気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

お祭り金魚 & 府中郷土の森紫陽花

2016-06-19 13:32:30 | 介護

娘からお誘いがあった。

「12日の お祭りに来ない?」

そして魅力的な言葉を吐いた。 「金魚すくいしようよ」

 

 娘は私の実家に一人で住んでいる。

庭に2平米ぐらいの池があり、そこの金魚が一年前に全て死んでしまった。

金魚とバカにするなかれ!

金魚すくいの金魚がだいたい1、2匹が生き残り、およそ5、6年長生きし、体長も10センチ以上になる。

懐くわけではないけれど、可愛くて、私も大森に行く度に金魚にご挨拶していた。

1年ほど金魚がいないのは寂しかった。

 

近所の神社は春日神社。 旧東海道(東海道より古い道)に沿った所にある古い神社。

2、300メートル位の沿道には、びっしりと店が並ぶ。

 

娘は肩幅が狭く、着物体型だと思うのだが、浴衣も着物も着てくれなくて残念に思っていた。

お祭り?♪♪と聞いて、自宅から私と娘の浴衣2人分を持って出掛けた。

渋々着てくれたが、着れば御機嫌でお祭りを楽しんでいた。

 

金魚すくいの成果デス

金魚すくいのおじさんが、釣った金魚、ぜ~んぶくれた。

「浴衣の効果かな?」  娘が言っていた。・・・・(そうそう、いい事もあるのよ。だからたくさん着てね)

私は小学生のころから金魚すくいが得意だったが、今まで釣った分、全部くれたことはなかった。

ビックリ 二人合わせて15、16匹ぐらいかしら。

ゆうゆう泳ぎ回っていた。

 

      6月19日現在、目視で確認できるのは6匹と報告アリ。  金魚すくいの金魚は弱いです

 

 14日午後の府中郷土の森の紫陽花

未だ蕾も多かったので今日19日あたりが見頃でしょう。

 

 散歩の途中、野菜スタンドに蕗が置いてあり、鰹節と煮たら美味しかった。

八百屋で売っている蕗よりもずっと細かったので、野蕗かもしれないと思い、キャラブキを作ってみた。

 

昆布細切り、酒、醤油、砂糖、みりん。

そして少量の酢、鰹節、はちみつを加えてみた。

ネットで調べた調理法を 2つ3つ組み合わせてみたら美味しくなった。

初めて作ったのですが、皆様こんなものでいいのでしょうか?

 

 

こちらはシソの葉の醤油、酒、みりん漬け。

シソの葉は油断していると全部虫に食われてしまうので、早目に摘み取り、こうしておくと有効に使える。

 

今年はブラックベリーが沢山なったけれど、採り損ねてしまった。残念!

最近の手作りでした。

 

 

 

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8月はおとなしく・・・・・

2015-08-27 23:55:32 | 介護

 すっかりご無沙汰でした。

いつの間にかブログ夏休みとなり、気が付けばもう8月末。

ソロソロとパソコン復帰です。

 

 22日土曜日はわが実家の大草むしり大会。

前日21日から泊まり込み、22日は娘と二人で、手・足・頭完全防備で朝から草むしり。

こんな感じ

 

                   

何と45リットルのポリ袋10袋の成果。 (疲れ果て、綺麗になった写真撮り忘れました!!)

これでも春に植木屋さんに入ってもらったのだけど、いつもは梅雨明けなのに今年は梅雨前の手入れでした。

草は梅雨時と梅雨が明けた時期に一番伸びるのですね。

植木屋さんが入るのが早すぎた!!

草ぼうぼう、自宅の外壁に蔓が這い始め、危ない状況でした。

                  

裏手に茗荷が生えており、沢山収穫。 今日のご褒美です。

ランチに娘が 茗荷とオクラとツナのパスタを作ってくれました。

醤油味のパスタも美味しいですね。

自分が作らないのでなお美味しいのかも。

 

その夜も実家に一泊、次の日23日、夫も加わり、3人で上野の展覧会に。

 

ランチは浅草に出て、夫が今半のすき焼きをご馳走してくれました。

娘と豪勢ね~と喜んでいたらここで夫から重大発表が・・・・・・

秋に会社を辞めるそうです。

実によく働きました。感謝してますよ~

秋からはゆっくり休んで、また新たな生きがいを見つけてね。

 

