高尾山
少し前になるけれど、10月18日は見事な秋晴れ。
秋晴れにウキウキ、家事を片付けながらも、心は上の空。
ようやく決心したのが11時・・・・・支度をして・・・・・12時半には高尾山のケーブルカー駅にいた
小腹がすいたので、ゴマ団子を
頂上は平日なのに少し 混んでいた。 頂上より少し先の紅葉台まで散策。
あんなに混んでいたのがウソのように静かな道だった。帰りは6号路で。
行こうと思えばすぐに行ける高尾山、足が丈夫になったので、これからはもっと気楽に行きたいわ。
誕生会
27日土曜日午後、あの札幌で買ったカニが届いた。前日茹でたカニ。
まだかまだかとみんなで 首を長くして待っていた。
この日は10月生まれの夫と息子の誕生会。
ここ数年は、外でお食事会だったのだけど、あのカニを見たらね~~~~家で食べたくなった。
日野にある寺泊港直送のお魚の店で寿司と刺身を買い、簡単な煮物を作り、久々のお家パーティ。
夫は娘から土曜だけ開く釜石直送の店でクジラ製品を、息子からは出張先で買った小物をプレゼントされ、ご機嫌
10月生まれの二人が乾杯。 黙々と食べる娘。
美味しいカニでした。
9月、10月のお芝居
秋は旅行に行くことが多いので、費用と時間を考え、極力お芝居を減らした。
2か月続けて1本しか見てないのは 病気後初めてかもしれない。
私の場合、芝居はエネルギーをもらう活力源なので、
他からエネルギーをもらわなくても済むようになった、心も元気になったという事かしら?
9月は 「満月の人よ」 紀伊国屋ホール 作・演出 東憲司
出演: 村井国夫、池田成志、岡本麗、(富樫 真)
これは楽しみにしていた。 まず注目は作演出の東憲司、この人は劇団桟敷童子を主宰し、
今注目の作、演出家。最近劇団以外でも活躍し始めた。何本か見たが、外れたことがない。
九州を舞台に、力強く生きる庶民の逞しさと、差別の中をしなやかに生きる人達を描き
懐かしくも心温まる話が多い。
そして俳優たち、 翻訳ミュージカルばかり出て、日本人役は十数年ぶりという村井国夫、
癖のある池田成志、そして舞台の上でいつも光り輝く富樫真。
娘を 「いいわよ~」と強引に誘って出かけたが、いつもと違って・・・・普通??何だか変??
何で??と思ったら富樫真が体調不良で出演せず、代役が、地味で細くてしなびた感じの
若さを感じさせない女優だった。
芝居を引っ張る力がない。
やはり、お芝居には、適役がある。
特に出演者の少ない芝居は一人一人の個性が際立ち、一人が欠けるとバランスが崩れてしまう
期待した分、少し残念な芝居だった。
10月は 歌舞伎 通し狂言 「塩原太助一代記」 国立劇場 坂東三津五郎、中村橋之介
国立劇場の演目はあまりチェックしたことがなかったけれど、
40年?50年?ぶりに再演されるという 「塩原太助」に惹かれた。
私達の世代は子供心に、「アオよ、アオよ」 と太助が愛馬との別れを嘆くシーンを知っているけれど、
どんな話なのか全く分からない。 いったいどんな話なの?
歌舞伎に興味をお持ちのラッシーママさんと、shiekoさんをお誘いしたら二つ返事でOK。
発売日に、お得な席をGET。
4500円なのに前から5番目、端のほうだけど花道脇、 役者さんの顔がよく見えた。
義理の母と嫁にいびり抜かれ、群馬の家を出て、江戸で炭商人となり、大成功する話だった。
人柄のよい大店の娘さんにも好かれ、結婚することになり メデタシメデタシの結末。
地味な話ですが、庶民に支持され続けたという理由がよくわかる~~
観客は地道に努力すれば報われるという事で喝采を送り、
意地悪な嫁は殺され、生き延びた義母は目を悪くし乞食生活という所に
因果応報の理を見て、スッキリしたのでしょう。
さらに、困窮した義母を助けるという太助の優しさ、おおらかさに感動し、
何重にも仕組まれた見所の多さに、観客は泣き、笑い、舞台と一体となって楽しんだことでしょう。
いいお話でした。歌舞伎は面白い!!!
途中話の流れがよくわからない所があったけど、3人であれこれ推察するのも楽しかったです。
着物
アッ 時計が・・・・・
左はお嫁入りの時に持ってきた赤の紬。帯はDさんに頂いた帯に赤の実を書き加えました。
右は茶の大島紬。
秋は着物の季節です。たくさん着たいな