早朝まで吹いていた風も弱くなり。縦走日和となりました。
8時に天望荘を出発します
地蔵ノ頭から先のトレースは風で綺麗に消えていました。
バージンスノーを踏んで、プチラッセルですよ
しかし、上を見上げると、ちょっと不安もあります。
岩場をトラバースぎみに登るところは、膝くらいのラッセルに
急な斜面でも膝まで潜るところもあり、バランスを崩さないよう
慎重に踏み固めステップを作ります。
雪がしまっていれば、アイゼンの前歯を使い登ることができますが
この感じですので、かなり時間も掛かりました。
昨日、少し緊張した 鉾岳のトラバース
やはりトレース消えていました (><)
写真を撮る余裕ナシ・・・次に進みます
最後の難所も何とか通過できました。
昨日とは違い、硫黄岳周辺も風が弱く、台座ノ頭山頂を踏んで
のんびりと歩くことができました。
このあたりは広いようで、火口壁もあり複雑な地形ですので、全く視界が
なくて風が強い日は、迷いやすく注意するところです。
硫黄岳までは、昨日より1時間多く、3時間かかりました。
ラッセルと、のんびり歩いたからででしょうか
美濃戸口には2時30分着
雪道ですので夏のガラ場歩きがなく、快調に飛ばして帰りました。
北沢の流れに降り注ぐ陽射しに、春のきざしを感じます。
2月22日