24日は、又私のカイロプラクティックで、鎌倉へ。

病院時代の友人が一緒にきてくれました。

会うのは1年2か月ぶり。

ラッキーなことに天気が悪く、歩いていても暑くない・・・・

散策しながら喋る、喋る。 

                  

                  寿福寺。 裏手に北条政子の墓があります。

 

英勝寺。 山門は県の重要文化財。

英勝寺の一画にある茶室。 この建物は地区300年ぐらい。

江戸の水戸屋敷から移築したものだそうです。

縁台にすわり、庭の景色を見ながら、お茶を立てて下さった方と一時のお喋りを楽しみます。

こんな時間を持つと、生き返った気分になります。

          

          海蔵寺。

          小さいお寺ですが、庭の手入れが行き届いており、とても清々しい気分になります。

 

大事なお楽しみをあと一つ残して8月も終わりです。

その報告と8月のお芝居はまた後日。

 

 

 

 

 

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久し振りの青空

2015-02-19 23:38:24 | 介護

 

 どこの田舎?って思うでしょ。   でも東京郊外の公園なのです。

ここはいつも散歩に行く府中の郷土の森。

もう半月もすると手前が、一面の菜の花畑になります。

 

 19日、義父のアパートの粗大ごみ収集が午後一番で終わったので、夫と散歩に出発。

今まで、役所に行ったり、片付けたり、たまに家にいてもドヨ~~~ンとしていたり・・・・・

何だか力が無くなってしまったけど、体が歩くのを欲しているのがわかりました。

歩いてみれば楽しい~~

 

              

福寿草は今が盛り。もうすぐ水仙も咲きだします。

 

 元気になったきっかけは、15日の日曜日に、大阪娘 (亡くなった大阪の友人の娘)がやって来た事

以前から泊まりに来る約束があり、今回義父が亡くなった事は知らせていません。

 

家事をサボりにサボっていたので、お掃除が大変。

それまで外食、弁当、お惣菜と、体に悪そうなものばかり買い食いしていたので、夕飯を作る気力を絞り出すのも一苦労。

献立も浮かばないので、少し良いお肉を買ってすき焼きに。

美味しい、美味しいと食べてくれ、私達もつられてバクバク食べて栄養付けました。

そして月曜日。

               

どこの美術館もお休みなので、サントリー美術館へ。

夫が、先日の補修工事のアルバイト料をくれたので、お昼も豪勢よ。

   

豆腐としょうゆ豆            カルバッチョ                野菜の素揚げ

  

玄米ご飯となめこ汁          豚肉の黒酢あえ            杏仁豆腐

ここでも栄養を付けました。

 

仕事の話(大学図書館で司書をしています)、家庭の話(新婚さんです)、姉妹の話。

若い人の話は生き生きしていて、私には珍しい話題も多く、楽しかったわ~~。

次の日彼女は仕事なので、午後にお別れ。

活気をもらいました。

 

・・・・・毎日飲んでます。

前回、つい重い話を書いてしまい、ビックリされた方も多かったのでは?

 

でもマイナス面があれば必ずプラスもあり、今回はプラス面も少々。

 

 実母は湘南にある父の墓参りによく行ってました。

母が認知症になる3年前、私は横浜に転勤となり、墓参りにきた母と落ち合い、お洒落なテラスのある喫茶店で

よくお茶したものです。

母はパンプスを履き、おしゃれなワンピースやスーツを着て楽しそう。

心がほんわかする良い思い出です。

ある程度自由に職場を抜け出すことができたので、この3年間は親孝行したなぁと今でも思います。

 

 義父の借金が、私達の30代半ばに発覚、夫は始末に追われ病気にもなり、わが家にも負担が・・・・・・

2、3年後義父の自宅を売り、ほとんど完済したけれど、

自分達が普通に暮らしていても、思いがけない事に巻き込まれることがあるのを自覚し、私もしっかり働こうと決意。

中小企業に社員で入社。その後、夜インテリアの学校に通い資格を取り、デパートに転職。

そこで役職も得て、そこそこ出世。

時代も今ほど労働力使い捨ての時代でなく、意欲があれば何とかなるというラッキーな時期に恵まれました。

大変な生活で家族に迷惑もかけたけれど、熱中できる仕事を見つけ、お洒落もでき、お金を得る面白さを知り、

人生がいっそう豊かなものになりました。

病気で57歳の時に仕事はあきらめましたが、

義父の借金が無ければ、ここまで頑張って、社会に出る事はしなかったかもしれません。

主婦としてはダメダメでしたが、自分の意志を通す仕事が性に合っていたのでしょう。

面白くて変化に富む人生となりました。

その意味では少々抵抗があるけど、義父に感謝です。

 

