(世界遺産 シドニー オペラハウス)
今回の旅行の目的は2つ。
息子の結婚パーティーに家族で参加する事!
もう一つは世界最大の一枚岩『エアーズロックに』登る事。
エアーズロックはオーストラリアのほぼ中央にあり、2019年10月登頂禁止となります。(詳しくは後ほど)
オーストラリアに行くのなら世界最大の聖地と言われるエアーズロックに行ってみたくなりますよね。
そのため今回の荷物は大変な事に!
パーティ参加の衣服と履物(娘の分も)、夫のスーツと靴、エアーズロックのためのパンツとトレッキングシューズ、更にお土産。
そして夫婦で行くので二人分の着替え!!
いつもの海外旅行はメモしたリストの沿って用意すればよいけど、今回は忘れ物しないように10日ほど前から準備。
行く前に疲れました~。
9月13日から22日までの10日間の旅行でしたが、夜発、夜帰国なので正味8日間です。
オーストラリア1日目から8日目までの報告、いつものごとく文章少なめ、写真中心でご覧ください
1日目(14日) シドニー散策
9時45分ごろシドニーのセントラル駅から10分ほどのVibe・Hotelに到着。
荷物も多いし様子もわからないので空港からタクシーを利用。
オーストラリアはカード社会、いつも海外では現金で支払うが、今回カードを使ってみた。
結果、チップの額も考えなくて良いので日本人には楽~~ (請求にチップも含まれるシステムだった)
オーストラリア第一歩、スムーズです。
まずはセントラル駅に向かって歩いてみる。
駅前の公園。
ここでカルチャーショック 嘴の黒い大きな鳥が普通に歩いている
鳩もカモメも嘴黒い鳥(アイビス)も混在している
さすがに自然豊かな国です
1901年に開業したセントラル駅のコンコースは広々。開放感が気持ちよい。
セントラル駅はシドニーの公共交通機関のかなめの駅。
駅の外観。そして、売店でオーパルカードを手に入れた。
Suicaみたいなものだが、もっと利用価値大。
1日15ドル以上使っても、15ドルまでしか引き落とされない(日本円で1200円)
うろうろ動き回る観光客にはとても便利。
とは言っても、シドニーには切符などが無く、交通機関はオーパルカードしか使えない。
10時半に息子達と待ち合わせランチ
ステーキ、シュニッツエル、フィッシュチップス
中華街にあるパディス・マーケット。中は殆どアジアのマーケット風。
オーストラリアは移民の国なのでこんな場所もあるのね。
帽子を忘れ、ここでいかにもお土産風のコアラの刺繍が入ったキャップを買った。
何と2ドル!!パン一つで5ドルはするのに! まぁそれなりの品です
でも皆に「似合う、似合う」と言われ、いい気になって旅行中ずっとかぶっていた。
中華街の門を抜け、メインストリートのジョージストリート方向へ。そのまま街を散策。
息子によるとシドニーで一番古いパブだそうだ。
なぜか、入り口に見ざる聞かざる言わざるの 三猿が
クイーン・ビクトリア・ビルディング
1898年にマーケットとして建てられ大改修後、今はショッピングセンターとなっている。
ビルの前にはワンちゃんの銅像。 何とビクトリア女王のペットだそう。
イギリス統治時代の空気を感じますね。
1788年、英国からやってきた移民船団がシドニーハーバーに入港この地を英国領と宣言、
なのでシドニーにはイギリスにちなんだ地名や通りの名前が数多く残されている。
豪華な内部。吊り時計が有名。
繊細なステンドグラス
こちらはストランド・アーケード。
1891年オープン。ビクトリア時代の建築様式を伝える見ごたえある商店街。
木製のエレベーターが今も現役で、勿論乗ってみた。
シドニーで、こんなに数多くの19世紀の建物にお目にかかれるとは思っていなかった。
もっと無味乾燥な建物を想像していたが、シドニー素敵です
シティ シドニーのオフィス街。
現代的な高層ビルや所々に古いビクトリア朝の建物も残る。
これは中央郵便局。
娘が持ってきた360度カメラを初めてこの広場で活用。
ぐるぐる回って建物や人が全部入り面白い写真が撮れるけど、ここでお見せ出来ないのが残念!!
いよいよ歩いてオペラハウス向かう。
サーキュラー・キー駅を過ぎハーバーブリッジを左に眺めながらテクテク歩く。
船の行き来する海岸沿いの景色が素晴らしい。
自然の海と人工の建物、桟橋、橋、船と様々なものがミックスされ、世界で最も美しい海の景色の一つかもしれない。
オペラハウスが迫ってきた。(詳しい説明はクリックしてね)
当時無名だったヨーン・ウォッツンの設計。1959年から1973年まで14年を費やして完成した。
設計の複雑さから難航を重ね、ウォッツンは途中で責任者を降りた。経費も当初予算の14倍以上かかったそうだ。
2007年世界遺産に指定。
この建物については今まで解説や写真を読んだり見たりしてきたが、イマイチ素晴らしさがピンとこなかった
でも、現実に目の前で見ると、突端に建つ白い建物は何にも替え難く、これでなくてはと思わせる迫力があった。
写真で見る限り、とっぴな建物にしか見えないが、実物には海と空を従えるような圧倒的な王者の風格がある。
シドニーのランドマークと言われているのが良くわかった。
これを見るだけでもシドニーに行く価値はあると思った。
この角度からの写真、窓も、建物もちゃんとあるのがわかりますね~。
日本語ツァーに申し込み、中に入る。
構造は細長いコンクリートのブロックを積み上げて作っている。
内部と外部の床は同じ人造石を使用、一体感を出している。
この人造石は もともとこの地にあった岩から作った物。
見晴らしの良いテラス。ここに出た見学者から思わず ウワァ~!!という声が上がる。
屋根には白いつるつるのタイルと、ざらざらしたタイルの2種類が使われている。
白いタイルは海をキラキラ光らせるために使われたそうだ。
来てみないと分からない事が沢山有りますね~。
夕食
1828年開業の古いバーに案内してもらった。
ピンチョスと、グラタン仕立ての肉に豆のソースをつけてたべる一品(名前は??)
帰りがけにオペラハウスで プロジェクションマッピングを見ることが出来た。
オーストラリアの先住民族アボリジニの絵。
サキュラー・キー駅付近の夜景。
ポーズをとるカモメ
初めての街は要領をつかむのに時間がかかるのだけれど、息子たちに案内され、ご馳走してもらい、
1日目からフルに楽しむことが出来た。
でもオペラハウスあたりで疲れが出て、できる事ならもう一度説明を聞きに行きたいと思いますが、
まぁ無理でしょうね~。
1日目終了