コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

雨の明治神宮 鎮守の森

2024-10-09 09:29:58 | 日記
午前中、代々木に用事ああったので、昼食後は
久しぶりに明治神宮の鎮守の森を通って原宿まで歩いてみました。
北参道口から入ります。






小雨降る天気ですが、参道を覆う樹々のおかげ濡れることはなく
傘はたたんで歩けました。

全国から集められた献木が植えられて、すでに100年という何月が過ぎたそうです。
私などが色々解説するような所ではありませんが、当時の内務大臣は、日光や伊勢神宮
のような荘厳な杉並木の森を主張したそうです。これに林学、造園の専門家は強く反対し
次の時代へと続いていく常緑広葉樹にすべきと主張したそうです。

おかげで令和の今では、人工の森とは思えない、神が宿る神聖な森になりました。
明治の政治家は広い見識を持ち、学者の意見を尊重したのでしょう。

林床にはヤブミョウガを多く見かけました。






こんな天気でも、七五三祝いや外国からの観光客を見かけます。
メインの道を外すと、誰も見かけなくなりました。






シイ、カシ、クスなどの巨木を多く見ます。

森の奥を見渡すと、まさに鬱蒼とした原始の森のような感じです。






今の時期、林床に花はなく、ツチグリを点々と見かけました。






明治神宮の森は、植物、野鳥、昆虫など自然観察の人も多く訪れます。

タシロランが咲く時期には私も来ています。
全国から集められた樹なので、もしかしたらヤッコソウなども
いたりして・・・・と思い、捜し歩いてみたこともありました。


表参道まで来ると、雨も上がっていたので
原宿も少し歩いてみたくなりました。



・-・-・-・-・-



今や原宿のシンボルと言ってもよい、コープ オリンピア。





どんどんと建物が変わっていく中で、レトロでどこかヨーロッパの町の
雰囲気を残す建築です。
日本の億ション、第一号だそうです。












どこもかしこも外国からの観光客ばかりで・・・・・

オシャレに敏感な、洗練された人達が歩く町ではなくなってしまいました。
外国観光客ばかりの時代もあったな~と思うことになってほしいです。

変わらないのはケヤキ並木だけですね。


10月8日







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寄沢 ~ 鍋割山 | トップ | アトラス彗星は見えるかな・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事