今は一段落したと思えるようになってきました。

まだまだ体力気力があるので、新しい生活をめざします。

これから何でも挑戦できるのですね 挑戦している時の活力が大好きです。

 

    ここぞとばかり、自分の事を吐き出しています。

    ブログに書いているうちに、いろいろな事が整理できてきました。

    皆様、読んでくださって有難うございます。

    

    なかなか皆様のブログに伺えませんが、もう少し落ち着いたら、伺いますね。

 

  

 

 

 

 

 

 

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手すり撤去

2015-02-15 01:07:39 | 介護

             

                       

 義父のアパートは現状復帰して返さねばいけない。

11日、手すり撤去のため  職人さんが来てくれた。・・・・・娘だけれど 

自慢の新しい電動ドリルを駆使し、いい金額のバイト料を受け取っていた。

この職人さん、腕が良く、手際よく手すりを外すけど、穴埋めなどの補修工事はしない。 

 

 そこで、 土曜日、私登場。

玄関、風呂場入り口、トイレ入り口、リビングにブツブツ空いたビス穴と 壁紙の補修を、

見事な技術と手際の良さで、一見してもわからないぐらいに補修してきた。(エヘン

久し振りに役に立った建築の知識・・・・・と言うほどの事もないけれど、

久々の現場、ちょっと嬉しい。

でも、建築士が工事したのに、バイト料は無いらしい。今後に期待かしら?

まぁ、楽しかったからいいわ。

元気でました

 

 

 結構、ボロボロ状態です。

 

 さすがに2年間に親3人見送るのはきつい!!

それも、3人とも病院ではなく、目の前で看取ったため、悔いはないけれど、

何とも言えない思いが残り、脱却するには時間がかかりそうだ。

 

 実母の認知症がわかり、実家に通い始めたのが15年前、

その後母は腎臓ガンで入退院、そして脳溢血で体が不自由になり・・・・・

その頃私は自分の病気で数回入院し、最後の大きな手術を控えていた。

妹と交互に実家に泊まり込んだが、いつまでも続くはずもなく、

6年半前に私の近くの老人ホームに入ってもらい、週2、3回通った。

 

 そして母は一昨年の1月に亡くなり、その年の夏に義両親を近所に引き取り、

義母をアパートで看取った。

残された義父は上手く歩けない状態。

これからどうなるだろうと不安がいっぱいの中の介護だったが、

だんだん歩けるようになり、髪も黒々と若返ってきた。

そして突然の死。

92才の誕生日前日だった。

3日に亡くなり葬儀は8日。花に囲まれた家族葬で見送った。

 

義母は浪費家で性格破綻者。義父は借金大魔王。

でも夫は両親の最後を見捨てなかった。

多大な迷惑をこうむってきた我が夫婦だが、

義両親の終末は幸せなものだったと自信を持って言える。

矛盾しているようだが、悪い事をしても(犯罪ではないけれど) 幸せな老後が待っている事もある。

 

 

 やっと肩の荷が下りたと思う間もなく、ドドーンと疲れが襲ってきた。

 

 介護中は、イライラする事や、怒りっぽくなっている自分に気が付き、

鬱々となる事もあった。

でも、今はもう終わりなのよと、毎日自分に言い聞かせ、

次の生活を探っている状態。

 

親の老後ではなく、ようやく、私達夫婦の老後を考える時がやってきたようです。

 

   

 

 

 

 

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突然のお別れ

2015-02-05 15:41:28 | 介護

  義父が天国に旅立ちました。

 

原因は脳出血、眠るように安らかな最後の顔でした。

もう息はありませんでしたが、救急車が来るまで、ずっと頭を抱いて、話しかけていました。

 

一人の時に亡くなったので警察が来ましたが、

刑事さんの 「介護を尽くしてらしたので、家族皆に看取られて亡くなったのと同じです。

         幸せな最後でした」  と言う言葉に救われました。

刑事さんは様々な死を見ているので、こんな優しい言葉が出てくるのでしょうね。

 

前日、一緒に昼食を食べた時は、混ぜご飯が美味しいと喜んでくれました。

そして、「かつ丼しばらく食べていないなぁ」 とか 「かんぴょう巻が食べたい」 とか、元気いっぱいでした。

 

100歳までは生きると思っていたので、あまりにあっけない幕切れに驚いています。

ショックではありますが、最後まで人生を楽しんでいた事を思うと、

近所に引き取って良かったとつくづく思います。

安らかに見送ります。

 

    しばらくコメント欄を閉じますが、またの再開まで 皆さまお元気でね。

 

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義父の食欲 ・ バックダンサーに抜擢!?

