コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

高尾山 ~ ランの季節になりました

2013-04-30 20:00:22 | インポート



高尾山に咲く、カヤラン、クマガイソウなどが見頃を迎えただろうと
思い、連休の間の今日、見に行くことにしました。

クマガイソウは、2年前に苦労して見つけました。
花は、増えているといいな・・・・

高尾山は、人気の山ですので、ゆっくりカメラを構えて観察したいため
6時前には、日蔭沢の駐車場を出発します。









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カツラの優しい緑には、癒されますね。

昭和3年に植林された人口林だそうです。
すっかり沢沿いの景色に馴染み、もう自然林の感じです。











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草花は、ニリンソウが終わり、シャガ、ラショウモンカズラの

道がつづいています。


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樹の上のほうに着生するカヤランは、花が咲くと

黄色い花が、目印になり、はじめて場所がわかります。

以前は、目線の高さに咲く株もありましたが

なくなってしまいました。









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私は、三脚を持ち歩くことはしないので、今日のように

300mmの望遠レンズを使うときは、とても苦労します。

30枚連写して、1枚くらい焦点があえばいいほうでしょうか・・・

こんなことができるのもデジタルだからですね。








とても小さな株ですが、可愛らしく花をつけています。



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息を止めて、何枚もとります。

首が痛くなってしまった~















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クサイチゴの道

キイチゴの枝も伸びてきて、ヤブに入るのが苦労する時期になりました。






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樹の花も、いろいろ咲いてきました。

ヤマツツジ、コバノガマズミ、オトコヨウゾメなど・・



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赤い雌しべをよく見ると、? に見える!






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新緑が美しい!

大きく深呼吸したくなります。


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コナラ


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イロハモミジ


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高尾山には多い、ジュウニヒトエ


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サイハイランには花芽も、この花も高尾山には多い。






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エビネ






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クマガイソウ、無事に咲いていました!


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2年前、初めて見た時より、花は、少し増えていました。

以前、小さい葉が、いっぱいありましたが、今回は、見かけなく

少し、気がかりです。


久しぶりに歩いた高尾山、あらためて花の宝庫だなと思いました。

今日は、天気が良くありませんでしたが、やはり来て正解でした。

朝の8時位までは、本当に静かな高尾山です。

連休の後半も賑わうでしょうが、もし車で行ける方でしたら

早朝散策が、静かで、おすすめです。

ツツドリの鳴き声を聞きながら、新緑の中を眺めながら歩くだけでも

とても新鮮で気持ちがリフレッシュします。


4月30日



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スミレ観察 ~ 箱根

2013-04-24 20:23:02 | インポート




久しぶりに、スミレを見ながら山歩きをしようと

箱根に来ました。

箱根周辺は、スミレが多く、以前は、よく来たものです。

何年ぶりかな・・・

駒ヶ岳~神山を、ぐるっと大回りしてこようと思います。

15キロ位のコースで、のんびり一日歩くには、丁度いいでしょう。

コキクザキイチゲも咲き始めていると思います。











ヤマザクラ、マメザクラが、丁度見頃を迎えていました。

今日は、少し肌寒く、動き回るには適温ですが、じっとしていると
少し、肌寒く感じます。

天気も曇りですので、コキクザキイチゲは、花が開かないかも
しれません。


ここでは、フジザクラと呼んだほうが、いいかな・・


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タチツボスミレ、なかなか、いい色が再現できました。


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オトメスミレ

初めて確認された乙女峠も近いせいか、多く見かけます。


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シコクスミレ

湿り気の多いところで、多く見かけます。



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葉の淵に、ミシン掛けしたような感じのギザギザが特徴です。







