毎年、この梅雨の時期に、信州の北部の山に行く機会が
多くなりました。
以前は、水芭蕉の咲く頃か、紅葉の季節に行っていたのですが
関東周辺では、あまり見ることがない、ランの花が、多く見られる
ことが、わかって以来 もう
すっかり、その魅力に、ハマって、毎年、梅雨の時期に訪れる
ようになりました。
昨年は、念願のキバナノアツモリソウも見ることができたので
今年も、何処か違う山で見ることができないかな~・・・・
そんな思いで、仕事が終わった深夜、車を走らせて
きたのですが・・・
ようやく登山口に、到着したら、本降りの雨・・・
当日の天気予報は、曇で、明け方は、弱い雨・・・だったのですがね~
しかも、変に蒸し暑いし、雨は、止む気配ナシ・・・
すっかり落ち込んで、盛り下がる・・・
ようやく、7時過ぎた頃、小雨に変わってきたので
雨具を付けて出発します。
途中から、ぬかるんだ、急登に変わってくると
再び、本降りの雨に・・・
大汗かいて、泥だらけになり、涙雨です。
しかも今日は、どうも足が前に進んでくれません
疲れが溜まっているのかな・・
大きなブナの木の下で、しばし雨宿り休憩します。
太い幹にもたれかかり、葉を叩く雨音を聞き黙りこくっていると
好きで来ているのに、なんでこんな所にいるのかな・・・
なんて思ったりもします。
少しペースを落として出発します。
花をよく見ようと近寄り、足を下ろすと、小さなピンクの花が、いっぱい
咲いていました。
気がつかなかったのですが、カモメランも、一緒に群生していて
足を下ろす場所が、ないくらいです。
もう少し探してみると
少し先の斜面にも咲いていました。
ここの山には、鹿の食害は、なさそうです。
人が盗らなければ、咲き続けてくれるでしょう。
そう願いたいですね
6月 28日