コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

奥多摩 ~ また棒ノ木尾根へ

2019-12-20 06:02:36 | 登山
飽きることなく同じコースで、今回も奥多摩の鷹ノ巣山へ・・・・
天気も2週間前と同じで、雨上がりの晴れで気温も高く都心では20度近くなる予報です。
きっと前回と同じような写真ばかりだと思いますので、とりあえずは簡単にアップします  m(_ _)m

霧深い水根の山里を歩き登山口へ・・・・・スタートの時間も前回と同じ7時30分でした。


















植林の急登を登ります・・・・















奥多摩は11月から続けて4回目ですが、12月中旬の今日が一番暖かく
この棒ノ木尾根の登りでは結構な汗をかきました。









尾根の途中にある木祠、前回は気にも留めなかったのですが
今回帰ってから調べたら風ノ神土ということがわかりました。
奥多摩駅から登る石尾根の途中にも風神の石仏があるらしく
奥多摩のこの地区には風神を祀る風習があったらしいです。










植林の急登を抜けて広い尾根で休憩・・・・・今日は雲が多い天気です。
この先の六ツ石山まで登ってしまえば、その先の鷹ノ巣山まではノンビリ歩けます。










広い尾根の両脇斜面をよく見るとスズタケのような残骸がズッと続いています。









どれくらい昔かわかりませんが、きっと以前はスズタケで覆われていたようですね。


途中で折れてしまった樹の枝





折れてしまうと落葉できないのですね。



六ツ石山に到着
雲に覆われて薄暗くなってしまった。










石尾根に合流して巻道を歩いていると心配していた雨粒が落ちてきました。
長沢背稜方面は霞んでいるので、北の方から寒気が入り一時的に不安定な天気になったようです。
しばらくすると、また回復するだろうと思うので気にしないで先へと進みます。

日原方面を見下ろします。 







富士山は見えませんが丹沢方面は雲が掛かっていません。










鷹ノ巣山も曇っていますが、その先には青空も見えていますので
晴れるのを期待します。










ほどなく鷹ノ巣山に到着。

時間も前回と同じくらいでした。









やっと自分のペースが戻ってきた感じがします。

丁度雨も上がってきたのでカップ麺でお昼を・・・・今日は箸を忘れなかった。











富士山は見えないですけど、雲の変化が早く、ずっと眺めていました。




























カップ麺を食べ終わる頃には青空が戻ってきました。










ゴロゴロしていたら鴨沢から来たという青年が到着したので写真を撮ってもらいました。
今回も彼ともう一人に出会っただけでした。









PM1時、これも前回と同じ時間で下山です。

大岳を正面に見ながら・・・・










水根への分岐に到着、真っすぐ尾根を行くと境橋に下山できるルートなのですが
新しい標識には書いてありませんです。









今回の下山は境橋へ下りて、バスで奥多摩湖へ戻ることも考えましたが
最近は歩く人が少なく、歩かれた人のレポを見ると、迷って時間ロスしたと
あったので、薄暗くなる下りルートでの選択は今回は止めておくことにしました。









今日も急坂をサッサと良いペースで下りてきました。

水根集落から、どっしりとした御前山を眺めます。









このコース、2回続けて歩いてみると、
登りよりも疲れてきた帰りの急な下りがネックになる感じでした。
ただ距離は短いので体力をつけるには、私的には程よいコースでした。











-・-・-・-・-・





ようやく体力も戻ってきた感じがするので、次は冬山へと行きたいと思っていますが
肝心の雪が降らないのではね・・・・・雪山へ行きたくても行けませんです。
何とか来週のクリスマスイブまでには八ヶ岳に雪が降ってほしいです。

集落を歩いて帰ると、このあたりも少し雨が降ったようで
濡れた路肩にハキダメギクの小さな白い花弁が目だちました。


12月18日















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奥多摩   六ツ石山 ~ 鷹ノ巣山   

2019-12-05 07:17:19 | 登山



前日の雨も上がり晴れる予報になったので、今回も奥多摩を歩いてきました。
前回の小袖から雲取山へのコースでは、登りの負荷をあまり感じることがなかったので
今回は奥多摩三大急登の一つ、水根から棒ノ木尾根のコースで六ツ石山~鷹ノ巣山を
選んでみました。ここも展望が良いコースらしいので尾根歩きが楽しみです。