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ここは、エイザンスミレが多く、色も濃いめ。


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とても小さく、かわいらしいスミレですが

すぐに名前が出てくる人は、かなりのスミレマエストロ。



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葉の鋸歯が荒く、葉の裏が紫を帯びない・・・などで

私は、ヒメミヤマスミレ、としていますが・・

コケの上に咲く、この小さなスミレ、以前と同じ所にいました。










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バイケイソウは、コース全体に多いのですが、以前より

増えているような感じです。




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この葉は、何だったかな~

最初に、ここを歩いた時も、わからなくて、サイトを検索していたら

答えが、わかりましたが、忘れてしまいました。


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足元には、芦ノ湖が見えてきました。


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コキクザキチゲ、やはり朝は開花してなくて

帰りに、ようやく開いた花を、少しだけ見ることができました。










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濃いブルーの花

薄いピンクの花も、あるはずですが、今日は、見かけませんでした。


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イワカガミの花芽は、まだ育っていない感じです。

花は、連休後でしょうか。


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駒ヶ岳ロープウェイは、風が強くなってきた為

運行を、取りやめていました。

誰もいない駒ヶ岳を、ブラブラと・・・

やはり風が強いし、展望も今一つですので、長居は無用。


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珍しく、あまり人に会うことがない箱根の山でした。

連休は、上も下も、大混雑だと思います。

木の花は、アセビくらいでしたが、これからミツバツツジが咲き

イワカガミ(アカバナノヒメイワカガミ)も咲きはじめるころが

花も賑やかでしょう。

ここには、ミツバツツジの大きな木もあり、見ごたえがあります。


帰りに車道も少し歩きましたが、道路の両側も

花は、賑やかで、スミレ、コキクザキイチゲも多く

時間がないときは、山に登らなくても観察できますね

というか、道端の方が、花の種類も多い感じでした。















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4月23日








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里山散策 ~ 房総

2013-04-18 19:39:52 | インポート


今日は、夏日になる予報です。

北に向かい、標高を上げれば、季節を巻き戻して、まだまだ
早春の花が見られますが、今回は、反対にもう初夏を迎えている
だろう、房総の里山を歩きに出かけました。

ストローハットに薄手のシャツ、お茶は2?用意して
もう、夏の井出達です。








里山に水田、沼が点在し、田んぼを、奥に進むと、お宮様があり
里山に、通じてます。

谷戸というのでしょうか。

子供のころの田舎の風景が、房総には、まだまだ多く
残っています。

今日は、そんな風景の中、花を探しながら一日歩こうと思います。

集落を過ぎて森の中に入っていくと、新緑に包まれ
ウツギ、カマツカ、などが咲き始めていました。

草花では、タンポポが目立つくらいです。
ニリンソウは、もう終わっていました。



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カントウタンポポかな?







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ウラシマソウは、房総では定番でしょうか。


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これといって、目を細めるような花には会えませんが

時々、はっとする、ホタルカズラの青の美しさに
気分もリフレッシュ。

以前は、信州のような寒冷地に多く咲くと思っていましたが
ここ房総にも、多く自生しています。








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山道になると、マテバシイ、シュロ、カラスザンショウなど

房総ならではの樹が目立ち始めます。

この周辺の山、以前に訪れた時、ランの香りが、とても漂って
いましたので、林床の奥や苔むした樹の上など
最大限に目を光らせているのですが、どうも
今日は、当てが外れたかな・・・・・・










サイハイランは、いっぱい自生しています。


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これは、ミヤマウズラ。


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コクランの葉も多く、いい雰囲気ではあるのですが
何時間、探しあるいても、お目当ての花は見つからず。