2014-11-21 13:21:50 | 介護

 秋ですね~。

義父の食欲が増しています。

 昨日の昼食は炊き立てごはんの親子丼、高野豆腐の煮物、大根薄切りの箸休め。

親子丼に季節の茸も入れました。

 

 土曜日は私が作った弁当を持ち、夜、ヘルパーさんが作ってくれる夕食の材料を持って、夫が義父の所に行きます。

夫には言いやすいのでしょうね。

「モツの煮込みが食べたい」と。

私が留守だったので、夫はスーパーでモツの味付パックを買い、家に帰って野菜と煮込んで出しら、

「モツの煮込みだけ食べたかった」 と言われたそうです

先々週は、テレビ通販で、馬刺しを買っていました。

毎月、夫が床屋に連れて行くのですが、スーパーで好きなお弁当買ってあげてと頼んだら、

ウナギの長焼一本買ったそうです。

私は、かんぴょう巻が(すぐに)食べたいと言われ、コンビニやスーパーを探し回りました。

朝7時すぎ、興奮状態の義父からの電話で、夕飯に頼んでいる〇〇〇の弁当がまずいと、言われた時には、

珍しく頭に来てしまいました

何?私に何もかも作れって?好きなものしか食べたくないって?

 

 昨年は外出が車椅子だったのに、最近は家の中では杖も付かずに動いています。

これは、叱咤激励もありますが、単に栄養状態が良くなったせいもあるのでしょうね~

元気な事は嬉しいのですが、91才の食欲は留まるところがありません。

本人はしたたかで、決して元気とは言わず、「まあ何とか生きています」と言いますが、とんでもない夫より元気です。

 

   解決法・・・・定期的に私の行かない曜日を決め、その日は自分でコンビニに買いに行ったりと、本人の自由にしました。

           面倒な事はやらない方なので、いつまで続くかしら?

           元気な義父に振り回されないようにしようっと

 

 今年初めから、月2回、太極拳を習っています。

スポーツを習うって、結婚してから初めて

きつくもなく和やかに、たどたどしく、楽しんでいるのですが、先生が船で世界一周に行ってしまったので、6月からはお休み。

11月から再開しました。

2月に、いろいろな地域からの団体が集まって、発表会があるそうです。

右腕が上がらず、多分見劣りするだろうけど、参加する事にしました。

剣を振る人達の後ろで、手足を動かします。4分間のバックダンサーよ

どうなることやら 

 

最近の着物

   

                         立川G店で買ったこの絞りの羽織はふわふわでとても暖かい。9年ぶりに着た。                        

   

アンティークの小紋             青の大島はよく着ている。 両方とも立川G店で。

帯留めは大好きなジョージ・ジャンセンのブローチ

 

 そうそう、11月初めに、国立 「お芋」 で食事会をしました。

市の月1回の習い事が5年続き、解散することにしたので、そのお別れ会。

名前は忘れましたが、御殿菊の種類が大好きだそうで、今が盛りでした。

お料理は季節の物ばかり。

贅沢な時間でした。

 

   土曜日から旅行に行きます。コメントの返事が遅れますので、ご了解くださいネ。

 

 

 

 

 

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明日から旅行

2014-09-19 19:29:39 | 介護

23日まで出かけてきます。

明日朝と思っていたら・・・・・今から出発ですって!!

