近所の田んぼで
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携帯を変えたら、写真がクッキリ写るようになり、嬉しい♪
下はカモの親子。この時期コガモは大分大きくなってきた。
最近の眺めた本
重たい内容、込み入った内容は この鬱陶しい時期私には無理!!
図書館でつい眺めて楽しい本を選んでしまう。
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「Over60 Fashion Snap」
スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの街のマダムたちの写真集。
ファッションの事、自分の事、若い人に伝えたい事をを載せている素敵な本。
「ファッションの裏にある人生がその人を輝かせている」
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67歳 時が経つのは あっという間
「人生において詩的でいようとする、のはとても大事な事」
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75歳 テキスタイルデザイナー
「世の中の常識などに反発して、いつも面白い事をやろうと努力していたわ」
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78歳 「年をとるという事実を受け入れながら、歳を重ねて行きたいわ」
退職後、水道もないログハウスの暮らしを満喫。
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86歳 50年代に購入したコットンのワンピース。この日は赤いバッグがアクセント。
「楽ではなかったけど豊かな人生を送ってきました。
勤勉である事、前向きであること人には親切で正直であることが私のポリシー」
可愛いおばあちゃんですね。
今の私はコロナの自粛で化粧もせず、毎日同じような普段着生活。
大手を振って外出できるようになったら、お洒落して街を歩きたい
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お洒落は年齢に関係なしと教えてくれる本です。堂々と生きましょう
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「もっと素敵に、美しく」 西村玲子著
若い時から何冊も眺めてきた。
お洒落を追求する姿勢と鉛筆画が素敵で、殺伐とした生活をしていた時も
一陣の風となり、心を癒してくれた。
けれど、自分に酔いしれているように感じる時もあり、手放しで好きとは言えなかった。
この本には年齢を重ねた者の想いが感じられ、以前の本より身近に感じられた。
「おとなのときめきふだん着物」 きくちいま著
いまさんは、ふだん着物を提唱。着物を着れば
「女は若ければいいというものではないと 世に知らしめるチャンス」
そうだ
そうだ
あ~着物が着たくなってきた
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ストリーミング 三谷幸喜作・演出「大地」(クリックで内容紹介)
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ストリーミングとは・・・・説明は何だか難しいので省略。
簡単に言えば、舞台や音楽コンサート、座談会などが生中継される事です。
eプラスで3000円振込み視聴。
12日土曜日12時から。一人で見るのはもったいないので娘もやってきた。
パルコ劇場の開場記念公演は三谷幸喜の3連続公演で幕開け。
その最初が「大地」
この芝居は客席は勿論、演じる側にもソーシャルディスタンスを設けているとの事。
いったいどんな様子なのか興味津々。
写真の様に、各々四角いスパースが設けられ、基本その範囲で演じられ、
時々数人が前面に出て芝居をする。なるほど~
不自然さは全く無い。
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時の権力者の圧政で、映画や演劇、ストリートパフォーマーなどが
演じるのを禁じられ、収容所に閉じ込められている。
エゴをむき出しにしながら、日々の労働、貧しい食事、劣悪な住居に耐えている。
外の世界では一流の者であっても、ここでは対等。
そんなある日、収容者の中で一番若い学生の恋人が同じ収容所にいるのを知った彼らは
学生の恋を成就させるべく一致協力して、収容所所長の前で一芝居を打つ。
芝居に飢えていたいた彼ら、嬉々として演じ、大成功かに見えたのだが・・・・・
最後は、各々の中に在る「生きたい」という欲望と自己犠牲のせめぎあい。
これ以上は上演中なのでパス。
結末は重くるしく、なんで?という思いが消えない。
東日本大震災の後の三谷幸喜の「国民の映画」同様に、
偶然だろうがコロナの重苦しい空気と見事一致する。
バカな指導者の下、収容所に閉じ込められる芸能人たち。
そんな事をして何になる?って思うけれど、為政者には逆らえない。
収容所生活に絶望しながらも、「いつかは?」という希望も捨てきれない。
なので自ら死を選ぶこともできない。
芸達者な人たちの渾身の芝居、関係者ではないが、
もっと多くの人に見てもらいたかったな~
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ストリーミングは生中継なので編集もなく、臨場感がタップリ。
パソコンと繋ぎ、テレビ画面で見たので
役者が思わずクスって笑ってしまう所も見えた。
アップも少なく、引きで舞台を撮っていることが多いので、
同時に演者たちの動きも見えた。
ストリーミング、思ったより良く、演劇を見た満足感に満たされた。
久し振りの感動でした。