気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母と娘のスペイン旅行 その8 モンセラートへ、そして帰国

2024-10-26 19:12:22 | 海外旅行
9月17日 バルセロナ4日目 モンセラートへ

 モンセラートは標高1235mの奇岩に抱かれたキリスト教の聖地。
願いを叶えてくれるという黒いマリアが祀られている。

 ガウディも訪れ、建築のインスピレーションを得たそうだ。
岩山の凄まじい景色の中に建つ教会堂。
そして息をのむような絶景、飲み込まれそうに深い谷、谷の向こうに見える建物、何もかもが初めて見る景色で、聖地と呼ぶにふさわしい山だった。

 地下鉄リセウ駅からスペイン広場へ。カタロニア鉄道に乗り換え、アエリ・モンセラット駅へ。片道2時間の旅。

ゴンドラ乗り場

岩山の上に教会堂が見える。が、アッという間に雲が・・・

9時30分始発のケーブルカーを列の先頭で待つ。
最初に試運転のゴンドラが見えた。 多角形の黄色!!おもちゃみたい。素敵!!

細かい説明は無し!!
写真でモンセラートの素晴らしさを実感してね。


ゴンドラを降りると深い谷が見える。

教会堂へ










教会堂前庭

歩いて30分ほどの展望台に向かう。



眼下はゾッとするような崖

 さらに上のサン・ジュアン展望台まで50分ほど歩いた。
この途中が絶景に次ぐ絶景。この世にこんな景色があるのかと驚きの連続!!

あら、ペットボトルが。






サンジュアンの祈禱所

ランチ休憩。
昨日市場で買った、タコと鶏肉とレタスのサンドイッチとジュース。
美味しい♪

ケーブルカーで下り教会堂の中へ

聖歌隊の歌を聴きにいく。
山の上が気持ちよくてついのんびりしてしまったので遅刻。
入り口の係員の方から「今なら間に合う」とせかされ走った。

前方に聖歌隊。透き通った声。でも走ったのでハアハア。
ゆったりと聞く余裕なし。(15分)

駅のポスター こんな感じ。

その後は黒いマリアを見るために並ぶ。(聖歌隊も黒いマリアも事前予約が必要)






装飾が素晴らしい教会。

 モンセラート美術館…ダリやピカソ、ミロ、グレコなどがある。
信者たちの寄付で集まった美術品を展示しているので一貫性がない…と何かに書いてあった。確かに!
ダリの絵 

帰りはゴンドラではなく登山電車で帰った。

バルセロナに戻り夜はゴシック地区の散策。
情緒ある路地

老舗のチョコレート屋さん


 チョコレートにチュロスをつけるのが気に入ってしまった。
マドリッドで食べたチュロスもここのも油っぽくなくておいしい。

 サッカーチーム「バルセロナ」のユニフォームを着た日本の女の子二人が
店員さんたちに無茶苦茶モテていた。
レジでは二人を取り囲んで色々話しかけていた。自分たちの仕事も忘れてね。

カタルーニア音楽堂

ドームのステンドグラスが素晴らしく、また見たかったが時間なし!

クワトロ・ガッツ(4匹の猫)
若き日のピカソも通ったという。1981年内装を復元し再オープンした。





ミントティーをいただく。19世紀末の雰囲気を味わう。
店内には当時の写真やスケッチなどが飾られている。


9月18日 バルセロナ5日目 帰国

朝食はカタリーナ市場のカフェで。

毎週木曜日、カテドラル前でアンティーク市が開かれるはず。
なのに10時になっても開かれる様子がない。

 色々調べたけれどわからず、結局開かれそうな場所が工事中なので中止なのでは?という結論になった。
 アンティーク市好きなので残念!!でもそんなこともあるでしょう。
他に何もアクシデントがなかったのを感謝しなければ。

 華やかなランブラス通りにお別れです。




空港バスに乗り、16時25分バルセロナを出発
9月19日19時(日本時間)ごろ成田着。
10泊11日の旅が終わりました。

 あ~~楽しかった♪
これでヨーロッパ旅行は最後と思っていたけれど、健康面でも大丈夫と分かり、また行きたくなってしまった。

 後日娘に「私一緒にいて面倒じゃなかった?」と聞いたら
「まぁ大丈夫だった」とのこと。
シメシメです。

 費用もかかるしすぐには行けないけれど、あと1回は行きたい。
できればバルセロナに!!




