コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

お気に入りの雲取山へ

2023-11-30 17:58:09 | 日記
先週の丹沢では天気が悪く蛭ヶ岳まで行けなかったので
今日は確実に晴れそうな雲取山へ。

小袖の駐車場に6時10分到着。






駐車していた車は10台くらいでした。
私が準備している間に2名の方が先に出発されました。
6時30分出発します。長い1日ですので自分のペースを崩さないように・・・
景色を眺めながら写真を撮ったりしてノンビリ歩くと、私のコースタイムは
登り5時間、山頂に約30分滞在して帰りは3時間半くらいです。

標高800mあたりまで紅葉が見られました。















今日はとても暖かい朝で、もう上着が邪魔になりました。




登っていくと落葉した明るい森になってきます。








七ツ石小屋まで2時間20分、今日は休憩ナシできたので10分早かった・・・







いつもの上段巻道でブナ坂に到着。








木陰でノンビリできる広場ですがベンチなどはありません。
丹沢には所々要所にあるのですが、どうしてか石尾根にはありませんです。
立派な大理石の標柱よりも、ベンチの方が登山者には優しいのに・・・・・

先週は青空に恵まれなかったので、額を空に向けて飽きるまでその分も歩きたいと思います。




















南風が入り富士山は少し霞んでいる













小雲取山にくると、樹々の隙間から和名倉山が見えます。








尾根の両側には背の低いミヤコザサが広がっていますが
場所によっては地面にへばり付くくらい丈が小さくなっていて
鹿による食圧をかなり受けている様子がわかります。
笹が冬の間の貴重な食糧になっているのでしょうね

笹原をよく眺めるとポコポコと小山ができていますが
これはたぶん鹿が通る影響でしょうか・・・・





丹沢のミヤマクマザサは食圧に強く、背丈が短くなっても
枯れることはないらしいですが、ミヤコザサはどうなのかな・・・・
この先、ハゲ山にならなければ良いのですが・・・・







山頂が見えてきました。








11時20分到着。

先に行かれた方はもう帰られたので
こんなに良い天気ですが、誰もいなくて貸し切りになりました。 (^。 ^)/

今日は私の後から登ってくる人はいませんでした。


















小屋のベンチの気温は10℃、毎回チェックしていますが
今の時期、日中は0℃くらいでしたので10℃も高いです。
天気は快晴ですが遠くを見ると少し霞んでいます。

後から三条の湯から登ってきた女性が2名。
山頂で写真を撮ってもらいました。













12時に山頂を後にします。
今日は時間に余裕があるので景色を眺め、寄り道しながらユックリ帰れます。


















帰りは見下ろす感じで見る紅葉。

朝は陽射しが入り輝くように鮮やかな紅葉になっていきますが
夕暮れ前の紅葉は、徐々に薄暗くなって深みのある夕焼け色に変わっていきます。












三頭山に夕日が











15時40分、駐車場に帰ってきました。

今日は薄暗くなる前に戻れたので、小走りになることもなかった・・・
朝6時半にスタートできたので、一日を通して時間に余裕ができたのが良かったです。

たまには歩いたことがない山域でも行ってみようかと思いましたが
イロイロ迷って結局は今回も行きなれた雲取山になりました。
見慣れた景色なのですが飽きることがなく、幾重にも重なる山々を見下ろし
見上げる青空はとても眩しくて、行先に迷って決め兼ねている時は雲取山..
...で正解でした。

久しぶりに、のめこいの湯に立ち寄って帰りました。

青梅街道が崩落して通行止め期間が長く続き、なかなか立ち寄れませんでした。
料金体系もいろいろ変わりましたが、今は平日15時以降は600円で入れるようになり
財布にも優しくなりました。

帰りの方向とは反対に車で10分くらい行くのですが
吊り橋を渡っていく風情が、とても山深い温泉へきた感じがして
日帰りの湯の中で一番のお気に入りです。

ほんのり硫黄の香りのする湯は山の疲れを癒してくれました。


11月28日










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 塩水橋から丹沢山まで・・・・

2023-11-22 14:26:26 | 日記
ようやく体調も戻ってきたので、今日は丹沢の蛭ヶ岳まで
歩いてみようと思います。

6時前に塩水橋の駐車スペースに到着。
残り2台のスペースに入り込み、5分もすると次の車が入ってきました。
その後も次々と車がやってきて6時以降の到着は路駐になりました。
塩水橋周辺はGPSがなかなか測位しません。
ゆっくり準備して6時30分出発。






天王寺尾根経由の登山者が多い感じでした。私はいつもの塩水林道を行きます。
最近は鬼ケ岩で引き返していましたので、今日は頑張って蛭ヶ岳まで行こうと思い
行動食にしました(ザックのベルトのポケットに芋ケンピをビッシリ詰め込みました)
これをポリポリしながら行きます。





