気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

築地の帰りにスニーカーで歌舞伎座。 8月の芝居

2018-08-28 01:00:18 | 芝居

  10月から築地市場が移転するので、14日、最後の賑わいを見に行った。

それともう一つ・・・・・食べ歩きもしてみたい!!

食べ歩きと言うか、立ち食いですね。

 

 私たちの世代にはまだまだ立ち食いがお行儀が悪い、恥ずかしいと言う意識があり、

座るベンチがあれば買うが、立ち食いはしない。

でもね~、テレビで美味しそうに食べているのを見ると、一度経験してもいいかな~と。

道路の上でお邪魔でしょうが、これも経験。築地なら恥ずかしくないかも。

地下鉄日比谷線・築地駅を降りると、目の前は伊東忠太設計の築地本願寺。

この内部も面白いのだが、今日の目的は築地よ~と写真を撮るだけ。

 時間は11時。もう取引は終わっているが、築地市場を覗く。

忙しい時間を終えたのんびり感が漂いますね。

小売りが立ち並ぶ築地場外市場へ。

あちこちで見かける台車型モーターカー(正式名称はわかりません)

ヨーロッパ系とアジア系を合わせると、半分以上が外国人かしら?

 

                            

「山長」の卵焼き。一つ目の食べ歩き。冷たいのと温かいのどちら?と聞かれたが暑いので勿論冷たい方。

卵焼きの有名店はほかに「松露」、テリー伊藤の実家の「山武」がある。

 

2つ目は「幸軒」のシュウマイ。5歳児?の握りこぶしほどもある大きなシュウマイ。

80歳ぐらいのおばあちゃんが、「おいしいわね~」と店のおじさんと話しながら食べていた。

少し躊躇したけど、おばあちゃんが美味しいというシュウマイ、食べてみなくっちゃ♪

アツアツで香辛料が効いていて、肉がみっちり詰まっていて美味しかった。

 最後は、串焼き。ウナギ、ホタテ、マグロ、イカなどがあったが、ホタテが4つ刺さった串を食べてみた。

味は美味しいけれど、もっと温かければよかったかな。

 この辺で外で食べるのに疲れてしまった。

道路は狭いし、車や人に気を付けなければならないし、やはり食べ歩きは高齢者向きではない。

その後、海鮮丼を食べるつもりで店も調べてあったが、もうそんなに入らない。

夫が、あのお正月の初マグロ買いで有名な「すしざんまい」を見つけ、好きな物だけチョイス。

(築地場外市場は10月以降も移転しないそうだ。この雰囲気が残るのは嬉しい)

 

さて、帰り道、夫が歌舞伎座に寄りたいと言う。

歌舞伎座の前に来て、ハッと気が付いた。

グッドアイディア

そうよ、その手があったのよ夫の思い付きに拍手

今月8月納涼歌舞伎は、第2部が幸四郎と猿之助が出演する大人気の「東海道中膝栗毛」。

歌舞伎会発売初日に頑張ったけど、3階席が取れなかった。

歌舞伎座には一幕見というシステムがあり、当日並べば、好きな演目だけ見ることが出来る。

1時45分から3時開演の第2部の切符を販売するので40分ほど行列に並んだ。

暑い日だったけれど、それぐらい我慢!!

 

 

         

一幕見は初めての経験。これが一幕見席からの景色。3階席の更に上になる。

座席もあり60席、私達はほとんど最後の108、109番だったので座れないはずが、

1席だけ空いており私が座った(スミマセン、ありがとう)

       

第2部です。

幸四郎と猿之助の膝栗毛は今年3回目。1回目は見逃したが去年の2回目を見て嵌った。

 幸四郎の息子の染五郎と、中車の息子の団子も出演、そのほかに七之助、獅童、中車、右團次と豪華版。

夏のお祭り騒ぎで、最後の宙乗りは2本のレーンに二人づつ、ナント4人の宙乗り。4人は初めて見た。

 閻魔大王(右團次)の前で繰り広げられる鬼達の群舞が楽しい。

特に最後に出てくる小鬼(右團次の息子右近、8歳)の踊りが可愛すぎる。

思いつきだったので双眼鏡も持たず、またスニーカー履きでの歌舞伎座観劇は初めての経験だった。

 

 8月の芝居 

8月7日 「NARUTO」新橋演舞場にて

        

      巳之助のファンなので絶対に行かなくっちゃ。(漫画は全く知らないのだけど)

花道脇の席だったので、臨場感がすごい。

隼人は17歳の時からの舞台を知っており、ほとんど孫の成長を見るような気分。

ますます体の芯が安定し、立ち回りが華麗で大きくスピード感あふれるようになった。

今若手の中で、一番スピード感ある華麗な動きが出来るのは隼人かも知れない。

巳之助はもっと複雑な役が似合う役者と思っているが、これはこれで賑やかでハッピーになるお芝居だった。

愛之助、笑也、猿也などが若手を支え、

ベテラン勢もそれぞれが独自の個性を発揮、歌舞伎らしい重厚さを加えていた。

でも若手が主演の新作歌舞伎はなかなか難しい。体力とスピード感が勝負というのは仕方ないのかしら?

