(宇奈月温泉にて。 上流には黒部ダムがある)
7月24日 3日目
朝5時半起床、温泉にゆったり浸かり、6時半からホテル主催のミニツァーに参加。
地元の人しか知らないマイナーな所を案内してくれるので、こんなツァーがあるといつも参加する。
宇奈月ダムの上流で暫し待機。
欅平に登るトロッコ電車の、朝の点検車両がゆっくり登っていく。
これを見せたかったのですね。 期待通りのマイナーなツァーにワクワク
崖の下にあるこの穴は? まるで地底探検
雪の深い冬トロッコ電車は休業となるため、ダムで働く人達はこの穴を歩き上流のダムまで行くそうだ。
一番奥のダムだと、ナント6時間もかかる
この歩道は延々と、時には川の下を通り、くねくねと続いている。
所々にある窓から、トロッコ電車の鉄橋を望む。
ここからトロッコ電車が走るのを見るなんて、楽しいでしょうね~
後ろは7時始発のトロッコ電車。
上流のダムや、駅などで働く人たちが乗っているそうだ。
ホテルの人に撮ってもらった記念写真。
なお、私達が立っている山彦橋は、近代土木遺産に指定されている日本で一番古い鉄橋。
ここにも日本一がありましたね~。
宇奈月温泉近くにある宇奈月ダム。
この後宿に帰って朝食、そしてチェックアウト。
トロッコ電車。13両もあって、驚くほど長い。
多くの観光客を載せることが出来ますね。
こちらが展望列車。 小雨模様で寒そうなので、私達はガラス窓のある列車に乗った。
車窓から
宇奈月ダムの発電所。ヨーロッパのお城のイメージだそうだ。
景色に似合ってますね。 遊び心が楽しい。
電車は黒部川に沿って1時間20分、トコトコ走る。
赤い着物を着ている仏岩。 仏像の様な岩が黒部川を見守っている。
川沿いにはダムが2つあり、こちらは出し平ダム。
欅平駅到着
切り立つ山々をV字に刻む黒部川。
この欅平付近の渓谷が一番深い。
駅舎に写真が展示されていた。
欅平の上流に、仙人谷ダムがあり、
仙人谷ダムと黒部第3発電所の建設には多くの苦難があったようだ。
欅平までしか輸送路が無く、その先は崖を削った幅60センチほどの道13キロを、資材を担いで人力で運んだ。
ここでの技術の蓄積が黒四ダム建設に役だったそうだ。
日本人の黙々と努力する真面目さを改めて感じた。
猿飛峡(猿が渡れるほど狭い渓谷)まで行くつもりが、7月初めの雨で通行禁止
深い雪のために、根曲がりの木が多い。
凄い生命力 これだけ押されてもまだ伸びようとする気力
渓谷美をどうぞ
赤い橋はトロッコ電車の走る鉄橋。
山々と水の作り出す景観に見とれる。
つくづく、日本て美しいなぁと感じ、もっともっと旅したいと思った。
この後、駅の上でランチして、宇奈月温泉に戻った。
ぎりぎりで富山に向かう特急に間に合った。
今度はどんな電車かと期待したが、普通の特急だった。 残念
富山では2時間あるので、路面電車に乗り富山市ガラス美術館へ。
(富山市の観光ナビより)
隈健吾氏氏設計。図書館本館なども入った市の複合施設。
金沢に移住した友人が1か月ほど前に行き、大絶賛。
中央吹き抜けから図書館を臨む。
6階には、現代ガラス美術の巨匠と言われる、デイル・チフーリ氏の空間芸術の常設展示がある。
ウットリ~、友人が絶賛した理由がわかった。
建物も作品も充実していた。
富山17時26分発の新幹線で帰宅。
おまけ画像・・・・これは、今人気のダムカードです。
また?と言われそうですが、今夜から旅に出ます。
たぶん夏最後の旅行です。
皆さんへの訪問も出来ず、またコメントの返事も遅れますが、どうぞ宜しく