コメント (12)
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母と娘のスペイン旅行 その7 カサ・ビセンス、コロニアグエル教会など

2024-10-22 01:22:24 | 海外旅行
 長くなり、皆様飽きたかもしれませんが、ご容赦を!!
あと2回です。

9月17日 バルセロナ3日目

 朝、お気に入りのパン屋でハムチーズパンと、レーズンシナモンロールを買い、グエル公園へ。

 地下鉄リセウ駅から乗り、レセップス駅へ。

 遠くに延々と坂道が見える。
覚悟してそばまで来たらエスカレーターだった。ラッキー♪
でもすぐにガッカリした。
このすぐ上のエスカレーターは工事中。延々と階段を上った。

やっと入り口近くまで来たが、予約は開園と同時の9時半なので待った。
グエル公園の見どころはたくさんあるけれど詳しくは下線をクリック

人の少ないうちにまずは大階段に行きましょう行きましょう♪

混み合うとほとんど写真が撮れないのです。

あっという間に混んできた。

正門。 向かって右が守衛小屋。左は管理小屋。

おとぎの国に迷い込んだみたい。
管理小屋

守衛小屋の中はスーベニアショップ。息子たちのお土産はここでゲット。



曲線のテラス


タイルをはめ込んだベンチが有名。
左上にサグラダファミリア教会が見える。22年前もこんなアングルで写真を撮ったわ。懐かしい。







散策の途中、休憩所で持参のランチ。
公園内に食事処はないので、ランチ持参も多い。

眼下にテラスやガウディ博物館が見える。

とても大きいパンなので半分づつにカットしてもらった。
お菓子もジュース摂って一息♪

 すべての建造物が五感を刺激し、楽しくて仕方がない。
公園にいるだけでハッピーに、笑顔になる。


さて次はカサ・ビセンス

 正門から出て坂道を下り徒歩20分ほど。
前回はバスを乗り継ぎ、やっとの思いでたどり着いた。

 まだ公開されておらず、人が住んでおり、外観のみ見学。
わざわざ見に行くような物好きはまだいなかった。
中を覗いてみたくなるような家!!
 それが10年ほど前から公開されるようになり、ぜひ行きたかった。

 ガウディが建てた最初の個人住宅であり、施工主がタイル業者だったため、
ふんだんにガウディ好みのタイルが使われている。


正面・外観 道路側から

玄関 おとぎの国の入り口


外観

内部はベンチのあるテラス。

居間?客間?




玄関内部ホール




玄関ホール内部


屋上も楽しい。

 見学者を受け入れるため階段などかなり手が入っていた。
元のままの住居を見せるのは難しかったのでしょう。
 でも想像する以上に変化に富むタイルが使われ、ペルシャ的とは異なるタイルの魅力が詰め込まれていた。
 タイルの可能性を追求しつくした邸宅

コロニア・グエル教会へ

スペイン広場で乗り換えカタローニア鉄道でコロニア・グエル駅へ
いかにも郊外らしい並木道の下を歩く。

いきなり映画のセットのような街並み!!

ここは実業家グエルが繊維工場を移転し、住宅地を建設した街。

 そこの中心となる教会をガウディが建設したが、サグラダファミリア教会に専念するため建設を中断した。
 唯一講堂として完成していた半地下が礼拝堂に転用されている。

 バルセロナは人、人、であふれかえり少し疲れた。
ここに来ると空気が違う。
ほっと息がつける。

 見学者も少なく、心ゆくまで厳かな空間に浸った。
こんなに美しい空間が世の中にあるとは!!

