コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

白峰三山を見に辻山へ

2023-12-28 20:49:18 | 日記
今年も今日が登り納めになるので、奥多摩、丹沢から離れて
〆は夜叉神峠から白峰三山を見に辻山へ行くことにしました。
薬師、観音岳まで行こうと思うと体力的にギリギリなので、少し気楽に行けると思います。





夜叉人峠まで行く途中の車窓から見る夜明け前の空。
天気は快晴の予報です。

森林限界を少し超えますが、寒気が抜けていて積雪はほとんどないことを考えると
冬靴は必要ないと思い、先週の丹沢の装備にチェーンスパイク、ソフトシェルを加えて
夜叉神峠下の駐車場を6時半に出発します。
 
 
 
 
 
 
1時間ほどで夜叉神峠まで行けますが、今日は足が前へ進まない・・・・・
歩幅を小さくしてみたり、熱いお茶を飲んでストレッチしたりして
 ようやく峠に到着。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
白峰三山が朝日に輝いています。
唐松が紅葉する晩秋ばかり来ていたので、雪を被った景色は初めて見ます。
なかなか調子が出ないので、ベンチに腰かけて景色を見ながらパンを1つ・・・・・
 ここから杖立峠までが尾根の西側を巻いていく単調な登りで長く感じます。
 
 
 
 
 
 

樹々の隙間から輝く峰々を見ると頂上での景色が楽しみになります。
 
 
 
 
 
 
やっとこさ杖立峠。

間違ったコースタイムの案内板がまだそのままありました。
以前にブログで指摘しましたが、営業小屋が3つもあるのに
ずっとほったらかしです・・・・丹沢ならすぐに修正するかと思いますが
・・・・・・よ~く見たら小さな文字で修正してありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
火事場跡で休憩・・・
パイオニア植物のカラマツ、ダケカンバが育ってきています。

 陽射しの下でゴロゴロしていると暖かく、石尾根あたりで休んでいる感じ・・・・
 
 
 
 
 
コースタイムオーバーで苺平に着きました。
辻山へは案内板の裏から道があります。
このあたりから雪道になりますが
ツボ足で大丈夫でした。
ここから南御室小屋方面へは踏まれて滑りやすそうなので
帰り道はチェーンスパイクがあった方が安心かもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
苺平から辻山まで20分くらいで到着しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
東側が開けていて遮る樹々はなく 正面に白峰三山、北は仙丈岳~アサヨ峰
 
南は荒川三山くらいまでは良く見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
透明感ある濃紺の空に白く輝く峰々・・・・
 
ネットで写真は見ていましたが、こうして山頂に来て見るのとはやっぱり全然違いますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
南側を見ると幾重にも山々が連なり、南アルプス南部は
 
とても山深い印象です。どこの山々なのか同定もできません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
少し南に下った所から富士山が見えました。 これは年賀用になりそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
薬師岳には雪がありません。
 
仙丈岳とアサヨ峰の間に薄っすらと見える山は八ヶ岳かな・・?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
風が強くて良い写真が撮れませんでしたが
 
自分の目で飽きることなく見れたので山頂を後にします。
 
辻山は観音岳の帰りに寄ろうと思っていましたが
 
毎回、体力的にも時間にも余裕がなくなって立ち寄ることができませんでした。
 
いつか白峰三山が雪景色した時にでも来ようと思っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
夕暮れの甲府盆地を眺めながら4時過ぎに帰ってこれました。
 
 
 
体調が今一つ良くありませんでしたが、何とか〆に澄んだ良い景色が見られました。
 
 
年末まで気温も高めですので、チェーンスパイクを持って
 
夏靴で薬師~観音岳まで行ける感じです。
 
風が強い日には防寒暴風対策は必要となります。
 
今日は冬靴の履き慣らしを兼ねて八ヶ岳あたりへ行こうとも考えていましたが
 
積雪が少なく、どうも年内は無理そうです。
 
赤岳へは文三郎尾根の階段が埋まる頃に行きたいのですが
 
今年は強い冬型の気圧配置が続かないので いつになるのか少し不安です。
 
 
 
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
 
 
 
 
今年もブログに訪問していただき、ありがとうございました。 
 
来年もマイペースで続けていけたら良いなと思っています。
 
どうぞ、よい年をお迎えください。
 
 m(_ _)m
 
 
12月26日
 
 
 
