フィレンツェ2日目
さすがに疲れが出て、今日は朝寝坊。たいへん~~

ウフィツィ美術館、8時半予約だったのに起きたのがなんと9時

急いで身支度をし、朝食は近所のパン屋で、モッツアレラチーズと生ハムの入った丸パンを買った。
じっくり焼いてくれたので、中までアツアツ、トロットロで、最高においしいパンだった
美術館前で朝食。

馬車の馬さんも朝食中。

昨夜の広場の奥の建物がウフィツィ美術館。

ここはいつも大行列。
予約してなければ1時間は並ぶ。
私達は予約券を見せて即入場。
ホント予約しといてよかったわ~

中は写真撮影は一切禁止。
係員が見張っていて、とても厳しく注意する。
ここはルネッサンス絵画の宝庫で、ボッティテェッリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、
ミケランジェロノ「聖家族」ラファエロの「ヒワ聖母」など、名作中の名作がズラリ

美術館の窓から見えるヴェッキオ橋。アルノ川に映る橋が美しい。

疲れたので、ウフィッツィ美術館の屋上テラスでコーヒータイム。
ここがいい雰囲気らしいと、娘が調べておいてくれた。

ん~~~ん
おいしいわ~

この後買い物へ。
娘はいろいろ調べてあり、ブランド物の財布を買った。日本よりかなり安い。
フィレンツエはグッチやフェラガモの本店があり、ブランド好きにはたまらない街。
でも私達母娘はあんまり関心なく、財布を買ったあと、ブランド街はサラッっと通り抜けた。

いよいよ手袋。
手を見せて 「このサイズで」 と言うと、一瞬じっと手を見て、手にシッカーロルを塗るよう言われる。
緑の小さな座布団の上に手を載せると、ジャストサイズ、ぴったりの手袋を嵌めてくれる 
一度でジャストサイズを選ぶなんて、店員さんも職人技です。
自分にぴったりの手袋を選んでもらうなんて最高の贅沢。
これを一度経験してみたかった
15日が娘の誕生日なので娘にもプレゼント
でも日本で思っていたよりずっと安かった。
私30ユーロ、娘40ユーロ。
夫のお土産にしたかったけど、サイズが分からないもの、無理ね。

左は教会経営のモナスティカという小さなお店。
この時は閉まっていたがこの後また来て、買った。
語学堪能な、やさしい尼さんが、教会で栽培したハーブから作ったオイルや化粧品を売っている。
娘は、英語か、フランス語かイタリア語かスペイン語のどれがいい?と聞かれ、
英語で一つ一つ丁寧に説明してもらったそうだ。とても親切。
私は最初外のベンチで娘を待っていたが、なかなか出てこないので中に入ってみた。
中は古い棚が2つとテーブルに少ない商品が並べられており、とても質素。
でも優しい感じが満ちていて感じが良い。
もちろん保存料は無し、100パーセント天然製品を売っている。
フィレンツェにはこんな静かなお店もあるのですね。
右の写真のような路地を歩いて・・・・


サンタ・クローチェ教会へ。

壮大な教会内部。
右側の壁に沿って、ミケランジェロや、ガリレオ・ガリレイなどの墓がある。

写真は地動説で有名な。ガリレオ・ガリレイの墓。
そして中庭。

ホテルの近くに戻り、駅前にある、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に。
教会前の芝生は市民の憩いの場らしく、思い思いにのんびり過ごしていた。
教会の正面は何ともかわいらしく、街ではこの形のキーホルダーなども売られていた。

娘の目的は教会の裏に??
この素敵な入り口は何??
ドアを開けると人だかりが??
ここは教会経営のコスメ売り場。
サンタ・マリア・ノヴェッラというブランド名で最近日本のデパートで売られており、
若い人に人気の化粧品などがあるらしい。
それにしても豪華なお店。
日本よりかなり安いらしく、娘は沢山買った。私も化粧水を一本買ってみた。
一度ホテルに荷物を置きに帰った。 (私も娘もいろいろ買い物をしてしまった!!)

今回の旅行の成果。
……それは地元がおじさん達がたむろしているBARにも自由に入っていけるようになったこと 

こういった所のエスプレッソは香り高く、とてもおいしい。
写真は入れたてのコーヒーを氷と一緒にシェーカーで振ってくれたアイスコーヒー。
疲れが取れるなぁ

この日は街歩きと買い物が中心。
娘が実によく隠れた名店を調べていて、面白かった。
手作りのピノキオ専門店があると言って、小さい店に入ると、実は額縁を作っている工房で、
ピノキオは少なかったが、どれも顔が違っていてかわいかった。
写真右は、オリ-ブオイルの専門店。
写真左は建物の角にある水飲み場……位置が高くて変ですね?
これは馬の水飲み場だったそうです。

夕暮れのアルノ川の眺め。

この日の夕食はズッキーニのオリーブ炒めと、ピザ(直径30センチぐらいあるので二人で一枚で充分)
イタリア人はこの大きいピザを一人一枚らくらく食べている。
ホテルに近い所だったので、今回の旅行で初めてビールを飲んだ。美味しいわ~~


フィレンツェのホテルはメディチ家一族の所有だったらしく、
写真はありませんが食堂などは、豪華で歴史を感じさせます。

手袋と ピノキオ小物、手作り感のある教会のハーブオイル。
このほかに化粧品と、革の斜め掛けバックを買った。
高価なものは買わなかったけれど、楽しい買い物だったわ~~
ローマを駆け抜け、やっとたどり着いたフィレンツェでのんびりした一日でした。
明日はヴェニスへ移動。駅に近いので下見も無し・・・・ゆっくり寝ましょう
