前日までは八ヶ岳へ行く予定で準備していましたが、夜中に起きると体が重く・・・・
迷いに迷って今回は中止にしました。
今回は気象条件が少し厳しそうでしたので、ゴーグルを使う可能性もあると思い
自分で曇らないように改造したり、強風に備えてフェースマスクも少し手を加えたりして
準備万端と思っていましたが、肝心の体調が良くないのではしょうがないですね。
もう一度床に入り4時頃起きると、房総をのんびり歩くくらいなら問題なさそうな気がしたので
今回もまた房総の探索です。
房総には探索したい山域がまだ幾らでもありますので、行く場所には困らないのですが
今回は12月に歩いた着生ランの森が気になるので、寄り道しながら再訪しようと思います。
この森ではカシノキランを数株見つけましたが、ゆっくり探せばまだまだ見つかるような
気がします。 今回はじっくりと探そうと思います。
前夜に少し雪が降ったようです。
陽が登るとすぐに消えてしまいましたが、照葉の森の雪景色を見られました。
迷いに迷って今回は中止にしました。
今回は気象条件が少し厳しそうでしたので、ゴーグルを使う可能性もあると思い
自分で曇らないように改造したり、強風に備えてフェースマスクも少し手を加えたりして
準備万端と思っていましたが、肝心の体調が良くないのではしょうがないですね。
もう一度床に入り4時頃起きると、房総をのんびり歩くくらいなら問題なさそうな気がしたので
今回もまた房総の探索です。
房総には探索したい山域がまだ幾らでもありますので、行く場所には困らないのですが
今回は12月に歩いた着生ランの森が気になるので、寄り道しながら再訪しようと思います。
この森ではカシノキランを数株見つけましたが、ゆっくり探せばまだまだ見つかるような
気がします。 今回はじっくりと探そうと思います。
前夜に少し雪が降ったようです。
陽が登るとすぐに消えてしまいましたが、照葉の森の雪景色を見られました。
陽が登って、陽射しが森を照らすと
緑が美しく、まるで新緑の森を歩いているように感じる時もあります。
緑が美しく、まるで新緑の森を歩いているように感じる時もあります。
途中から沢に下りてみます。
沢の法面、周辺の斜面にはコケやシダに混じってサツマイナモリの小さな株が張り付いていました。
どの株も蕾を持ち、花が咲いた株も見られました。
沢の法面、周辺の斜面にはコケやシダに混じってサツマイナモリの小さな株が張り付いていました。
どの株も蕾を持ち、花が咲いた株も見られました。
シュスランも点々と・・・
大きな群落もありました。
出し惜しみするかのように、順番に咲いていく花ですが
前回の沢で見た時は元気が無かった感じでしたが、今日は勢いがありますね。
今頃が一番見頃なのでしょうか・・・花期が長そうな花です。
出し惜しみするかのように、順番に咲いていく花ですが
前回の沢で見た時は元気が無かった感じでしたが、今日は勢いがありますね。
今頃が一番見頃なのでしょうか・・・花期が長そうな花です。
花は2つのタイプがあります。
そんな法面にコセリバオウレンを見つけました。
昨年も同じ頃に見ていたので、もしかしたら・・・・と思っていました。
この花一つで、この森に春がやってきた感じです。
尾根に登って森を目指します。
ヤセ尾根は湿り気があり滑りやすいので慎重に進みます。
全体に花が咲いたらどんな景色が見られるだろうか・・・
ヤセ尾根は湿り気があり滑りやすいので慎重に進みます。
そんな苔むした尾根を歩いていている時、素晴らしいマメヅタランが着生している樹に出会いました。
全体に花が咲いたらどんな景色が見られるだろうか・・・
この周辺にはムギランも多く見かけました。
この樹は下の方にムギランが、その上にはマメヅタランが着生しています。
もう少し引っ張ってきます。
マメヅタランは網目状に根を張り巡らして樹を覆ってしまうくらいに着生しますが、
ムギランはバルブもあり一つの個体が独立しているような感じですので
根を伸ばして群落を形成しても樹を覆いつくすことはないようですね。
それでも岩場で見たムギランよりも密生している感じで、岩場よりも樹の上の方が
栄養状態もよく住みやすいのでしょうか。
一つ一つの株も大きいような感じがします。
ムギランはバルブもあり一つの個体が独立しているような感じですので
根を伸ばして群落を形成しても樹を覆いつくすことはないようですね。
それでも岩場で見たムギランよりも密生している感じで、岩場よりも樹の上の方が
栄養状態もよく住みやすいのでしょうか。
一つ一つの株も大きいような感じがします。