7時30分、奥多摩湖の駐車場を出発します。
奥多摩湖を下に見ながら林道を登っていくと水根集落の民家の脇が登山道入り口でした。












この道で大丈夫かな~と心配しながら杉の植林へと入って行きます。
後ろを振り返って・・・・・














神社の鳥居が見えて来ました。
どうやらルートは間違っていないようです。



















よく手入れされた杉の植林を登って行きます。












林業の作業道のような感じで、良く踏まれた歩きやすい登山道です。
だんだんと傾斜が増してきますが、樹の根を掴んで登るような道ではありませんでした。
三大急登というには少々物足りない感じもしますが心地よい汗をかきました。

植林帯を抜けて自然林になるとハンノキ尾根に合流します。ここまで約2時間でした。
ここからは石尾根に出たかと思うほど気持ちの良い広い尾根道が続いています。





























落ち葉を踏んで青空を見上げながら六ツ石山へと向かいます。
今日は12時までに鷹ノ巣山へ到着できればと思っていましたが・・・・・・
誰もいない静かなこの尾根道を時間を気にしながら急いで登るなんて・・・・・
何だか勿体ない感じがしてやめました。

どこで腰を下ろしても気持ちの良い尾根道、景色を眺めながら適当に足を休め
ノンビリと行くことにしました。

登りきると六ツ石山に到着です。











西黒尾根や黒戸尾根のような長い急登ではなく、丹沢でいえば小丸尾根くらいの感じで
ほどよいトレーニングになりました。   一度下って石尾根に合流します。
その後は巻道が多くなり、小ピークを越えたりしていきます。






















正面に鷹ノ巣山が見えてきました。





















予定していた時間より遅れましたが楽しい道のりでした。
風も弱いので陽ざしを受けると暖かく、シャツ1枚で十分でした。

サーモスのお湯でカップ麺を作り、誰もいない静かな山頂でお昼とします。













鷹ノ巣山は富士山の景勝地ですが、3度目の石尾根になると富士山の写真の枚数が
だんだんと減っていき今回は帰ってから確認すると7枚くらいしか撮っていませんでした。
その中で良さそうな写真をモノクロで1枚アップします。










・・・・・年賀に良さそうな感じです。


富士山は風が強いのか東の丹沢方面に雲が発生して、大山のあたりまで長く続いています。












この日、丹沢の表尾根を歩いた方のレポを見ると
お昼頃からガスが掛かってきて視界がなくなり急に寒くなってきたと書いてありました。
丹沢の気象に富士山は深くかかわっているのですね。

午後1時、山頂を後にします。




















この時期は午後2時過ぎると影が長くなり、もう夕方のような感じがしてきます。












六ツ石山を3時通過・・・・

今日は時間からしてヘッデンの用意もしなければと思うと何だか少し心細くなってきて
だんだんと足が速くなっていきました。ストックが邪魔になったのでザックに仕舞うと
両手が自由になったので、ここから一気に急坂を駆け下りて行きました。

・・・・・足を置く位置に集中して両手は樹に掴まったりしてブレーキをかけながら・・・・・・

下りなのに汗をかくほど勢いよく駆け下ったら、水根の集落に4時に到着してしまった。
急登のルート、距離は短いという事ですね、膝にがんばってもらいました。

御前山を西日が照らします。





















日没までまだ少し時間があるのと余力が残っているので
クールダウンしながら周辺の散策でもしようと思います。

随分と前になりますが、昔道を歩きながら水根貨物線の廃線跡を巡ったことを思いだしました。

紅葉を見ながらブラブラと歩き、シノブが着生している樹を見上げてみると
シルエットの違いでカヤランがいるのがわかりました。




















足元や目線の位置にもいて、長くて細い果実を付けています。














下りてきた安心で気楽に歩いていたら周りはすっかり薄暗くなってしまいました。

ヘッデンを取り出して宵闇の中、車に戻りました。

行きに石尾根で2人とすれ違いましたが、帰りはサルの集団とシカに出会っただけで
とても静かな山でした。奥多摩のお気に入りコースに追加です。











12月3日
















コメント (2)
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