しばらく天候に恵まれず、家でゴロゴロ・・・
今日はようやく山に行けそうですが、昨夜は木枯らし一号が吹き
寒気が南下し一時的に冬型の気圧配置が強まっているので
高い山はパス。
ということで、こんな時はアクセスが楽な丹沢に決まり。
東名高速が集中工事中なので、帰りは使えないと思い
神ノ川方面から檜洞丸に行ってきました。
北側からの入山は久しぶりです。
ゲート手前に駐車して、7時に出発。
檜洞丸へは以前に犬越路経由で登ったことはありますが、今回は
北尾根か源蔵尾根で行ってみようと思います。
どちらにするか迷いましたが、北尾根はヤシオの季節に・・・と
以前から思っていましたので、今回は源蔵尾根から行くことにしました。
林道を歩き始めると法面にはリュウノウギクがイッパイ咲いていました。
ゲート手前に駐車して、7時に出発。
檜洞丸へは以前に犬越路経由で登ったことはありますが、今回は
北尾根か源蔵尾根で行ってみようと思います。
どちらにするか迷いましたが、北尾根はヤシオの季節に・・・と
以前から思っていましたので、今回は源蔵尾根から行くことにしました。
林道を歩き始めると法面にはリュウノウギクがイッパイ咲いていました。
林道脇には、ノコンギク
それぞれ住み分けしています。
もう冠毛が出ている株も多く花も終わりに近い感じです。
神ノ川を見下ろすと沢沿いも紅葉が始まっています。
湿った法面には、ダイモンジソウ、イワシャジンも少し咲いていて
今日歩いた中で一番花の多い楽しい道でした。
湿った法面には、ダイモンジソウ、イワシャジンも少し咲いていて
今日歩いた中で一番花の多い楽しい道でした。
一時間ほど花を見ながら林道を歩いた後、下の沢にある堰堤を
渡り、対岸の尾根に取り付いて登っていきます。
堰堤に下りる林道周辺はフジアザミの群生地です。
しばらくは植林帯の尾根をと登っていきます。
右手見える北尾根は紅葉がとてもキレイですが、こちらの源蔵尾根
なかなか植林帯を抜け出ません。
足元の小さなキッコウハグマの花を目で追いながら、黙々と登って
いきます。
右手見える北尾根は紅葉がとてもキレイですが、こちらの源蔵尾根
なかなか植林帯を抜け出ません。
足元の小さなキッコウハグマの花を目で追いながら、黙々と登って
いきます。
けっこう急傾斜もある登りですが、ヒンヤリとした空気に覆われていて
もう汗だくになることもなくなり、花もないので物思いにふけりながら
景色を楽しめる時期になりました・・・物思いといっても、どうでもいい
くだらない事ばかりですが・・・・
私的には、一番ノンビリと山を歩くことができる貴重な季節です。
植林帯から、ようやく紅葉した落葉樹に変わり始めると
左側の崩落した斜面の向うに、蛭ヶ岳が見えてきました。
このあたりの紅葉が丁度良さそうですね、主稜、主脈の尾根の紅葉は
終わっていそうで、その少し下あたりが見頃の感じです。
左側が崩落した痩せ尾根をトラバース気味に登って行くと
ヒョッコリと主稜の縦走路に出ました。
樹に小さな案内板が掛かっています。
源蔵尾根・・・植林帯が半分くらいあり、紅葉や展望は今一つでしたが
しっかりと踏まれていて、赤テープもあり一般道とあまり変わらない
歩きやすい印象でした。
ここから山頂までは、すぐかと思いきや以外と階段が長く
やっと青が岳山荘が見えて来ました。
山頂に到着、西側は雲が多く、期待していた富士山は雲の中。
ここから犬越路までの道は富士山を見ながら歩くルートで
なかなか気にいっていましたが、この時点で帰りはヤタ尾根
に決定。
山頂では、7~8人がお昼タイムでくつろいでいたので
そのまま通過して、ヤタ尾根の途中の何処か落ち着いた所で
休憩することにします。
登山道の左側の樹、丹沢の稜線では比較的良く見かける樹です。
周りの木々が紅葉していますが、まだ青々しています。
以前から何んの樹かな・・・と思い調べていましたが
ようやく、マメグミであることが判明しました・・・多分ですが・・
先月の表尾根を縦走して塔ノ岳に着く手前で、真っ赤な実を
イッパイ付けていましたので、口の中に入れてみると
何とも渋くエグ味があったのですが、幼い頃食べたナツグミの
風味が何となくありました。
熊笹ノ峰からヤタ尾根に入ります。
この尾根、駐車スペースまでの3キロ標高差約1000メートルを
一気に下って行きます。
当然、急傾斜で膝には辛いのですが、ブナも多く
傾斜が急なだけに、全体の景色を見下ろすような感じで
紅葉の中を突っ切って行きます。
お昼、このあたりが良さそうかな~と
ザックを下ろして、深い落ち葉の上にゴロン・・・
陽が差し込むと、色づいた葉は鮮やかさを増し、陽が陰ると
しっとりと落ち着いた感じになりますね。
錦秋の・・・といった鮮やかさではありませんが
とても目に優しい、癒し系の紅葉です。
お腹も満たしたので、余計にそんな感じに見えるのかもしれません。
下の方は植林帯ですので、駆け下りて行き
2時過ぎには帰って来ました。
まだ何回かは、こんな山歩きが楽しめそうです。
10月28日