深い谷間に朝日が入ってきます。







沢音を聞きながら、残りの紅葉を見ながら・・・。












湿った法面に自生しているのはダイモンジソウではなくハルユキノシタ・・・・
イワタバコはいくらでも居るのにダイモンジソウは見当たりません。
ハルユキノシタとは相性が悪いのかな・・・







今年も無事でいました。葉ッパは少し増えていました。








早春にはキクザキイチゲが咲き、この時期はキッコウハグマの花が
多くみられるのですが、苔の上を見回しても咲いていません。
今年はもう終わってしまったようです。
倒木ではなく地面の苔の上にマツノハマンネングサがいました。
何処かの樹の上から落ちてきて着生したのかな・・・・・











堂平周辺のブナの樹、今年はあまり果実が落ちていませんです。

先週の浅間尾根では、ミズナラのドングリが普通に見られましたけど
・・・・それでも例年より少ないかもしれません。

空を見上げると雲の流れが早く、斜面を風が吹き抜けるようになってきました。
先ほどまでは快晴の天気でしたが、稜線の天気が心配です。







天王寺尾根に上がると風が強くなり陽射しもなくなって
急に寒さを感じます。
ヤッケを重ね、指先が冷えるので今年はじめてホカロンを手袋に入れました。







階段を降りてくる人がたので、聞いてみると蛭ヶ岳まで行く予定だったけど
風が強く視界もまったくないので引き返してきたそうです。








丹沢山到着。ここまで3時間半
なかなか良いペースできましたが・・・・どうしたもんだか・・・
・・・・・とりあえず行ってみます。












アラレも落ちてくるし木道以外は、ぬかるんで泥だらけ。
強い横風がなければ行けそうな気もしますが・・・・・
迷っているとトレランの方が後から追い抜いていきました。
こんな天候でも行くことに達成感を感じるのは理解できます。
・・・・・けど私は止めた・・・(-_-;)

今日は高気圧に覆われて晴れの予報でしたが、丹沢の稜線では時々こんなことがあります。
また霧氷の季節にでもリベンジすることにします。

まだ午前中ですが来た道を戻ります。








下の方は晴れているんだけどな~







振り返ると稜線だけ雲が掛かっています。







途中にある雨量計ある建物のドアを引っ張ってみたら・・・開いた。






中はこざっぱりして綺麗です。
たまたま鍵をかけ忘れたのかのかな~







13時過ぎには車に戻ってきました。
隣に止めた車の方も降りて来て、暗い時間に出発して蛭ヶ岳まで行ってきたそうです。
まったく視界がなかったそうで、顔の表情に少し疲労感が見えしたが
ちょっと羨ましいく思いました。

11月21日




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鷹ノ巣山 ~ 石尾根歩き

2023-11-16 07:29:07 | 日記
一日快晴の予報でしたので、石尾根を歩きたくなり奥多摩へ。
一番楽な奥集落から登ります。7時30分、駐車スペースを出発。
気温は丁度0℃、山から朝日が昇り紅葉を照らします。







鳥居をくぐって浅間尾根へ。








だいぶ朽ち果ててきた社殿を覗くと、まだ板絵が掛かっていました。







中は落葉も積って隙間だらけなのですが
修復は難しいのでしょうね。
板絵をよく見ると、富士山が噴火しているように見えます。








残りの紅葉を眺めながら・・・・・
汗をかかないペースでゆっくり登ります。


















2時間ほどで避難小屋のある尾根に到着。

手前の水場もチョロチョロ水が出ていました。









小屋の前にある案内板の地図は昭和の時代のでしょうね。
日原側からのルートも健在です。







青空が眩しい石尾根を鷹ノ巣山方面へ。








尾根では冷たい風が吹いていますが、薄手のフリース1枚で汗をかくこともなく
冷えることもなく丁度良い感じ・・・

途中の富士山撮影ポイントで1枚。








休憩を入れて約3時間で鷹ノ巣山に到着。



反対側から女性が到着したので写真を撮ってもらいました。







何だか少し痩せて小さくなった感じ・・・・

年をとったということか・・・・

広い山頂を後に来た道を戻り七ツ石方面へ。







石尾根の日陰名栗峰~高丸山~千本躑躅までの縦走路は
人に会う事はまれで、青空の下、広々とした尾根道を歩くお気に入り区間です。






 
縦走路の先には白くなった南アルプスの山々が見えます。。

 