 
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霧氷に覆われた丹沢主脈

2023-12-20 16:27:42 | 日記
寒気が入って気温が低く、一日曇りの予報でしたが
丹沢の稜線では、こんな天気の日には霧氷が見られることが多いので
今日は前回のリベンジを兼ねて蛭ヶ岳へ。

前回と同じ時間に家を出て、同じ時間 AM6時前に塩水橋到着。
ただ紅葉がまだ見られた前回と違って、今日の車は私の1台のみ。
少し明るくなった6時半に出発しましたが、後から入って来る車もなく
・・・・寒い冬の曇天だとこんな感じだったかな・・・・・








雨が少ないわりには水量は多い感じ・・・

紅葉も終わった冬枯れのモノトーンの森ですので
何か被写体になる物がないかな~と探しながら・・・・

昭和の看板。






カケスかな・・・猛禽類に狙われたか・・






自分が踏んでいく霜柱の音を聞きながら・・・・





今日はずっと氷点下でしたので、帰りも溶けていませんでした。
おかげで滑って尻もちつくこともなかったです。

関東平野も厚い雲の下。






稜線手前の階段を登っていくと、苔むしたブナに
着生した苔の先が花が咲いたように白くなっていました。
胞子のうかと思いましたが、よく見たら氷粒でした。
感が当ったようで、今日は霧氷が見られそうです。
上の枝をよく見てみると (゜.゜)  薄っすらと霧氷がついている! 

前回のように、またガスガスの天気になってしまっても、今日は
蛭ヶ岳までいく決意できましたが・・・・・
ちょっぴり消極的になりかけていた気持ちが吹き飛んだ (;´∀`)

ペースを上げて稜線へ・・・・・・








丹沢山に到着。
予想どうり稜線は霧氷に覆われています。





どんな景色に出会えるか楽しみです。休憩しないで蛭ヶ岳へ向かいます。




















前回は予想外の荒天でガッカリして引き返しましたが
こんな幻想的な景色に出会えると、そんなこと忘れてしまいます。

幸い木道には霜が付いていなくて、足元に気を使うことなく歩けそうです。
先に見える不動ノ峰周辺の霧氷がとても美しいので早く行きたい・・・・










空が少し明るくなってきたと思ったら
雲の切れ目がら青空が見えてきた!






















あっという間に青空が広がり、陽射しが注ぎ
霧氷が輝いてきました。
関東平野上空も青空に・・・






蛭ヶ岳が見えてきました。
陽射しが出て暖かくなりましたが、溶けてしまう前に蛭ヶ岳まで行きたいです。





































鬼ヶ岩に到着。

今日は蛭ヶ岳まで行けそうです。






12時半、蛭ヶ岳山頂に到着。

最近は鬼ヶ岩で引き返すことが多かったので久しぶりです。誰もいないので自撮り。






あれだけ青空が広がってきたのに
山頂手前くらいから厚い雲に覆われてきて空が薄暗くなってしまった。












寒々しいので少し休憩して帰ります。

熊木沢を見下ろす。






陽射しがなくなり気温も低いので、霧氷が消えないで残っています。






風も出てきて体感温度はかなり低め。
ハードシェルを持ってきても良かったかも・・・・・・

新しく建てられた不動ノ峰休憩所に寄ってみます。









以前は屋根だけがある休憩所でしたが、立派な避難小屋ですね。
外は氷点下の寒さですが、風を避けられるだけでも暖かく感じて快適です。
時間に余裕があれば、広い窓の冬景色を見ながらお茶でもしたいところです。









大切に使わせていただきます。



丹沢山に14時半、ヘッデンをザックの出しやすい所に入れ直し
後は冬枯れの森をノンビリ帰ればいいや~思っていましたが・・・・








徐々に薄暗くなると何とか暗くなる前に帰ろうと思い途中から速足に・・・・
林道もスタスタ歩いて16時40分に戻って来ました。

何度も立ち止まり、写真を撮りながら歩いて
登り6時間、下り約4時間でした。登りは雲取山より1時間多く掛かります。
その差は1時間ですが、実際は常に登り下りを繰り返すので
時間差以上に体力を使う感じがします。
条件は違いますが、以前は冬の赤岳へ行く体力の目安にしていました。

県道70号は一度積雪があると、ずっと溶けないで凍り付いて残るので
今日はドライでしたが、今後天候によってスタッドレスタイヤが必要になります。

12月19日








コメント (4)
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