コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

紅葉とツメレンゲの花

2024-11-28 08:32:26 | 日記
青空の中、一日歩ける天気でしたら丹沢でも・・・・と思っていましたが
午後から崩れていく予報でしたので、ツメレンゲの花でも見ながら里山散策へ。
ツメレンゲの花は下から徐々に咲いていくので、場所によってはまだ見ごろの花が
あるかと思います。

自生地は岩場が中心ですが、ついついギリギリまで行ってみたくなるので
無理しないように気をつけなければ・・・・

コウヤボウキ、ナガバノコウヤボウキの花はもう終り。







岩場との相性の良いリュウノウギクは、まだ綺麗に見られました。





朝のうちは雲がありますが青空も広がる良い天気で・・・
冷え込みもなくて気持がいい朝です。






陽当たりのよい岩場の株は終わっていました。










日が当たらないイワヒバ、カタヒバの多い北側をのぞき込んでみると、
まだ咲いている株が見られます。






岩場の定番植物、キリンソウなども見られます。






陽当たりが良い岩場をよく見ていくと、小さな株が綺麗に咲いていて
まだ見ごろの株が多い感じです。















花が終わってくると子房の所が赤くなっていくようです。

場所を移動していくと、まだまだ咲いている所も多くありました。












気をつけて岩場を回り込んでみます。






赤いコケみたいに見えるのはツメレンゲの幼株です。






北側にはイワヒバ、カタヒバなどが多く、とても良い雰囲気の所も多々ありましたが
ムギランなどはいなくて、ウチョウランのガラなども見かけませんでした。






岩場を回り込んでいるとき、とても美しい株に出会いました。










周辺の里山の紅葉は今が丁度見ごろかな・・・






ツメレンゲ咲く岩場から、晩秋の里山景色を何とか入れて・・・・
















11月も末ですが、まだ紅葉を見ながら歩くことができて良かったです。
花の方は、今年はこれが最後になりそうです。
まだ残りの紅葉を見ることはあると思いますが
これからは冬枯れして視界が開けた尾根歩きが待っています。
陽だまりの中、澄んだ青空の下を歩く季節がやってきました。


11月26日












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奥秩父 ・・・ 雁峠 ~ 古礼山

2024-11-13 20:01:55 | 日記
久しぶりに澄んだ青空の下を歩けそうでしたので
奥多摩からもう少し遠出して、奥秩父を歩いてきました。
笠取山登山口の作場平駐車場に車を止めて、雁坂峠まで行く予定です。

明け方に到着して6時スタートだったのですが
・・・・・・夜中に起きれなくて、7時30分到着 (-_-;) 
 
準備をして8時スタート。
この時間だと、私の足では日が落ちてしまうので、13時を目安に
行ける所まで行ってこようと思います。

平日ですが、すでに多くの車が止まっていました。





周辺は紅葉が見頃で、青梅街道の丹波山村~犬切峠~作場平までは
車中からですが、色づいた紅葉が見られました。


・・・・帰路に写した林道での写真です。





笠取山へは過去に2回ほど登っていますが、もう20年以上前になりますので記憶も曖昧です。
まだ紅葉が残る沢沿いをユルユルと登って行きます。









この笠取山へのルートは東京都の水源の森ですので、とても良く整備されています。
植林帯はなく、最初からミズナラを中心とした自然林の森ですので
明るくて、とても気分がいいものです。






ほどなく林道に出会い、右へ進むと笠取小屋が見えてきました。





ここまでは傾斜もゆるくて、約2時間の散策気分で歩けました。
笠取山への道と分れて雁峠方面へは広い草原を行きます。










朝露に濡れながら刈り払いされていない笹道を下っていくと
雁峠避難小屋(旧・雁峠山荘)が見えてきました。






すでに廃屋になっていますが、何だか懐かしいノスタルジーな
たたずまいなので見にいってみます。









柱も傾いていて倒壊の危険があり
侵入禁止になっていました。
ここが登山者で賑わっていたのは、いつごろだったのだろうか?
雲取ヒュッテや白岩小屋のように、やがて朽ち果てていくのでしょうね。

ほどなく雁峠に到着。






絶景ベンチです。

奥に見えるのは乾徳山方面かな・・・・パンでも食べながら、しばし休憩。
自分一人だけでゴロゴロしているのは、もったいない感じ・・・・

これから向かう燕山方面。






標柱は倒れてしまっていますが、看板は無事です。









草原も夏にはお花畑だった時代があったのです。

燕山へは今日唯一の急傾斜で、笹原の斜面をユックリ登っていきます。






ここから見る笠取山は美しい円錐形。









和名倉山、遠望。






まだまだ青い富士山。






これから向かう水晶山方面。






燕山到着。






青空の中、笹原の稜線を歩くのは気持ちがいい!






燕山はツバクラ山というのですね。






北側を巻く道に入ると、シャクナゲが茂り
林床は苔むしてバイカオウレンの葉を多く見ます。






古礼山が近くなると雲が掛かってきて、曇ってしまいました。
周辺は枯木が目立ってきます。












ちょうど12時、古礼山到着です。






そうですか、けど今日はここまでとします。



一段下のベンチでゴロゴロしてから帰路に着きました。




雁峠からは1人の登山者にあっただけで、静かな山歩きでした。
石尾根とは違い、草地や土を踏んでいくので、膝や足裏に優しい尾根道が
つづき、あまり疲れを感じませんでした。

笠取山へは寄らず、残りの紅葉を見ながら15時過ぎには作場平に到着。
久しぶりに、のめこいの湯(15時以降は600円)に寄って帰りました。

11月12日






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