旅先のため舞洲工場の説明が不十分だったので追加しますね。
近くの公園
噴水
ベンチ
ガウディのグエル公園のベンチみたいです。
東屋
公園にいるだけでウキウキして来ますね。
フンデルトヴァッサーはウィーンの画家であり、自然保護建築でも有名です。
舞浜工場は2001年に建てられたのですが、当時大阪はオリンピック招致に力を注ぎ、
会場となる地に、普通のごみ処理施設は作れない、それでウィーンのごみ処理場を参考にフンデルトヴァッサーに外観を依頼しました。
自然界に直線や同一物が存在しない事から意識的に曲線が採用され、
自然との調和の象徴として多くの緑に囲まれています。
赤は工場内部で燃焼する炎のイメージです。
また柱は全て異なる形状、貼り付けたタイルも同じ色は使われていない。
環境に配慮し、自然との共生を意図しているので、色塗り替えも契約で出来ないそうです。
朽ちるまま・・・・
なお、ごみ処理施設は何十年に一度建て替えるという法律があるそうで、
その場合は外観だけ残し、内部だけ建て替えるそう。
その分頑丈に作ってあります。
タイルはフンデルトヴァッサーの建築に合うようドイツ製ですが、今はもう制作していません。
壮大な夢の世界を堪能してきました。
終始ワクワク♪♪
この工場は建築中から知っており、なかなか行けず完成から22年も経ってしまいました。
身体も、感動する心も元気な今、行かなくちゃ・・・ですよね。
日本での建築を見る前に、2010年にウィーンのフンデルトヴァッサーを見ました。(クリックでオーストリアのブログへ)
何で建物の色が剥げかかっていても補修しないのかと疑問でしたが、
契約で塗り替えが出来ないのですね。
案内の方がとても丁寧に説明して下さったので、長年の疑問が解けました。
追伸 ウィーンの記事へのリンクが上手く行きません。(PCなら大丈夫)2010年10月28日の記事となります。