に沿っていけば
札掛までは、もうすぐです。



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11月の今頃って、のんびり山歩きというが一番似合う季節かも

しれませんね、落ち葉の上に寝転んだり、物思いにふけったり


花の時期も終わりなので、アチコチに目線を移す必要

もありませんから気楽でもあります。

来週も天気が良ければ、静かな山を、のんびり歩きに行きたいですね。




11月21日















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岩登り講習

2012-11-22 20:13:40 | インポート



穏やかな、秋の一日 岩登り講習を受けてきました。

場所は、長野県佐久周辺の岩場です。

これから、本格的なクライミングを目指すわけではないのですが

以前から興味はありましたので、機会があればと思っていました。








クライミングエリアに着くと、そこはコナラに囲まれた

とても日当たりが良く、いい所でした。




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受講者は私ともう一人、前橋から来た同年輩の男性の2人だけですので

じっくり教わることができました。

講師は、冬山でもお世話になったKさんです。



狭い岩場では、横を通るときも、お互い声を掛け合うことなど

まず最初は、岩場での注意点を色々教わりました。

次に下降器の使い方、ザイルの結び方、カラビナの持ち方など

初めて手に取るものばかりで、なかなかすぐには、覚え切れませんです。

特にクライミングシューズには戸惑いました。

聞いてはいましたが、足の指が、まるで纏足のように少し

曲げたくらいが丁度良いそうです・・・・足の先が痛いです















次に、確保(ビレイ)の方法を、繰り返し練習し

いよいよ、岩場デビューです。









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岩場のグレードは、5.7級だったかな・・・

ほとんど垂直で縦横に割れ目が見える位、いったい どうやって

登っていいのやら・・・・(--;









講師のKさんは、何てことなく登って行きますが

見るのと、実際に登ってみるのは大違いです。

私も若いころから山登りはしていますので、岩登りの基本的なこと

は知っていますが、この岩場は、グレードが高く

わずかな岩の角に足を置き、小さな割れ目や凹凸を指で支えながら

バランスをとり、基本は、足で登っていきます。

指がしびれ、足が痙攣し どうしょうもなくなると

下でKさんが、しっかり確保しているので、安心して落ちてくださ~い

と声をかけてくれます。

しかし、わかってはいますが、実際に落ちる時はドキドキです。

















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2人交代で、岩場に挑戦しますが、お互い どうしても

このあたりまでしか登ることができません。

いろいろ、アドバイスをしてもらいながら

交代で何度も落ちたり、登ったりを繰り返します

日が傾きはじめる頃には、もう指の感覚がなくなってきました。

しかし、終わりかけのころ、何となく重心の移動のしかたや

バランスのとり方など、こういう感覚なのかな・・・・と

ほんの少しだけですが、わかってきました。


これからは、登山道での岩場の通過の時など、今までとは違う

足取りで行けそうな感じです。

このことだけでも、とても有意義な講習でした。


私的には、一人で岩場を下降する方法や確保のやり方を教えて

いただき、たいへん、ありがたかったのでした。

これで 指をくわえて見に行くことができなかった花も

行けそうです。 (^^)

だだし、何度も練習して、あくまでも慎重に行動

しなければいけませんね。




11月20日
















コメント (2)
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