右手奥に雲取山が見えてきました。
縦走路は落葉していて、赤いナナカマドの実だけが色を付けています。








高丸山へは少しがんばって登ります。

巻道は崩落していて通行止めになっています。
以前に歩いてみた時、少し高巻けば大丈夫そうな感じでしたが
この時期の巻道は落葉がイッパイ積っているので、ルートが隠されてしまい
足を斜面から踏み外しそうになることもあるので、尾根ルートが安心です。






静かな高丸山でお昼休憩。






風も止んだので、しばらく日だまりでゴロゴロしました。







13時を過ぎると、低いお日様の日差しに夕方感を感じます。

もう少し歩こうと思っていましたが
ここで引き返すことにしました。






幾重にも重なる山並を眺めながら帰るのも石尾根の楽しみです。











雲取山と違い、暗い植林帯を長々と下りたりしないので気楽です。
紅葉を見ながら尾根からは1時間半で降りてきました。












11月14日








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帰郷・・・・高山市散策

2023-11-08 18:36:36 | 日記
11月6~7日は1年ぶりの墓参りに岐阜へ帰郷。
両親、弟と墓に入っているので、年に一度くらいは・・・と思っていますが
猛暑の旧盆、まだ暑い秋の彼岸に帰る気力はなく、最近は気候が良い11月に
帰郷することにしています。

墓参りの後は、イヌセンブリ、ホソバリンドウなどを見に、ミタケの森を歩きたかった
のですが、親戚の挨拶回りをしていたら時間がなくなっていまい、宿泊地の高山へ。

昨年も泊まったホテルですが、宿泊者の9割は外国からの観光客でした。
街を散策しても同じで、日本語が耳にはいってくることは無かったです。
外国からの観光客が多いので敬遠しているのか、もう日本人には
あまり魅力がないのかわかりませんが、今後は海外の観光客がいなければ
ホテル、店舗など成り立っていかなくなるのは確かでしょうね。

翌日は早起きして散策。















お店が開く時間になると、街は人であふれていました。

高山町の旧役場は、高山市政記念館として館内も無料見学できますので
初めて見学してきました。























誰もいなくて、静かなノスタルジーに包まれた館内を
ゆっくり見て回ることができました。

お昼は城山公園のムサシでおでんを食べながら紅葉見物して帰路につきました。

途中で寄った旧丹生川村の銚子の滝。






思っていたよりも素晴らしい名瀑です。
駐車場からすぐですが、誰もいませんでした。
国道から入る道が狭く、濡れた落ち葉も積もっているので敬遠してしまうのか・・・・・
登山者なら、マイナーな登山口までのアプローチは、どこもこんな感じなので
気にすることもないと思います。

松本までの道のりは紅葉を見ながら楽しいドライブですが
暖かい日が続き、昨晩はアルプスの稜線も雨だったようで
雪は解けてしまい、雪景色した北アルプスは望めませんでした。
返りの中央高速から見た富士山の雪も消えていました。







来週から寒波がやってくるので、再び雪に覆われるでしょうね。


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また陣馬山へ

2023-11-02 07:01:12 | 日記
奥多摩でも歩こうと思っていましたが、青空が望めない天気でしたので
先週と同じ小仏峠下から景信山~陣馬山を歩いてきました。

ヘッデン付けて、まだ暗い5時過ぎに出発。
景信山に6時、雲の多い朝焼けです。






今日の山頂は貸し切りで、最初に人とすれ違ったのは陣馬山の手前でした。
静かな縦走路をノンビリ歩けました。







なるべく巻道は使わないようにして、樹の根っこが剥き出しの
尾根道を行くことにします。そのうち階段が設置されるのでは・・・・と思います。
巻道では花もないですが、尾根道ではセンブリが点々と咲いています。
根っこの脇は踏まれることが少ないのでしょうね。












陽当たりのよい陣馬山周辺では秋の草花が咲いています。












今日は雲が多めの陣馬山に到着。












先週は蕾が多かったセンブリも花が咲いてきました。
三連休頃は見頃になると思います。













帰路は少しペースを早くしたので12時前に駐車場へ帰着。
往復で15キロ、累積高低差は1100mありますが
歩きやすい道ですので半日歩くには手軽な良いコースです。

高尾山登山口からですと陣馬山まで往復30キロになるので
今の体力では、これくらいが丁度よかったです。

行きは暗くでわかりませんでしたが、八王子の甲州街道の
銀杏並木も色づいてきました。







・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-




秋の澄んだ夜空に明るく輝く木星のガリレオ衛星が並んで見られるようですので
昨夜家のベランダから望遠で撮影してみました。
標高のある山からなら、もっと輝いて見られるでしょうね。








少し体力も付いてきたので、次は澄んだ青空の下を長く歩きたです。


10月31日




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