順不同、写真をどうぞ



入り口







内部・祭壇



蝶々のように開く天窓


一本一本の柱の形状も材質も異なる。

屋上の鐘。

バルセロナに5時ごろに戻り、

サンジュゼッペ市場へ。

 品物が豊富で美味しそう。
手前の船形に盛られた鶏肉と、タコのオリーブ炒めを買った。


果物やサラダも買い、ホテルでゆっくり食べた。


食後老舗のお菓子屋さんでチョコレートをゲット。

 ホテル周辺のゴシック地区を散策。
雨が降ってきた。
 濡れた歩道に街灯が映え、キラキラ美しい。

 昨日はカサ・バトリヨ、今日はカサ・ビセンスとコロニアグエルを見て
ガウディの世界遺産7つ制覇。
 ガウディ建築には何度も足を運びたくなる魅力がある。

 ガウディ以外にも、まだまだ行きたい所があるのだけれど、明日はほかに行きます。
 バルセロナ、楽しい♪♪

おやすみなさい。




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母と娘のスペイン旅行 その6 サグラダファミリア教会など

2024-10-20 00:10:20 | 海外旅行

 スペイン旅行のハイライトは何といっても、バルセロナのガウディ建築を見ること!!

 ガウディの世界遺産はバルセロナに7つある。

①サグラダファミリア教会(1882年着工。1883からガウディが担当。2026年完成予定

②グエル邸(ガウディのパトロンでありよき理解者グエルの邸宅)

③グエル公園(実業家グエルが計画した住宅地、売れず、その後公園に)

④カサ・ミラ(うねった曲線がテーマの高級アパート。山の尾根のような
屋上が私たちの大のお気に入り。)

⑤カサ・ビセンス(ガウディが最初に依頼されたタイル業者の個人住宅。
22年前は人が住んでおり、外観は見に行ったが内部が見られなかった。)

⑥カサ・バトリョ(前回泊まったホテルの目の前にあったが、行けなかった。)

⑦コロニア・グエル教会(ガウディの最高傑作ともいわれている。前回行き方がわからなかった。)

前回、① ② ③ ④はしっかり見た。サグラダファミリア教会は2回、カサ・ミラはホテルに近かったので毎日行った。
 今回のバルセロナでの目的は行けなかった⑤ ⑥ ⑦に行くこと。
 
  ところでガウディとは19世紀末から20世紀初頭にバルセロナ中心におこった芸術運動(モデルニズモ・主に建築分野)で活躍した天才建築家。自然の曲線を愛していた。

7日目 9月16日 バルセロナ2日目

 夜中に大量の汗をかき、起きたら楽になっていた♪ 良かった~~♪
今日は2か所も予約しているので、無駄をしないで済んだ。

 海外旅行で熱を出すほど悔しいことはない。以前ベニスで発熱し、どうしても悔しい思いが残り、10年後再訪することになってしまった。

前夜買っておいたパンと生ハムとヨーグルトと持参のコーンスープで朝食。
地下鉄リセウ駅で48時間のトラベルカードを買い、9時半予約のサグラダファミリア教会へ

 22年前は手前の4本だけだったが、今は7本の塔が完成している。

いちばん右側の、星が輝く塔が聖母マリアの塔。

コロナ下の2021年に完成。点灯式の様子は世界中に報道され、
人々に希望を与えた。
 この報道をテレビで見て、感動する市民と共に思わず涙が出た。
バルセロナ再訪の思いが強くなった瞬間だ。
 もともと完成したら行く予定だったが、混雑を考えると今しかなかった!

 予約は9時半なのに、教会の周囲は人でいっぱい。

この後は写真をどうぞ。

 登れる塔は2つ、生誕のフォーサードの塔と受難のフォーサードの塔。
前回は生誕だったので今回は受難のフォーサードの塔へ

塔から見える景色


バナナやブドウなど果物の装飾が見える。





螺旋階段。


教会内部
シュロの葉をモチーフにしたという天井、柱はヤシの木がモチーフ。






ステンドグラス。西側は赤やオレンジ色、」東側は青や緑で、刻々と差し込む光が変化する。荘厳な雰囲気。

 前回内部は工事現場。こんなに美しいステンドグラスと柱に埋め尽くされた空間ができるとは思ってもいなかった。
 この光にいつまでも包まれていたい♪

外観
生誕のフォサード

アップにしてみると・・・・・トカゲやカタツムリがいる。

生誕のファサード全景・イエスを囲む天使たち

生誕のフォサードの柱を支えるウミガメ。そうそう前回もここで写真を撮ったわ。

 見学者の多さに人酔いしてしまった。


受難のフォサード(娘が360度カメラで撮った)

