コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

八ヶ岳   観音平 ~ 権現岳 

2011-11-23 19:42:36 | インポート







昨年も、この晩秋に歩いた 八ヶ岳の観音平から権現岳への周回コース
展望が素晴らしく、とても気に入ってしまい 今年も行ってきました

昨年は、歩き始める時間が、遅くなってしまったので、今年こそ
夜明け前にスタートして、雲海という所で、日の出をみよう!と決めて
いましたが、またしても夜中に起きられませんでした (T_T)

しかし、この日の八ヶ岳は素晴らしかったですよ
2200~300mから上は氷付いて、キラキラの世界でした
私の、下手な説明や文章は、やめにして
あえて、モノクロームの写真で雰囲気を
味わってみて下さい








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モノクロームですと、群青色の空を、伝えることはできないので
一枚、カラーの写真も貼り付けておきます









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この日は、三ッ頭で一人だけ、写真の方と会っただけでした
風もなく、ギボシでは、ゆっくり展望も楽しむこともできました









駐車場に、戻ってきたのは、また日没後


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11月22日







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丹沢 蛭ヶ岳 ・・・・ 白馬尾根 ~ 市原新道

2011-11-18 08:04:52 | インポート





いろいろ用事が重なり、3週間位 山には行けませんでした。

紅葉前線も里山近くまで降りてきて、高い山は冬の到来ですね

今日は、八ヶ岳に行く予定で、昨日 車のタイヤを冬用に変えて

来ましたが、今日の天気は、冬型の気圧配置で、稜線は風が強そうです

予定を変えて、前々から、この時期になったら行ってみようと

考えていた、丹沢の白馬尾根~蛭ヶ岳~市原新道に行って来ました。








Photo

中央高速相模湖東出口で降りて、相模湖を過ぎ宮ケ瀬湖に向かい

途中から早戸川に沿った林道に入り奥まで進みます

途中のマス釣り場の先に、通行止の看板を見かけましたが

先に進んでも大丈夫です・・・落石が多いので、自己責任で行けという

事なのでしょうか

魚止橋の手前の路肩にとめます・・・ここから先は、かなりのダートです







Photo_2

橋を渡り、左に行き林道をショートカットします

駐車スペースは、2~3台位、少し手前の本間橋の所は7~8台位です




しばらく、落ち葉の積もった林道をいきます

この辺の紅葉は、まだ見ることができます


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Photo_4

しばらく歩くと、この地図の看板があります
地図を見ると、ここから雷平までは、まず山側を高巻くように
登っていきます





今回、ここで初歩的なルートミスをしてしまいました

あまり参考には、なりませんが、まあ~こういう単純なミスをする人も

いるのか~ ということで・・・・


今回の白馬尾根、市原新道は、歩く人が、それなりにはいるでしょうが

地図には載っていない、バリエーションルートですので、私はそのルート

ばかり気にして、いろいろ調べていました

ここから、尾根の取り付きの雷平までは、沢沿いの破線のルートですので

沢沿いに歩けばいいだろう・・と簡単に考えていましたので

看板の地図を、ろくすっぽ見ないで、そのまま林道を進み

河原に下りてしまいます・・・河原には、赤いテープがあるので

そのまま河原を進み、赤いテープが対岸に確認できるので

沢を渡ろうとしますが、橋もなく どこからも渡れそうな所がありません

・・・この辺で、普通は、ちょっとおかしいな~と地図みるのですが・・

なぜか疑いもなく、徒渉します







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最初の2~3歩は、冷た~いという感じでしたが、そのあとは

感覚がなくなり、麻痺状態 

その後は、テープを頼りに、河原を進んでいきますが、ついに

ルートに行きづまり地図を確認しますと、やっと間違っていることに

気がつきました (*´д`*)

また徒渉をして、林道に引き返します。











林道に戻ると、こんなわかりやすい、看板も掛かっています


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先は長いですので、落ち込まずに再スタートです




少し登った所にある造林小屋、何だか懐かしい感じの建物です

中は、少し荒れていて、もう使われていない感じです

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河原から一段高い所を巻いていくように

道は続いています 途中 何回も板の橋を渡りますが

耐久年数が、そろそろ来ているような橋もありますので

注意が必要です


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しばらく行くと、ロープで河原に降り、沢を、この橋で渡ります

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大雨で、何ども流されては、また付けられているのでしょうね

ちょっと、危なっかしいなと思ったら、この橋がこのあと渡る橋の中で

一番しっかりしていました




しばらく河原を歩きますが、岩をへつったり、ロープで乗り越えたり

結構、アドベンチャーなコースですよ

ちょっと黒部の下ノ廊下のミニ判です


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この橋でまた対岸に渡ります

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次に迷った所です


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本当は、右の矢印の岩の裏側をロープを頼りに、へつって行くのですが

私は、また対岸に渡って行ってしまいました

ただ今度は、その先の雷平で、石づたいに、わたり返すことができました













なんだかんだで、やっと白馬尾根の取り付き地点、雷平に着きました

ここまでの道、とてもアスレチックで楽しい道でしたが

侮って、私みたいに地図を確認しないで行くと、とても難儀しますで

気をつけましょう (^^

ここで一休みです ここ雷平周辺は、丹沢でもヒルが多いところです

今日は、霜が降りていますので、もう心配ないでしょう

小さなケルンがあり、ここから取り付き、登っていきます


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木の枝に、何か咲いているのかな?