 

今日は義父さんの所で留守中の準備。

何かあったらここに電話してとか、ヘルパーさんにメモ書いたり、

ヘルパーさんが作る夕食の材料の準備とか・・・・・

カレンダーにいろいろ書きこんだり・・・・・

 

最後に「お義父さん、何事もないように、元気でね。転ばないでね。」

と言ったら 「多分なんにもありませんよ。行ってらっしゃい」 と送り出してくれました。

 

コメント欄は閉じておきますね。

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義母一周忌 義父元気

2014-09-17 10:49:43 | 介護

 9月14日は義母の一周忌。

小平霊園に義父と夫の兄弟と、その家族9名が集まりました。

夫は男4人兄弟の長男、末っ子の4男夫婦が体調を悪くして欠席、私の娘も風邪が長引き欠席。

 

   

数日続いた雨もスッキリ上がり、絶好の法事日和・・・・というより暑かった~

次の週はお彼岸なので、一週間前にお墓参りをする人が多いのか、霊園入り口は大混雑でした。

       

お坊さんを待つ義父。

髪の毛黒いでしょ?去年は真っ白でした。

四十九日の時は杖にすがり、人にすがり、ようようお墓までたどり着いていましたが、

今年はスイスイ歩いています。

 

 無事法要も終わり、帰りがけにお坊さんが 「お父さん元気ですね。100歳までは大丈夫ですね。」と・・・・・

今91才。あと9年かぁ。私70代半ばになるわ。実母、義母と介護が続き、3人目が一番長くなりそう。

今の義父は嫌いではないけれど、これからの自分の体力気力を考えると、少しゾッとします。

とにかく最後の最後まで元気でいて欲しいものです。

 

 その後和食屋さんで、精進落としの食事会。

元気に歩くのを見て、また髪が黒くなったのを見て、弟夫婦が私にとても感謝してくれました。

実際には何の援助が無くても、感謝の言葉はとても嬉しいし、励みになる。

ところが・・・・・弟の一人は数か月に一遍しか来ないくせに、自分も介護しているような口ぶり、

今まで私には一度も感謝の言葉がない。

リップサービスぐらいしたら?あなたの親でしょ?と言いたくなる。

周囲の理解がないという事は、介護をなさっている方からは良く聞く話ですが、悔しさがよくわかる~~

次にあんなこと言われたら、こんな風に返答しようと、怒りに燃えている自分がいました。

 

昨日地震のあと、義父の所に行きました。

良い方の弟のお嫁さんが 「地震は大丈夫でしたか?」 と義父に電話をしてくれたらしくて、ご機嫌がいい。

ご機嫌な顔を見ると、「まっ いいか」 と少し気持ちが和みました。

 

 

 

 

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諦めない男  & キッチン・ボンのボルシチ

2014-07-03 23:37:55 | 介護

 6月、義父はぎっくり腰になり、お迎え付きのマッサージにも通わず半月ほどジッと家にいた。

 

私がランチを持っていくと、 (容体を) 聞いて!聞いて!という顔をする。

期待に応えて 「今日はどうですか?」 と聞くと 「いやぁー、まだ痛いんだよね。云々・・・・」 という。

最初の一日目は、確かに痛そうで心配し、いろいろ湿布を貼ったけど、2日目からは普通に動いている。

大丈夫と思ったが、痛みというのは他人に分からないので、様子を見ていた。

ただ、老人のマイナスパワーって凄い。

痛い痛いと言われるとなんだか巻き込まれてしまって、私も6月はローテンションで暮らしていた。

 

 そして6月25日金曜日、事件は起こった!!

 

最近、私は金曜日には義父の所に行かない事にしている。

木曜日にはランチを持って行ったが、その夜、転んで頭を打ったそうだ。

そして金曜日、一人でタクシーを呼び、市立総合病院に行きCTを撮り、またタクシーに乗り、

整形外科の医院で腰のレントゲンを撮り、薬局に行き、その後床屋に行って、歩いて帰ってきたそうだ。(帰りは1時間かかったらしい)

ちなみに医者では、頭も腰も何でもないと言われたそうだ。

健康な私でも疲れるコースですよね

ものすごい行動力!! 自分でできるのね。!! 医者にも行けるのね!! 驚きだった。

 

 そして、数日後、お義父さんと一緒にランチを食べていると、

「歩くのは無理だけど、自転車なら乗れる」 と言い出した。

息子の一人に相談したら、2輪車は無理だけど3輪自転車なら大丈夫と言われたらしい。

無責任なこと言うわよね~

車椅子生活から生還させるのにどんなに大変だったか・・・・・

勿論私は 「ころんで骨折って寝たきりになるからダメ」 と強く反対!!

「自転車に乗るくらいなら、散歩、散歩してください!!