縛られるキリスト。

 

 ガウディ広場の池越しに見る。
ここで持参の生ハムサンドイッチとジュースで軽い昼食。
テラス席のレストランに入るつもりだったが、混んでいては入れない。
サンドイッチを持ってきて大正解!!
 (入場料一人36ユーロ 5760円) 

 この後サン・パウ病院まで歩いたが、暑くてダウン。
見学はやめて一度ホテルに帰り休憩。無理しない!!


16時30分にカサ・バトリョを日本で予約していたので、地下鉄でグラシア通りに出る。

カサバトリョ・・・・1877年に建てられた建物をガウディが1904年から改修。ガラスの破片で装飾。
 海をテーマに青い世界が広がる。
前回泊まったマジェスティックホテルの前にあるのに開館時間に合わず、見逃し、悔しい思いをした建物。

前回宿泊のホテル・マジェスティック

カサバトリョ

仮面のようなバルコニー

写真をどうぞ
2回中央サロン。窓の彩色ガラスが夢のよう。




2階

中央パティオ。 吹き抜け。
 屋上から自然光が差し込む。 上に行くほどタイルが青く、下に行くほど白っぽくなる。海底をイメージしているそうだ。





屋上 2時間ほど見学し、近くのカサミラへ

カサ・ミラは実業家ペレ・ミラの邸宅。1910年完成。ガウディの代表作。

カタルーニア山や地中海をモチーフに、波のような岩山のような、うねる外観が特徴。


内部・玄関ホールは吹き抜けで自然光が入る。

上の階には20世紀前半のブルジョアの生活空間を再現した博物館がある。
ほかの階は今も住居や事務所として使われている。

時間は19時ごろ 夕暮れのカサミラの屋上。
通気口や煙突がニョキニョキ。

階段を上ったり下りたり。登山している気分。
ここが大好きで前回何回も通った。


通称・兜をかぶった4人の戦士

 

夕焼け前のマジックアワーといわれる一瞬。
陰影に富んだ美しい屋上です。

 所でカサミラの入場料30ユーロ+高齢者21ユーロ二人で 8160円。
前回そんな金額を払った記憶がない。もっともっと安かった!!
こんな高額だと毎日は通えないですね。

屋上から見るサグラダファミリア。

 夕飯は近くの、前回お気に入りだったバル「TAPAS TAPAS」へ。
お店は今もちゃんとあった。
でも店内の様子がすっかり変わり、カウンター席から普通のレストランになっていた。
以前「チェック プリーズ」と言ったら親しみやすいお兄ちゃんが、カウンターの中から「おカンジョウね」とウィンクしてくれたのを思い出す。
 今は普通.


コロッケとカニサラダパンとパンコントマト
野菜の上にパリパリのジャガイモと卵、料理の名前はわからない。
 そのほかにも茄子と肉の料理を頼んだのだが、忘れられたみたい。


グラシア駅からリセウ駅に帰った。
 
 病み上がりのせいかひどく疲れた。

でも天才芸術家を心行くまで堪能して満足♪


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母と娘のスペイン旅行その5 バルセロナへ

2024-10-15 16:13:40 | 海外旅行
 スペイン旅行記再開です。

 帰ってから、最後の夏合宿あり、足の薬指骨折で医者がよいあり、それで遠出できないので映画、美術館めぐりといろいろ忙しくしていました。
 自分で気分を盛り上げないとね。
骨折なんかに負けられない!幸い痛みも減り、順調に回復中。

6日目 9月15日 グラナダからバルセロナに移動

 6時半起床。7時30分ごろから明るくなり始める。
ホテルで朝食
しぼりたてジュースが美味しい。
昨日寒すぎてゆっくり食べられなかったので何もかもおいしい。

 その後はまだ観光客のいないアルハンブラ宮殿敷地内を散策。
優雅な時間を過ごした。
 タクシーで空港にいく。(タクシー代50ユーロ)