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フサザクラの種のようです

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尾根の上をみると、鹿棚があり、扉を見つけて中に入ります

その上は、ずっと植林帯のようです

しばらく、赤テープを頼りに、ガラ場を登っていきます


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途中から、林業の作業道のような道をずっ~と、ひたすら高度を稼ぎます

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一時間以上、登ると、ようやく植林帯を抜け出します

道は、作業道でしょうか とても歩きやすく、しっかり付いていました













アセビの林を抜けると、笹原にブナが点在する気持ちがいい尾根に出ます

丹沢三山が左手によく見えます

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何となくある踏み跡をたどって登っていくと

広い草原に出ました

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360度 視界が開けて、気持ちがいいです  カヤトの原っぱが

広がり、景色も素晴らくしく 空と流れる雲を見ながら踏み跡を進みます


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何の穂かな?


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再び、ブナと笹原の尾根を登ります

道は、はっきりしていたり 曖昧だったり・・・


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しかし迷うようなことは、ありませんね

テープも、所々ありますし 尾根を外さないように登っていけば

大丈夫です






ブナの木に混じって、ヤシオの木が多く点在してきました

シロヤシオでしょうか、花の時期は見事でしょうね


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途中で作業をしている方達に会いました

植物の保護柵を設置しているのでしょうか


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この辺は、歩いていても 本当に気持ちがいい所です

大きなブナの木を見ながら、踏み跡をたどります






これは、マツノハマンネングサかな?

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稜線の登山道に出ました!

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鬼ヶ岩の頭の少し丹沢山寄りの所です

尾根からの入口には、テープがありました






蛭ヶ岳までは、楽しい稜線散歩 (^^)

あいにく富士山は見えませんでした

ナナカマドかな・・

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カマツカかな?

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蛭ヶ岳山荘に到着

ここから市原新道は、南東の尾根を下っていくはずです

山頂で少しゆっくりしたいところですが、時間を見ると 13時30分

知らない道を下り、日没までに帰るには、ギリギリの時間ですね










山荘の右手に周ると下には草原が広がっています

よく探すと、踏み跡が下の方に伸びているのを確認出来ます

これが市原新道の入口でしょう

入口と思われる場所に、小さな慰霊碑がありますので

これが目印になります


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この道も、はっきりしないところもありますが

何となく道とわかる感じですね、しばらくは尾根を外さないように

下っていきます

白馬尾根と同じような、ブナと笹が美しい尾根で、ナナカマドの実が

アクセントを付けてくれます。

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途中で道が不明瞭の所では、テープの目印を探しますが

赤、黄色、そして三色もあり、これが、ちょっと紛らわしいですね

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どのテープも間違ってはいないのでしょうが、たまに離れた所

にもあったりして、どちらに行こうか、迷ったりします

黄色のテープが、一番 正確な感じがしました








古い遭難碑が、途中にまたありました

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昭和17年とあります・・・戦時中ですね

今とは、山も装備も想像できないくらい違う時代だったでしょうね






これは! 熊の糞です


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このあたりの山が豊かな自然に恵まれている明しでしょうか

丹沢を歩いていて、熊の形跡を見たのは初めてです

糞をよく見ると、ナナカマドの実のようなものが、イッパイ見られます





お皿の案内

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この後、少し尾根の右側を下りていくようになり

鹿棚が現れます




鹿棚を、付かず離れず、下って行くと

沢音が聞こえはじめ、雷滝の脇を通り沢に下りてきます

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やっと沢まで、下りてきました

これで、もう安心ですね 紅葉を眺めながら、沢沿いを20分位下ると

雷平に着きました

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車に戻ってきたのは、5時丁度でした・・・・もう暗いです

蛭ヶ岳山荘から、3時間15分でした


今回の2つのルート、特別、道迷いするような所はありませんでしたが

この日が短い時期は、13時頃には、稜線から下り始めたほうが

いいと思います

途中で薄暗くなると、ちょっと難しいですね

あと、天候が悪くて視界が効かないときは、どちらのルートも

登りに使うのは、何とかなりそうですが

下山ルートに使うのは、最初の広い尾根道が要注意でしょうね



11月17日

























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