年末の日程を考えると、今回が今年最後の山歩きになりそうです。
近場で展望が良い所を歩きたいな・・・・と思いまして
10月に雨で撤退した塩水橋から丹沢山~蛭ケ岳にまた
行こうと思いました。
リベンジ!なんて大げさな気持ちはなく、丹沢山から蛭ヶ岳までの
開けた展望を最後に見たくなりました。
天気も良さそうですので、一日歩いてくるには良いコースです。
さすがに、もうヒルもいないだろうしね・・・
塩水橋までの県道70号は工事の為、宮ケ瀬から入ることができません。
秦野からヤビツ峠経由で行くことになります。
・・・・12月21日(土曜)まで・・・・
東名高速秦野中井インターから1時間くらいで到着。
明るくなってきた6時45分スタート。
昔の林道が整備されていない頃のでしょう。
冬枯れの林道を登って行きます。
今日は、天王寺尾根ではなく林道を選択します。
天王寺尾根は薄暗いので朝は林道のほうが明るく開けて
のんびりスタートできます・・・・今日の気持ちですけど
2ヵ所ほど法面を這いあがり、ショートカットしましたが
時間的には大差なさそうでした。
地図にも記載してある、ワサビ沢出会いのショートカットは
林道を進むよりも早く到着できそうです。
ワサビ沢出合の分岐点
ピンクのテープがあり、上を見ると、赤い実を付けたイイギリの木が
一本ありますのでわかります。
ショートカットの道は雨量計の小屋の所で林道と合流します。
その先に登山道があります。
最初は杉の植林ですが、やがて堂平のブナの森に変わります。
堰を超えて九十九折を登って行くと、天王寺尾根と合流して
再び、ブナの多い森に入って行きます。
これは何だろう?
そういう為のものでしたか・・・
帰りにここを通ったら、全て回収してありました。
今年の秋は、どこの山を歩いても、ブナの実やミズナラのドングリが
いっぱい落ちていましたから、豊作だったでしょうね。
鎖場を通過すると、視界が開けてきました。
丹沢三山よりも標高が高くなりました。
ここからは素晴らしいブナの巨木の森を登って行きます。
ブナの森を登りきると丹沢山に到着です。
休憩はしないでその先の見晴らしの良い稜線で一休みすることにします。
雲っていますが富士山も見え、時々日も差して縦走日和でした。
時々冷たい風も吹きますが、歩いている時は薄いヤッケで大丈夫です。
ひと山ひと山越えて、蛭ヶ岳が近づいてきます。
鬼ヶ岩を越えて、最後の登りを終えて
蛭が岳到着。
都心方面も曇ってきました。
富士山側に移動します。
デジタルフィルターを使って、アンダー気味に・・・・
穏やかな山頂ですが、あまりゆっくりもしていられません。
1時になり、そろそろ帰らなくては・・・どう駆け下りても
最後の林道は暗くなる感じですね。
都心方面の景色を眺めながら下りて行きます。
階段が辛いですが・・・・
そんなこと言っていたら行けません、主脈は階段ばかりですから・・・
丹沢山に戻ってきました。 PM3時
後は下るだけです。
何とか暗くなる前に林道まで帰りたいですね。
あまり寄り道する時間はないのですが、帰り道の気楽から
ブナの森でウロウロ・・・
マツノハマンネングサ
やはり最後の林道歩きは、月を眺めながらに・・・
5時30分 車に到着。
久しぶりに一日歩いたので疲れましたね
八ヶ岳の赤岳あたりをピストンした位は歩いたと思います。
今回のような尾根の両側とも視界が開けている所は、
なかなかありません。
いつ歩いても楽しい縦走路でした。