空港からは空港バスでカタロニア広場へ。
スーツケースを引っ張り8分ほど。旧市街の目抜き通りランブラス通りそばのホテルへ。

 ミロがデザインした石畳。この脇の道を200メートルほど入った所にある、
ホテル・サント・アグスティに4泊する。
22年前、ランブラス通りはスリ、カッパライの名所のように言われており、
怪しげな目つきの人も多かった。
個人旅行が初めてだった私たちは、危険回避、ここは通り過ぎるだけの場所だった。
 今は大丈夫なのかしら?との心配は杞憂に終わり、警官もおり、たくさんの観光客があふれていた。

ホテルは元僧院を改修。16時ごろ到着。

20畳以上の広さで快適。
(チェックアウトの時分かったが、この部屋は特別室扱いだった。道理で延泊料金が高かった!ひとり1泊27000円、二人で2泊延泊では?考えない!考えない!アメニティなど特にサービスなし。朝食なし、浴槽なしのシャワーのみ。今バルセロナのホテルは高額なのかも。)

でもいい感じ。棟続きの隣は教会。

さて荷物を置いて散策へ。
ガウディがデザインしたガス灯のあるレイアール広場。彼の最初の建造物。

ランブラス通りの突端まで歩くと海。(22年前の旅行のブログへ)

コロンブスの塔。

前回は塔に上り、海辺のテラスでお茶したが、今回は歩くのみ。行くところがあるので♬。
 この辺から咳が出始め、ボーッとしてきて体が重くなった。
しまった!!昨日のアルハンブラホテルのディナーで風邪をひいたらしい。
ホテル近くの「コルドベス」でフラメンコ鑑賞。
踊り手3人。歌手2人、ギター2人。踊り手も歌手もすごい迫力。

 ドリンクのサングリアが美味しくて、娘の分まで手を付けてしまった。
どうも微熱が出ていたみたい。
 風邪で旅行を楽しめないと悔しいので、その日は葛根湯と地肌に貼るホッカイロで体を温めて寝た。回復できるのか??

コメント (4)
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最後の夏合宿

2024-10-10 11:00:37 | 展覧会
 母と娘のスペイン旅行はひとまず休憩。

 今月3日から5日までのラッシーママさんの伊東のお宅で最後の夏合宿がありました。

 夏合宿は毎年夏にラッシーママさんが伊東のお宅に招待して下さり、にぎやかに過ごします。
ラッシー家のご都合で今年が最後になるそうで、これは絶対参加しなくては!!

 実は帰ってきたら私のパソコンが新しくなっており、 ポツポツと 不慣れに入力しています。
何回もうっかり消してしまいショックの連続。

3日  
 熱海駅でビオラさん、lilyさん、nao♪さんと待ち合わせ、「磯丸」でお寿司のランチ。
ここはいつも行列なのですが、時間が早かったのですんなり入れました。

 お腹が満足したところで、伊東駅へ。
熱海駅のホームにはいつもと違う赤い電車。「きんめだい号」という展望電車です。
窓に面する特等席に座り、ウキウキ♪。さい先いいわね~。


キンメダイ尽くし。

 伊東駅にはラッシーパパさんが出迎えてくださいました。
あら、ポツポツ雨が・・・・・この後ずっと雨にたたられるとはこの時は考えもしませんでした。
 
ラッシーさんのお宅「まりも荘」ではラッシーさんが前日からいろいろ準備してくださってました。

乾杯♪♪
 ラッシーパパさんがカメラマン。
でもスマホとの相性が悪くてなかなか撮れない。
何人目かのスマホで撮れた貴重な一枚。
もう可笑しくて可笑しくて、乙女のように笑い転げてしまいました。
パパさん、乙女たちを前に少しドキドキしたのかな?