楽しんだけど。

 

8月18日 「メタルマクベス」 IHIステージアラウンド東京

初演は 内野聖陽、松たか子、森山未來、北村有起哉で、忘れがたい舞台だった。

私の中では新感線ベストスリーに入る。

勿論、それ以上になるとは期待しておらず、これはこれで、ステージアラウンド独特の舞台を楽しんだ。

 

8月14日 歌舞伎座第一部

   

納涼歌舞伎は大人気。第1部は3階A席で見た。

「花魁草」は安政の大地震のどさくさに知り合った扇雀の元花魁と 獅童の元役者の恋物語。

2人は栃木で暮らすが、役者に戻る機会を得た獅童のために、扇雀はひっそりと身を引く。

原作は北條秀司。

2人とも情感あふれる芝居で、お互いを思いやるしんみりとした気持ちが伝わった。

最後に役者として成功した獅童を橋の上から見守る扇雀、しみじみ良い場面と思った。

        

暑い日でした!

 

 

 

 

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チョコチョコお出かけ

2018-08-25 00:52:49 | 散策

 8月初旬から中旬、私には珍しく、5日間とか、3日間家にいました。

外出しないと気分が下がりますね~。

座っていることが多かったので膝まで痛くなってしまい、これはまずいとチョコチョコ出かける事にしました。

 

まずは17日一人でサントリー美術館「琉球・美の宝庫」へ。

 紅型の着物の出品は思ったより少なく残念でしたが、沖縄の伝統漆器の展示の量が多く充実していました。

あの過酷な沖縄戦をこれらの品々が燃えもせずどのようにして残ったのかが、気になりましたが、どこにも説明ナシでした。

沖縄の博物館ではこのような漆器を数多く見たのですが、東京では見る機会がほとんどありませんね。

沖縄文化の奥深さを紹介する意味では、とても良い展覧会でした。

サントリー美術案のある東京ミッドタウンには富士フィルムのショールームがあり、写真展がいつも3つほど開かれています。

これを見るのも楽しみ♪

可動橋の写真、上は勝鬨橋、下は長浜大橋。

気分がスカッとします。

 

そして19日は「ねぶた祭り」へ


フフッ、東北に行ったわけではないのよ。

近場の立川羽衣ねぶた祭です。

本物を体験した方には物足りないと思いますが、アットホームで、近所の方達が楽しむという、いい感じのお祭りです。

今回20回目、青森県の黒石ねぶたの人形が登場です。

ビール片手に見物。



こちらは羽衣町の特製金魚ねぶた。

足元に10尾ぐらいの子供を引っ張っていて、とても可愛い。子供たちに大人気。

        

ノンビリ夫と見ていたら、町内会のおじさんからこんな手ぬぐいを貰いました。

 

 紅型のバック 

        

7月末に小金井の農工大の紅型染ワークショップに参加。

色の作り方から手取り足取り教えて頂き、楽しかった~。

色を指すだけなのですが、なるべく沖縄紅型のように派手派手を心掛け、家で2週間後、洗って糊を落としました。

我ながら会心の出来

 

 築地と芝居の話を書こうとしましたが、たどり着かなかった

また次回に。

 








 

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アートアクアリウム & 甲州街道だらだら歩き・2 関野宿

2018-08-06 11:44:59 | 甲州街道だらだら歩き

今年のブルーベリー。 暑かったのが良かったらしく豊作

でもジャムにすると一瓶にしかならないので、ヨーグルトに入れ、毎日食べている。

                       

友人から桃を送っていただいた。見るからにみずみずしく、甘い

毎日いただいてます。ありがとうございます。

 

 日本橋三井ホール コレド室町1へ 

 8月1日は久しぶりに友人と都心へお出かけ。

コレド室町1で開かれている「アートアクリウム 2018 江戸・金魚の涼」はいかが?とお誘いがあった。

12時半待ち合わせ、ランチは地下のアナゴ専門店で アナゴちらし寿司。

アナゴ専門店は初めて入ったけれど、ウナギほど脂っこくなく、美味しいのです。

会場は、若い人達が多く、浴衣姿のカップルも多数。

外人さんの姿も多く、ゆらゆら泳ぐ金魚を楽しんでました。

照明の色で雰囲気が変わる。

江戸切子の鉢で泳ぐ金魚。珍しい種類だと思うけれど、少しグロテスク。

江戸切子のグサッとしたカットが大好きで、このタイプの古いグラスを持っている。

金魚の衝立。

会場の雰囲気を写したかったが、照明が暗く、撮影失敗。

 