森に着きました。
周辺を行ったり来たり・・・・
ただ上を眺めているだけでは何も見つかりませんでした。
この樹にはいそうだな・・・・と思ったら、幹から枝までゆっくり双眼鏡で見て
いくしかありませんです。
一本の樹を違う方向から何度も見渡していきます。
寒くなってきたので、上着を着て何かに寄りかかりながら目で追っていきます。
今日は時間が十分ありますので、楽しくノンビリと探していきます。
30分くらい見回していて、ようやく何か着生している感じの一本の樫の木にたどり着きました。
周辺を行ったり来たり・・・・
ただ上を眺めているだけでは何も見つかりませんでした。
この樹にはいそうだな・・・・と思ったら、幹から枝までゆっくり双眼鏡で見て
いくしかありませんです。
一本の樹を違う方向から何度も見渡していきます。
寒くなってきたので、上着を着て何かに寄りかかりながら目で追っていきます。
今日は時間が十分ありますので、楽しくノンビリと探していきます。
30分くらい見回していて、ようやく何か着生している感じの一本の樫の木にたどり着きました。
カシノキランらしい葉と樫の木の葉とが重なり合ってわかりづらいですが、何となく着生根も見えます。
間違いなさそうです。
帰ってからパソコンのモニターで確認すると、7株が写っていました。
双眼鏡で見ていた時は3~4株かな・・・と思っていました。
幾方向から何度も見たりして確認して撮影終わるまで、この樹一本で30分くらい時間を要しました。
けっして高い位置ではなく、約4メートルくらい上ですが、上からの陽射しですと
樹の葉と重なり合い、同じような感じで透けて見えてしまうので非常に見つけづらいですね。
ここの場所は朝とか夕方の斜めからの陽射しの方が見つけやすいかもしれません。
しかし、この場所で見つけたことで目が慣れてきました。
似たような、この樹にも多く着生しています。
帰ってからパソコンのモニターで確認すると、7株が写っていました。
双眼鏡で見ていた時は3~4株かな・・・と思っていました。
幾方向から何度も見たりして確認して撮影終わるまで、この樹一本で30分くらい時間を要しました。
けっして高い位置ではなく、約4メートルくらい上ですが、上からの陽射しですと
樹の葉と重なり合い、同じような感じで透けて見えてしまうので非常に見つけづらいですね。
ここの場所は朝とか夕方の斜めからの陽射しの方が見つけやすいかもしれません。
しかし、この場所で見つけたことで目が慣れてきました。
似たような、この樹にも多く着生しています。
上の方にもいます!
カシノキランの葉が樹皮から立ち上がっているので、何気なく見ているだけでは
全然わかりませんでした。
カシノキランの葉が樹皮から立ち上がっているので、何気なく見ているだけでは
全然わかりませんでした。
ここも正確に何株いるかは、帰ってからパソコンのモニターで
わかりました。
わかりました。
しかし、これで完全に目が慣れてきました。
その後、何ヶ所も見つけることができました。。
いづれも、普通では見つけづらい場所ばかりです。
その後、何ヶ所も見つけることができました。。
いづれも、普通では見つけづらい場所ばかりです。
私は最初にカシノキランを見つけたのが
目線の位置でしたので、樹の上に隠れている株をなかなか見つけられませんでした。
今回は目が慣れてきたおかげで、この森で30株以上見つけることができました。
・・・・半分は帰ってからパソコンのモニターでカウント。
まだまだ探せは、きっとかなりの株を見つけることができるでしょうね。
レッドデータブックでは、房総のカシノキランは絶滅、もしくは消息不明の扱いですが
実際は、このようにそっと目立たないように隠れていたのですね。
昨年見つけた森などは、カウントできないくらい自生していました。
森の環境が保たれていれば、きっと安心してこの場所に居続けてくれると思います。
2月16日
目線の位置でしたので、樹の上に隠れている株をなかなか見つけられませんでした。
今回は目が慣れてきたおかげで、この森で30株以上見つけることができました。
・・・・半分は帰ってからパソコンのモニターでカウント。
まだまだ探せは、きっとかなりの株を見つけることができるでしょうね。
レッドデータブックでは、房総のカシノキランは絶滅、もしくは消息不明の扱いですが
実際は、このようにそっと目立たないように隠れていたのですね。
昨年見つけた森などは、カウントできないくらい自生していました。
森の環境が保たれていれば、きっと安心してこの場所に居続けてくれると思います。
2月16日