 この後は飲んでお喋りして・・・・
何を話したか思い出せないけれど、こんな時間がとても楽しい。

 lilyさんが、最後だからと今までのアルバムを持ってきてくれ、思い出話に花が咲きました。
 このコラージュの一年前が最初の夏合宿。
コロナで2回お休みしたのですが2009年から始まり14年続いてました。
長い時を一緒に過ごしたのね。もうブログ友達というより仲の良いお仲間。
ラッシーママさんには感謝してもしきれないわ。
ページをめくるたび若~いという声が上がり、盛り上がる。

 私は14回参加。皆勤です。
最初のころは退院後2年半たっていたけれど、全く体力がなく、皆さんにご迷惑かけてしまいました。
 パパさんによく言われます。あの頃はすぐに横になっていたねって。
その頃を思い出すと本当に丈夫になりました。そしてお世話になりました。

 この日はお喋りに全精力を使い果たしたのか早目の11時に就寝。

4日 朝から土砂降りの雨。
 ゆっくり朝食を食べ、またお喋り。
午後になってから「伊東園熱川ホテル」に移動。
その前に雨が止んだので記念の一枚。
「まりも荘」前で最後の記念写真。
良い思い出ばかりの伊東のお宅とのお別れ。少し感傷的になりますね。

ラッシーママさんの運転でホテルへ。
広々とした気持ち良いロビー。

部屋から伊豆大島が見える



お食事もおいしくいただき、

食事のあとは1時間のカラオケ。私は声が出ないので歌えないけどパパさん、気持ちよさそうに歌ってました。nao♪さんもとてもきれいな声です。

それにしてもカラオケルームの広いこと!リサイタルが開けそう。
ダンサー付きでも大丈夫。

その後はまた飽きずにアルバム見たりお喋り。

5日 きれいな朝焼けが見られたけれど、やはり雨。

 ラッシーママさんご夫婦は用事があるのでここでお別れですが、
私たち4人はラッシーママさんおすすめの「アニマルキングダム」に行ってみることにしました。
今後伊豆の動物園に行く機会は絶対にないでしょう。
 雨が心配ですが本降りにならないよう祈るのみ。

ラッシーさんがキングダムまで送ってくれました。
雨が降ってましたが、動物と触れ合うことができる動物園ということで思った以上の面白さ!!

なんといっても一番かわいかったのがモフモフの9月10日に生まれたという
白ヒョウの赤ちゃん。名前は公募中。お目目が青い。
抱っこと餌やり体験の抽選には外れましたが、10時半から30分だけガラス窓から見られるので並びました。

写真をどうぞ
インコと一緒

カピパラと一緒

左側のヌーは日本に1匹しかいない。

あとはビオラさんに習ったコラージュで


 ラッシーママさんラッシーパパさん、たくさんの思い出を作ってくださってありがとうございます。今まで本当にお世話になりました。
ほとんど知らなかった伊豆に詳しくなりました。

 また新年会やほかの機会にお会いしましょう。
そしていつまでも皆で刺激しあい、若々しく元気でいられたらと思っています。


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母と娘のスペイン旅行 その4 アルハンブラ宮殿とホテル

2024-10-02 22:53:14 | 海外旅行
5日目 9月14日 アルハンブラ宮殿へ。

 この日はアルハンブラ宮殿敷地内にあるホテルの泊まる予定。
ちょっと贅沢♬
朝タクシーでホテル「パラドール・デ・グラナダ」へ

ホテル入り口付近

荷物を預け見学へ

室内 このホテルは僧院を改修した建物。厚い壁にルーバーの戸

この小さな噴水の後ろが私達の部屋。気分が揚がります♬

最初に出会った建物

建物のガラス窓に緑が写る。

アルハンブラ宮殿の見どころは大きく分けて3つ。

一つはこの写真のアルカサバ
(9世紀モーロ人が築いた最も古い建物。軍事要塞)

2つ目はヘラネリフェ
(14世紀に建設されたナスル朝の夏の別荘、水の宮殿とも呼ばれる)

3つめがナスル宮殿
(まさにアラビアンナイトの世界、アルハンブラ宮殿の心臓部)

