子供が、春休みに入ったので、家族で、房総の高宕山を歩いてきました。
コースは、八郎塚~頂上~大滝 の周回コース
標高 330mの里山ですけど、なめてはいけません。
スタート地点の標高は、6~70mですので、標高差は、わずか260~70m
ですが、GPSのログを見るとわかりますが、コース全体が、細かい登り降り
の繰り返しで、累積標高差は、600m位あり、コース自体、滑りやすい
岩を削り取った階段が多く、注意が必要です。
膝に負担の多いコースですので、心配な方は、ストックがあるといいのでは・・
ほんとうは、子供と一緒に行く山に相応しくないのかもしれませんね・・・
今回は、春の花を観察する 私の趣味に合わせてもらいました
草花では、 シュンラン 、カンアオイ が多く
木の花では、 マメザクラ、 ヤブツバキ が目を引きます。
子供は目がいいので、私より早く、シュンランを見つけられるように
なりました。
子供が、リュックを下ろした側に、スハマソウが、一輪
私が、この山を、初めて訪れたのは、このスハマソウが、目的でした。
その頃は、まだ登山道沿いにも、両手で、抱える位の大株も、あり
なかなか、足が前に進みませんでした。
4~5年位まえだったか、忘れましたが・・・ 読売新聞の夕刊に、今でも毎週
山歩きの記事が、あります。 そこで、ここの山を、スハマソウの咲く山と
紹介して、ご丁寧に、群生している場所も、記載してありました。
全国紙ですからね・・・ その後、どうなったかは、想像どうり・・・・
今は、写真のように、所々 一株、咲いているくらいです。
少し、道を外したところに数株咲いているのを、見つけました。
ここの山には、春に、 ヒメフタバランも咲くということを 以前
ブログを見ていて、知りました。 次の年の春
まさに、這う様に、ゆっくり ゆっくり 探し歩き、なんとか見つける
ことができました。
今年も楽しみに、訪れてみますが、まったく見当たりません。
ようやく、双葉を見つけ、ほっとしますが、 どうやら、今年は
花が、遅れているようです。
2009年 3月 18日の写真
ヤブの中に咲いており、見つけるのに、苦労しました。
パッと見、ヤブと同化してしまうため、目線を、うんと下げなければ
わかりません。
フタバランの種類の中では、一番、小さく、見つけづらいですね
それだけに、毎年、とても気になります。
頂上は、大きい岩の上のような所で、低い山ですが、高度感が、凄くあります。
展望も素晴らしく
房総の山らしく、山頂には、トベラ、グミの木があります。
暖かい日差しのこの時期は、お弁当の場所に最適です。
3月 29日