ビルの地下でアイスとジュース。 アイスには金魚のゼリーが入っていた。 可愛い~~

9月24日まで日本橋近辺では、金魚にちなんだイベントが数多く行われている。

(スイーツ&バル散歩、森の風鈴小道、金魚大提灯参道。金魚すくいグランプリ、などなど。)

無料巡回バスもあります。

でも・・・・私達は酷暑の外には出ず、このビルの中だけで楽しみました。

熱中症が怖い

 

友人の浴衣も素敵 初おろしだそうです。

                           

                          私の帯は金魚模様。

            

 8月3日 ミニミニオフ会 

 3日、だんだんさんと、tonaさんと三人で立川でオフ会というか、お喋り会。

だんだんさんとは1年8か月ぶり、tonaさんとは新年会以来なので8か月ぶり。

最近、家ばかりいるので少々人恋しくなり、お近くのお二人をお誘いしました。

場所はパレスホテルのビュッフェ、イル・ペペ。

ここは席が広々しており、ビュッフェ終了の3時までは食べながら飲みながらノンビリ~。

お二人とも暑い暑いと言われてましたが、毎日お出かけのご様子。

だんだんさんはナント前日御嶽山でレンゲショウマを見てらしたそうで、まぁ皆さんタフ

話題は近況、本の話、映画の話などなど、12時半から3時ぐらいまでの短い逢瀬でしたが、

何かと刺激を受けた時間でした。

 

 7月1日 甲州街道だらだら歩き その2 関野宿 

 甲州街道歩きは、相模湖から下諏訪までは友人と行き、日本橋から相模湖までは夫と行く事にした。

夫の方は「夫と甲州街道歩き」とタイトルを変更した。

今回は友人と2回目。

7月1日だったので、ずいぶんと日が経ってしまった。遅ればせながらの報告です。

 

 JR中央本線 藤野駅を10時15分出発。

まず、駅を降りた途端、迷ってしまった。

駅前の階段道を降りるとあるのだが・・・・なぜか通行止めの立看板が出ている

 

ほかの階段を探してよそのお宅に入ってしまったり、全く違う道に出てしまったりで迷う事30分。

最初の立て看板の道が正解と分かった。 

がけ崩れが補強してあり、鉄骨の足場をよけながら階段を降りる。

全くわかりずらい。

 

藤野付近は芸術家が沢山住んでいる。このアートは中央高速道からいいつも見えている。

 

この日は暑かった。

仲間がパインの缶詰を凍らせて持ってきてくれた。おいしい~、何と気が利くのでしょう。

 

 

田舎道を歩き、、道しるべに出会う。

東海道のように案内板がある訳ではないので、いつも案内書とにらめっこ。

 

関野宿本陣跡にて

関野宿の家数は130軒、本陣1、旅籠3軒だったという。宿並みは明治22年と、その後の大火で焼失。

この近くの宿、小原宿は明治22年、吉野宿は明治29年と軒並み大火で焼失している。

この辺には乾燥した風が吹くのか?建物が密集していたのか?宿場全体が燃えるという事が良くある事なのか?

よくわからない。

 

 

 

ユリの季節だった。

相模川

船守寺・・・・当地出身の弥三郎が伊東で漁師となり、日蓮上人をまな板岩の流罪から救い出した。

弥三郎の分骨された遺骨が祀られている。

諏訪神社。 境内が広い。

歩き始めて2時間ほどなのに、迷いながら、道を確かめながらなので とても疲れた。

ベンチがあったので、諏訪神社でお菓子を食べたり飲んだりで30分以上休憩。

ついお喋り女子会になりそうだったので出発

 

 

旧甲州街道の碑                疱瘡神社・・・疱瘡の神を祀っている珍しい神社。

 

種痘により疱瘡が根絶するまでは、疱瘡神への信仰は篤かった。

 

この疱瘡時神社の裏手には塚場の一里塚があった。日本橋より18里目。

一見、土が盛られただけに見えるが、この上にカヤの木が植えられていたそうだ。

 

昼食は桔梗屋レストラン。仲間の一人がここを知っていて、案内してくれた。

 

けんちん汁とサラダは自由。          から揚げの入った冷やし蕎麦

 

お馴染みの桔梗信玄餅の入ったあんみつ。         桔梗信玄餅アイス。

 

この日の歩きは 無理しないという事で3時間。

お土産は、ここいらの名物・酒饅頭でした。

 

 

 





 

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