まずはアルカサバへ・・・・何の装飾もなく武骨

さすがに要塞だけあって、階段を登ると旧市街が良く見える。

この鐘は何に使われたのでしょう。

次に歩いたのはバルタル庭園・・・糸杉の遊歩道に沿って歩くとヘラネリフェの入口に至る。
ため息が出るほど美しい。


糸杉の遊歩道に沿ってベンチが並ぶ。しばし休憩。
アルバイシンを見下ろす展望台がある。

 たぶんツァーで来られた、杖を突いた老婦人が一人で歩いていた。
時々スマホをかざしながら景色を楽しんでいた。
お邪魔かなと思ったけれど、声をかけ、景色と一緒の写真を撮ってあげたらとても喜んで下さった。ちょっといい事をした気分。


ヘラネリフェ。太陽の丘の上にある。昔ここにはいくつもの庭園があったが、」唯一残されたのが最も美しいヘラネリフェだった。
奥に見えるのが貴婦人の塔。



この水の宮殿はネバダ山脈の雪解け水を利用した噴水や水路が至る所に設けられている。

階段脇の水路



小さな噴水

ホテル付近に戻りランチ。
持参した生ハムのサンドイッチとコーヒー。


さていよいよアルハンブラ宮殿の心臓部、ナスル宮殿へ。(1時で予約済み)

ここは写真で
最初に入るのがメスアール宮。行政と四方が行われていた、ナスル宮殿の最も古い部分。

最もアルハンブラらしい色使いのタイル。

コマレス宮、青い池が有名。


ライオンの中庭。このライオン、表情がとぼけている。
少し稚拙だと思ったら、昔の建物から移設したらしくて、納得!!

少し疲れたのでホテルに戻りティータイム。
ヘラネリフェを見ることが出来る絶景の場所。

しぼりたてジュース。

何のお菓子か忘れてしまった。

アルハンブラ宮殿は写真やテレビでよく見るので、行かなくともよいと思っていたが、やはり実物を見るのとでは迫力が違う。
庭園の緑や水の配置が素晴らしく、更に背後に見える景観までも計算して作られた繊細な庭園や、贅沢の限りを尽くして作られた宮殿。
どれもこれも豪華さに目を見張るばかりだった。


ホテル内散策

中庭(今は天井がある)

中庭を囲む2階の回廊。

夕飯は8時半からだそう。おなかすいてるのにな~~
8時半になったので食堂に行くとナント昼間のテラス席に案内された。
注文を取りに来るまで30分待たされ、更に4皿注文したけれど出てくるまでそれぞれ30分かかり、夜風にすっかり凍えてしまった。

前菜   サーモンのテリーヌ

イベリコブタの〇〇ソース和え

子羊チーズのペンネ?


アルハンブラビール。このホテルで泊まるのでビール解禁(私はすぐに酔っぱらってしまうので旅行中は外で飲まないようにしている)

写真は忘れたがナッツのサラダ
どれも美味しかったのだが、正直寒すぎて最後は歯の音が合わなくなった。
デザートとコーヒーはパス。
とにかく風呂で温まり就寝。

9月15日



今回の旅で唯一のホテルで朝食。
前日食べた気がしなかったので美味しかった。

さていよいよバルセロナへ。
この後タクシーでグラナダの飛行場に向かいます。

母と娘のスペイン旅行、少しお休みします。
次回は来週になります。


















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母と娘のスペイン旅行 その3 グラナダ1日目

2024-10-01 18:04:01 | 海外旅行
4日目 9月13日 マドリッドからグラナダへ

 7時25分アトーチャ駅発の電車に乗るので 5時30分の起床。
外は真っ暗。7時前には着きたいのでホテルからタクシー。
フロントの男性が見送ってくれた。

構内も暗くまるで夜汽車。

8時半、やっと日の出。

スペイン新幹線AVE、約3時間半の移動でグラナダ駅へ。

 駅で交通カード10回券を買う。
駅前の路面電車に乗ったら、いつの間にか地下鉄になっていた。
ホテル到着後30分、ホテルを出て旧市街へ20分ほど歩く。目的はカテドラル。

 途中公園があり、三々五々、市民がベンチで休んでいた。木陰が涼しそう。
ここで一休みしたかったが、ベンチは大人気で空くとすぐに誰かが座ってしまう。
 この公園からカテドラルまでは商店街が続く。

商品豊富な八百屋さんあり、


 お洒落なお菓子屋さんや、レストランが並ぶ。
ここはナッツに黒砂糖をまぶしたお菓子の専門店。
店頭で加工している。ひまわりの種の黒砂糖まぶしを買い(4ユーロ)食べたが少し甘くて香ばしくて、カリカリしていて美味しい。 もっと買えばよかった!!

