今日は八ヶ岳の横岳へ杣添尾根から初めて登ってきました。
八ヶ岳の東面ルートといえば清里から登る真教寺尾根、県界尾根がありますが
どちらも日帰りには結構なハードコースです。
それに比べると杣添尾根のコースは険しい岩場もなく、駐車場から稜線まで
4時間少々、距離は約5キロ 標高差約1000mの気楽なコースです。
以前から気になるルートでしたが、なかなか行く機会がありませんでした。
国道141号、野辺山駅を過ぎてガススタの所を左折、海ノ口自然郷の別荘地
を通り八ヶ岳高原ロッジの先を左に入っていき、突き当りの右手に登山者専用の
駐車場があります。
約10台位は止められそうです・・・・・すでに3台止まっていました。
別荘地内ですので路上駐車は厳禁です・・・・オフシーズンの平日ですので
気楽に来ましたが、週末やハイシーズンは厳しそうです。準備をして7時30分出発
駐車場の手前に登山ポストがあり、その脇から別荘地内の遊歩道を登って行きます。
約20分で八ヶ岳林道に出て2つ目の橋の手前から登山道に入って行きます。
トイレと東屋がありました。
橋の手前から見上げると、横岳がよく見えました。薄っすらと雪がありますね。
この日、八ヶ岳は初冠雪だったようです。写真左手の尾根が杣添尾根です。
八ヶ岳の東面ルートといえば清里から登る真教寺尾根、県界尾根がありますが
どちらも日帰りには結構なハードコースです。
それに比べると杣添尾根のコースは険しい岩場もなく、駐車場から稜線まで
4時間少々、距離は約5キロ 標高差約1000mの気楽なコースです。
以前から気になるルートでしたが、なかなか行く機会がありませんでした。
国道141号、野辺山駅を過ぎてガススタの所を左折、海ノ口自然郷の別荘地
を通り八ヶ岳高原ロッジの先を左に入っていき、突き当りの右手に登山者専用の
駐車場があります。
約10台位は止められそうです・・・・・すでに3台止まっていました。
別荘地内ですので路上駐車は厳禁です・・・・オフシーズンの平日ですので
気楽に来ましたが、週末やハイシーズンは厳しそうです。準備をして7時30分出発
駐車場の手前に登山ポストがあり、その脇から別荘地内の遊歩道を登って行きます。
約20分で八ヶ岳林道に出て2つ目の橋の手前から登山道に入って行きます。
トイレと東屋がありました。
橋の手前から見上げると、横岳がよく見えました。薄っすらと雪がありますね。
この日、八ヶ岳は初冠雪だったようです。写真左手の尾根が杣添尾根です。
別荘地周辺は樹々が色づいていますが八ヶ岳は針葉樹の黒い森で
これから登る杣添尾根も紅葉とは無縁です。水源の森を通り沢を渡って尾根に取り付いていきます。
結構な急登もあったりして、ゆっくり一歩一歩登って行きます。
これから登る杣添尾根も紅葉とは無縁です。水源の森を通り沢を渡って尾根に取り付いていきます。
結構な急登もあったりして、ゆっくり一歩一歩登って行きます。
登山道はコメツガ、シラビソなどの深い森を通って行きます。
湿り気があり林床は苔に覆われていて、深呼吸をすると森特有の香りが漂っています。
湿り気があり林床は苔に覆われていて、深呼吸をすると森特有の香りが漂っています。
深い森の中をゆっくり登っていきます。
杣添尾根は展望もなく変化が乏しいのですが、この苔むした森はとても心安らぎます。
先週の丹沢では、富士演習の砲弾の音が終始聞こえていて落ち着きませんでしたが
今日は静寂の中を歩けて嬉しいです。
花の季節だと苔むした森の奥が気になって、なかなか前に進まない感じがします。
きっと小さなランが多く住んでいると思います。何となく足元を気にしていると
小さな葉やガラが目に入ってきました。
杣添尾根は展望もなく変化が乏しいのですが、この苔むした森はとても心安らぎます。
先週の丹沢では、富士演習の砲弾の音が終始聞こえていて落ち着きませんでしたが
今日は静寂の中を歩けて嬉しいです。
花の季節だと苔むした森の奥が気になって、なかなか前に進まない感じがします。
きっと小さなランが多く住んでいると思います。何となく足元を気にしていると
小さな葉やガラが目に入ってきました。
コイチヨウラン、ヒメミヤマウズラかな・・・・
先日の台風で倒れた樹が多く、場所によっては束になって倒れていて
森の中が少し明るくなってしまった所もあるほどです。
ただ登山道はその後整備され歩くのには支障はありません。
森の中が少し明るくなってしまった所もあるほどです。
ただ登山道はその後整備され歩くのには支障はありません。
これはシラビソの球果でしょうか
少し倒れた樹を観察してみます。
枝葉を取ってきて見比べてみます。
枝葉を取ってきて見比べてみます。
右はシラビソ?オオシラビソかな・・・・・
左の枝葉はあまり見たことがありません。
ひっくり返して見ると・・・・・
左の枝葉はあまり見たことがありません。
ひっくり返して見ると・・・・・
・・・・余計に分からなくなってしまった・・・・
イラモミでしょうか・・・・・もしかしたら限られた分布のヒメマツハダかも・・・
帰ってから調べてみます・・・・・が、結局わかりませんでした。(--;