 

お義父さん 「ご意見、考えておきます」  だって。

少し前までぎっくり腰でイタイイタイと言っていたのが嘘みたいに元気 (笑)

怒られても、すぐに諦めない所が凄いです。

 

でも、自転車乗って、どこに行きたいのなぁ? 病院とコンビニ?

 

 

 ボルシチを食べに 

 以前、ボルシチの有名な店に入れなかった話を友人にしたら、絶対に行きたいという。

調理のプロなので、美味しい物を食べたいという意欲は人一倍。

恵比寿のキッチン・ボンに先週行ってきた。

               

 

今までに食べたことのないお味。50年間、変わらない味だと、お店のマダムが教えてくれた。


雨降りの日だった。 明治神宮の菖蒲園は人も少なく、都心なのに山間の清浄な空気を感じた。

 

 着物     

  

           

このうち縞の3枚は自分で縫い、ピンクは汚れ落としの練習用に買った紗。

 

 

 

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郷土の森の紫陽花 & 東京ミッドタウン

2014-06-25 23:45:45 | 介護

 昨日の三鷹市と調布市のヒョウはすごかったですね。

初夏なのに雪国のような景色に驚きました。

一体どうなってるのでしょう。

24日は、ヒョウで大変だったお隣の市にいましたが、土砂降りのみ。

30分後には普通の雨でした。本当に局地的なヒョウだったようです。


梅雨時の楽しみ・・・・紫陽花見物。

以前、日本は梅雨時が一番美しいと、外国人の方が新聞に書いていました。

乾燥したヨーロッパに比べ、しっとりとした景色、濡れて生き生きした緑に別世界のような美しさを感じるのかもしれません。

梅雨時というと、蒸し暑さと ジトジト感ばかりが浮かびますが、

このエッセイを読んでから、梅雨時も嫌な事ばかりではないと少し見直すようになりました。

特に紫陽花の美しさは晴天だと魅力半減、まさに梅雨時の花です。

そして、紫陽花見物に行くのが楽しみとなりました。


でも今年の6月は、なんだか疲れて、お出かけは最小限。

なんの気なしに電話した友人と、急に府中郷土の森に行く事になりました

 

外に出てみると、思いがけないことに出会いますね。刺激を受けます。

郷土の森の手前にある公園の池では 「大賀ハス」 (大賀博士が花を咲かせることに成功した、古代のハス) が満開

これほどの満開を見ることが出来たのは珍しい。 幸せ~ 

あずまやで、持参の梅ジュースを飲みながら休憩とお喋り。

 

 

                          ランチは 郷土の森の手前にある物産館で、地元野菜のサラダうどん

                          お野菜が大量に入っていて美味しい

 

グリーンが目にしみる

 

最後は茶室でお茶を頂いた。

お菓子は、紫陽花餅・・・・最後の2つだった。

私達で終了よ。 ラッキー

 

落ち着いている時にふと出てくる他愛もない会話や、今気になっていることや、介護の事、

心配な事、楽しいこと、次々お喋りして、お互いなんだかスッキリした一日でした。

あちこち寄り道しながら行ったので、

友人が 「ぶらり途中下車の旅」 みたいで楽しかったと 言ってくれました

 

 

 

 東京ミッドタウンの雀 

先週土曜日、友人とミッドタウン、サントリー美術館へ。

友人は色鮮やかな橙色のオシャレワンピース。 そばにいるだけで私の心も浮き立ちます。

今回の催しは 「徒然草」 

吉田兼好の徒然草は高校で習う古典の中で、最も 『そうだそうだ』 とうなづくことが多い古典です。

絵と、文章を見ているうちに、いろいろ思い出し、もう一度読んでみたくなりました。

何百年という時を経ても通じる考察って、あるのですね。 忘れてました。

 

 

ランチを食べたテラス席の向こう側に、オシャレな植木鉢?が・・・・・

時々スズメが飛んできて、タコスを食べてました。

食べ物があるのを知っているようです。 

人間がいても気にしない、4階でも気にしない、貪欲なスズメたちです。

ミッドタウンの裏にある庭園をねぐらにしているのでしょうね。

 

        

そうそう、一階の富士フィルムスクエァで、戦前、戦後に活躍した山岳写真家のミニ写真展がありました。

山の厳しさがひしひしと伝わる写真とコメントに引き込まれます。

今回は第二回、偶然第一回も見ました。

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