大聖堂前の広場。ここは街の名所。15世紀、イサベル女王がグラナダをイスラム教徒から奪還後、モスク跡に16世紀から18世紀にかけ建設された。


内部は立派な造り。ステンドグラスと黄金に飾られた主祭壇が有名(上手く撮写真が撮れなかった)

お腹空いた~~~。カテドラル前の道路を渡り、レストランがひしめく道へ。

 イスやテーブルを並べたテラス席のお洒落な店が多いが、
殆どがピザやパスタの店。
 違うわねーと小道に入り行列している店があったのでとりあえず並んでみた。スマホの自動翻訳機能を使いメニューを見たが、複雑でよくわからない。
それに高そう。前に並んでいた一人旅らしき若者が席に案内されたが、戻ってきて他の店に行ってしまった。

 私達もこの店はやめた。
隣のバルのお姉さん席があるか聞いたらokといわれた。
中に入ると立錐の余地なく、壁際のスタンド席に座る。
いろいろ説明してくれたがよくわからず。
とりあえず飲み物と軽い料理を頼む。
ハンバーガーと、ポテトサラダとカニのオープンサンド。
温かいものは温かく、とても美味しい。
会計の時にビックリ!!全部で7ユーロ(1120円)ですって!!
エッ!!飲み物代だけなの?お姉さんに本当にこれだけ?と聞いたらそうだと言う。隣の店の一皿22ユーロとは偉い違いね。

 後で調べたらグラナダのバルでは飲み物を頼むと一皿料理が無料なんですって!!そしてバルをハシゴするのが習慣なんですって。
 初めて聞く習慣です。

お腹も落ち着いたのでカテドラルの隣にある王室礼拝堂に入った。
ここはグラナダをイスラム教徒から脱会したイサベル女王の墓所。
中央に大理石の石棺(夫、娘夫婦の4つの石棺)がある。(写真不可。)
王室礼拝堂入口

 バスに乗りアルバイシン地区の高台サン・ニコラス展望台へ。
ここから見る山脈を背にしたアルハンブラ宮殿が有名


広場を通り


美しい屋敷群を通り、



眼下に古い街を見下ろしながらテクテク坂を下る。

 坂を下るとアラブ風の店が並ぶ商店街に出た。
扱っている商品がほぼモロッコの商店街で見たものと同じ。

疲れたわね~。お茶にしましょ。



ミントティーとモロッコでも食べた甘~いお菓子を頼む。
ミントティーが体に沁みる。この日は気温31度、暑かった。

 この後はまたカテドラル周辺に戻り、夕飯を食べる事にした。

娘はどの国に行っても自分が納得したレストランでないと入らない。
 ピザ、パスタも美味しいらしいので入ろうとしたが、どうもローカルな味でないと納得できない様子。

 ではまたバルで食べようということになり、老舗バルに入った。
 私達はほとんど飲まないのでジュースを注文。 
店にとってはロクな客ではないのでしょう。ずっと放っておかれた。
いよいよ料理を注文しようとしたら、8時過ぎでないと料理は無いとの事。
エエ~ッ!!まだ7時半。待てない!!店を変えようとしたらおつまみが出てきた。

オリーブ沢山と、サラミソーセージ。(この時間にもかかわらず、サービス皿が出て驚いた。)
結構おなか一杯になってしまったのでホテルに帰り、持ってきたものを食べてサラッと夕食にした。
 明日は豪華な夕食の予定。

 石の舗道が面白かった。




白黒の玉石で模様をつけているのは珍しい。鳥、花模様、幾何学模様、唐草模様、
何でもある。

この日は18000歩。 だいぶ疲れたけれど明日も忙しい!!
早めに寝なくちゃ!!






コメント (2)
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