またもや マイナーでマニアックなお話。
いつもの事ですが、適当にスルーしてね。
9月17日 ここは赤坂
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赤坂ACTシアターの前には若い女性達が続々と詰めかける・・・・・
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久々に劇団☆新感線の公演 「ヴァン! バン! バーン」です。 でもいつもより年齢層が華やか!!
そうでしょうね~ 出演者はジャニーズ系
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写真はないのですが、この他ジャニーズwestの神山智洋、篠井英介。
新感線にジャニーズが出演すると、いつものファン層とは違う、ジャニーズ系の観客が増える。
お目当ての出演者が出てくるとワーワーキャーキャーと、コンサートと間違えてるのか!!と思うぐらい賑やか。
それで客演がジャニーズ系だと無意識に敬遠してしまうこともあったが、今回は皆さん静か。
きっとファンクラブか何かで、静かにというお達しがあったのね。
おかげでしっかり堪能できました。
2016年夏秋の 劇団☆新感線のグラインドミュージカル。宮藤官九郎が暴れ描くはヴァンパイア生田斗真。
ゴシックロマンな恋の執念、千年続く思いは愛しい君に届くのか?
これがチラシの内容紹介。全く何が何だかわからないですね。
まだ公演中なので詳しくは書けませんが、姫とエイリアンとヴァンパイアのお話し。
斗真君は、愛する姫を探し続けるビジュアル系バンドのヴォーカル。
これが何とも言えず美しい。歌がうまく、ダンスもキレがありのびやか。
ファンになってしまいました。
パンフレットも買って舞台を思い出しています。 パンフを買ったのは「バラとサムライ」以来。
一言で感想を言うなら、開放感かなぁ。
ハチャメチャな内容で、時に可笑しく、でも主人公の切ない愛が伝わる。
美男美女が(小池栄子は新感線で何度も見ているが、吹っ切れていてとても上手)歌い踊り暴れるのはとても魅力的で美しい。
そして、華やかなスターたちの舞台を下から支え、破天荒なストーリーに可笑しみと厚みを加えるのがベテラン劇団員たち。
橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、そのほかおなじみ劇団員たちが、ひねくれ者、裏切り者のお定まりの役柄をこなす。
最近は歌舞伎や文楽など古典芸能中心に見ており、磨き抜かれた芸を堪能する機会が多かったけれど、
若さ爆発の舞台は見ていて無条件に楽しい。
新感線はこれでなくっちゃ。
ちなみに宮藤官九郎は劇団☆新感線に 今回のも含めて5本脚本を書いている。
なんとなく乗り切れないというか、イマイチの舞台が 「犬顔家の一族の陰謀」「蜉蝣峠」 (私見なのでご容赦を)
それなりに面白かったけど、ストーリーが込み入っていて思い出し辛いのが 「ラストフラワーズ」
感動的だったのが「メタル・マクベス」
これは出演者が豪華だった。内野聖陽、松たかこ、森山未來、北村有起哉・・・・
さらに東京千秋楽だったので、アンコールの時に
恒例おせんべい投げそして、ヘビメタバンドで出演していた人たちの、ロックコンサートがあった。
今回の「ヴァン!バン!バーン!」 は私の中で「メタル・マクベス」の次にランクする面白さ。
もう一度見たいぐらいです。
5歳若返りました。
芝居の休憩中に外に出たら、祭りばやしで賑やか。
娘が近くまで見に行ったら、山車やひょっとこ踊りに人が集まっていたそうだ。
それでは・・・・と帰りに赤坂氷川神社に寄ってみた。
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都心とは思えぬ、緑濃い神社です。
その後六本木ミッドタウンまで歩き、夕ご飯。
久しぶりに、ボリューム満点の平田牧場のとんかつを食べました。 おなかぎゅうぎゅう。
8月の芝居
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8月18日 納涼歌舞伎第一部。 8月12日 友人が「久しぶりに学生演劇のノリを見た」との感想。
原作を知っていたので面白かった。
9月の芝居
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9月2日 歌舞伎は夜の部。
吉野川は大判事清澄に吉右衛門、息子が染五郎、定高に玉三郎、娘雛鳥が菊之助。
これは見たいと思った。吉右衛門と玉三郎が共にわが子を手にかけ悲嘆にくれる。
何ともやりきれない不条理の世界だが、吉野川をはさんだ舞台が美しく、二人の名演に引き込まれる。
9月8日 文楽は通し狂言「一谷ふたば軍記」夫は一部二部通しで見た。
私は二部のみ鑑賞。二部に有名な 「熊谷陣屋の段」 がある。
歌舞伎では何度も見ている場面だが、 文楽ではもっと濃厚な表現で義太夫にのせて 直実、相模、藤の局気持ちを語る。
友人が歌舞伎より文楽のほうが好きと言っていたが、歌舞伎派の私にも、その気持ちが少しわかった気がする。
マイナーな話なので、コメント欄は閉じますね。
台風が暴れていますが、これ以上にならない事を切に願っています。