毛虫が、やたらと目につくので、あまりガサガサ入るのは
もう、止めて、ふらふら散策路を歩いていると
エビネの群落が目の前に・・・・










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丁度、見頃のようですね。

昨年に見つけた、エビネの群生地は、人里離れた
おおよそ、人など来る場所ではありませんでしたが

こんな、道沿いの目立つ場所に、生き残って
いたのは、とても嬉しいですね。

ちょっと心配ですが、どうか長生きしてください。

これは、まだ望みアリ・・と周辺を探すも
汗ビッショリ になり
足が吊りそうになるだけでした。


今日は、日が暮れるまで、這いずり回って
探すパワーはないので、里を歩きながら、のんびり散策して
戻りました。

途中、農作業の年寄と立ち話した後
フキが食べ頃だから、もっていけ・・と言われ
縁了なく、お土産に頂いていきました。



4月17日












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春の花を探しに

2013-04-10 18:47:26 | インポート



近所にある公園を散策すると、藤棚も花が垂れ下がり、ハナミズキも
見頃を迎えています。

花だけ見ていると、都心は、もう初夏のような雰囲気に
なってきました。

休みの日は、荒れた天気にあたってしまい
すっかり春の花から見放されてしまいました。

ようやく、快晴に恵まれた今日、まとめて春の花を
見に行こうと、何ヶ所か予定をたて、朝早く、出発することに・・

どれくらい標高を上がれば、丁度 芽吹きで、花が咲き始めて
いるのかな・・・

取り敢えず、山梨方面に車を走らせることにしました。









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山深い、林道の路肩に車を置いて、歩きはじめると
林の中には、ミツバツツジが、点々と咲いています。











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思っていたより、やはり花は早くから咲き始めているようです。
今日、こられて、本当に良かった  (^^

春の花は、なんていっても、沢沿いが中心でしょうから
今日は、ゆっくり沢を詰めて、稜線まで上がり
再び下りて、別の沢沿いを歩いたりしてみようと思います。









最初に入った沢は、意外にも、岩に赤ペンキの印が、ありました。
林業用かな・・・
それとも、沢登りのコースでしょうか
沢の周辺には、ネコノメソウやハシリドコロが多く咲いています。
クリンソウが、すでに葉を広げています。
適当に決めた沢でしたが、なかなかの収穫に、ニッコリ (^^








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岩の上に、こんな大きな樹が宿っています。









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この沢には、大きな岩が多く
この岩は、完全に沢を塞いでしまっています。
端を、何とか乗り越えていきます。



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ヒトリシズカ、シロバナエンレイソウ 

ニリンソウも、少し咲き始めていました。









沢沿いは、動物も集まるのでしょうか
クマやシカの糞も見られ、特にシカは多いのでしょう。

先ほどから、カタクリの葉は、多く見かけているのですが
花が食べられて、茎だけが、残っています。


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美しい滝が、現われました。

これくらいなら、高巻きしなくても、乗り越えられそうです。









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源流が近そうです。

沢は、小川のせせらぎ状態に・・・


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かわいらしい、ヒメニラが、いっぱい咲いています。


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ん~、やっと見つけたのに、ちょっと遅かった~



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一株咲いていれば、周辺にも、きっと咲いているはずと
縦方向、横方向を、じっくり探してみます。


保護色で、土や落ち葉に同化してしまいそうな花ですが
特徴ある葉が目印になります。

やっぱり、まだ咲いていた!




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どこに、咲いているか、わかるかな~




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中を覗いてみると・・・
意外に複雑な模様で、黄色の線も見えます。




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登りつづけると、陽射しの降り注ぐ、稜線が近づいてきました。


カタクリが、春の日差しを浴びて咲いています。
ポカポカ陽気の中
ここで、寝転んで休憩タイム。

冬の凍てつく山を登るようになってから
季節の移り変わりを、肌で感じられるようになりました。

見回すと、タチツボスミレ、アケボノスミレも咲いています。



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このあたり、標高7~800m あたりが、丁度、芽吹き始めた
くらいでしょうか。

1000mを超えると、まだ木々は芽吹いていませんでした。

ほかの沢や尾根を歩いてみましたが、これといった花には
会うことはありませんでした。

それでも、芽吹き始めた山を歩くのは、いいですね。
これから、花の季節が、はじまると思うと、とても楽しみです。



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4月9日











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