しばらく登って行くと左側が開けて富士山が見えました。
昨日の雨は雪だったようで、すでに6~7合目あたりから雪に覆われています。
もう山頂部あたりは溶けないで根雪になるかもしれませんね。
イラモミでしょうか・・・・・もしかしたら限られた分布のヒメマツハダかも・・・
帰ってから調べてみます・・・・・が、結局わかりませんでした。(--;
しばらく登って行くと左側が開けて富士山が見えました。
昨日の雨は雪だったようで、すでに6~7合目あたりから雪に覆われています。
もう山頂部あたりは溶けないで根雪になるかもしれませんね。
このまま尾根づたいに登って行くのかと思っていたら、途中から右手(北側)を巻く道
を行くようになります。林床にはコイワカガミの葉が目立つようになりました。
このあたりから昨晩に降った雪がチラホラ残っています。
を行くようになります。林床にはコイワカガミの葉が目立つようになりました。
このあたりから昨晩に降った雪がチラホラ残っています。
ようやく視界が開けて森林限界も近い感じです。
古い案内板を見つけました。
古い案内板を見つけました。
西部杣添小屋というのが以前はあったようです。
帰ってから若い時に買ったガイドブック(昭和53年版)を見てみると
どうやら別荘地の奥にあったようです。
帰ってから若い時に買ったガイドブック(昭和53年版)を見てみると
どうやら別荘地の奥にあったようです。
今はもう無いでしょうね。
それにしても、このガイドブックを買って歩いたのはもう40年も前のこととは・・・・・
中央高速もまだできていませんです。
杣添尾根のコースを見てみると、野辺山駅から小屋まで3時間 そこから稜線までが3時間半
と書いてありました。
今のガイドブックには、このコースはバスの便がないので車で行くコースと解説しています。
そういえば観音平も小淵沢駅から歩きでした。 昔は、みんな駅から歩いたのでした・・・・・
それにしても、このガイドブックを買って歩いたのはもう40年も前のこととは・・・・・
中央高速もまだできていませんです。
杣添尾根のコースを見てみると、野辺山駅から小屋まで3時間 そこから稜線までが3時間半
と書いてありました。
今のガイドブックには、このコースはバスの便がないので車で行くコースと解説しています。
そういえば観音平も小淵沢駅から歩きでした。 昔は、みんな駅から歩いたのでした・・・・・
巻道も終わり稜線が見えてきました。
ハイ松の中を一歩一歩・・・・
赤岳が見えてきました!
このアングルは初めてです。
ハイ松の中を一歩一歩・・・・
ウラシマツツジの紅葉は終わり・・・・
ガンコウランの緑が鮮やかです。
ガンコウランの緑が鮮やかです。
赤岳が見えてきました!
このアングルは初めてです。
振り返ると金峰山
もう少しです。
もう少しです。
着きました。
視界が開けて北アルプスも見えます。
曇りの天気で展望はあまり期待していませんでしたので、嬉しい誤算です。
赤岳も少し白くなっています。
視界が開けて北アルプスも見えます。
曇りの天気で展望はあまり期待していませんでしたので、嬉しい誤算です。
赤岳も少し白くなっています。
稜線の分岐を右に行けば横岳山頂奥ノ院<ですが
景色は左、赤岳に向かった方が良いので日ノ岳まで行ってみます。
その前にお昼を・・・・遠く富士山を眺めながら、今日も助六弁当!
景色は左、赤岳に向かった方が良いので日ノ岳まで行ってみます。
その前にお昼を・・・・遠く富士山を眺めながら、今日も助六弁当!
2週間前の富士山より気温は低いですが、風が弱いのでノンビリできます。
食べ終えたらプチ縦走へ・・・・
稜線の山小屋も営業中ですので、何人かとすれ違いました。
さすが人気のある縦走路ですね。
食べ終えたらプチ縦走へ・・・・
稜線の山小屋も営業中ですので、何人かとすれ違いました。
さすが人気のある縦走路ですね。
赤岳を眺めながらの縦走はアルペンチックで楽しいです。
阿弥陀岳
阿弥陀岳
鉾岳のトラバースが見えます。
雲が上がってきてガスで赤岳も隠れ初めてきました。
ここでしばらく景色を眺めて帰ることにします。
沸き立つ雲が良い雰囲気ですので、モノクロで一枚
ここでしばらく景色を眺めて帰ることにします。
沸き立つ雲が良い雰囲気ですので、モノクロで一枚
今度来る時は、もう少し早出して赤岳までピストンしたいですね。
三ツ又峰(杣添尾根分岐)へもどってきました。
三ツ又峰(杣添尾根分岐)へもどってきました。
雲の中へと帰ります。
途中からは、まっ白のモノクロの世界へ。
ゆっくり帰っても明るい内に戻れました。
このコース、冬に赤岳まで挑戦してみたいですね。
・・・・ただし、トレースがある日でないと私には無理です。
実際には、トレースがあるのを縦走中に何度か確認していますので
マイナーなコースですが天候に恵まれた3連休明けなら確実かな・・・・
10月16日
このコース、冬に赤岳まで挑戦してみたいですね。
・・・・ただし、トレースがある日でないと私には無理です。
実際には、トレースがあるのを縦走中に何度か確認していますので
マイナーなコースですが天候に恵まれた3連休明けなら確実かな・・・・
10月16日