今回、蛭が岳までの山歩きは、笹原の広がる稜線からの展望
がとても素晴らしい印象でした。
もう一つ 実はとても やすらいだ雰囲気の気に入った場所もありました。
それは、堂平(どうだいら)から丹沢山の北斜面にかけて広がる、
ブナの森です。
とても、雰囲気が、いいところです。
鹿からの食害を防ぐためでしょうか、保護柵で守られています。
木道もよく整備されています。 空中湿度が高いのでしょうか
ブナの幹には、地衣類やコケが、いっぱいついている株が
目立ちます。
この次は、新緑の頃、訪れたいですね・・ きっと 息をのむような
素晴らしい、緑に、つつまれていることでしょう。
丹沢山から蛭が岳までの稜線にも、ブナの木は、ありましたが・・・
残念ながら、立ち枯れた木が、目立ちました。
温暖化、酸性霧、強風 など 稜線は、北側の斜面
よりも、厳しい環境だからでしょうか?
稜線ですが、空中湿度が高いのでしょう コケ、キノコ
などが、ビッシリとついています。
コケや地衣類だけではなく、これなんかは、ヒトツバショウマ
ではないでしょうか? いっぱいについている株もあります。
これは、イワギボウシ かな?
これらの植物は、夏にセドノ沢で見ていますが、稜線のこんなところ
にも着生しているとは知りませんでした。
花がさいている時期に来て見たいものです。
こらは、もしかして・・・
マツノハマンネングサ ではないでしょうか?
よく探すと、けっこう見つかりまが・・・・
もっと、ゆっくり時間をかけて、いろいろ観察したいのですが
時間が、ありません!
もう、下りないと、日が落ちてしまいます。
夏に時間をゆっくりとって、また 来ます。
今回は、展望を楽しみながら、しっかり歩くことが目的でしたが
思いがけないところで、植物観察もできました。